1年生3学期人権学習講演会

 本日、1年生を対象に人権学習講演会が実施されました。
 
 講師に水俣病を語り継ぐ会理事 吉永 利夫 様をお迎えし、
「水俣病から差別と偏見を考える」という演題でご講演いただきました。
 


 「公害の原点」と呼ばれる水俣病が公式確認されて62年目。現在も障害や
 差別に苦しまれている方が多くいらっしゃいます。熊本県に居住する私たちに
 とって、水俣病問題について正しい認識を持つことは、欠かすことができません。


 
  1年生は、9月に「ハンセン病社会復帰者によるハンセン病学習」を行い、
 年間を通して人権学習に取り組んできました。
  吉永様もおっしゃっていましたが、差別や偏見を失くすのは難しいこと
 ではなく、一人ひとりの意識だと思います。私たちが正しい知識を身に付け、
 意識を変えていくことが差別や偏見をなくす第一歩です。みなさんも日頃
 より意識してみましょう。