上天草プロジェクト

第1回運営指導委員会

地域との協働による高等学校教育改革推進事業における第1回運営指導委員会が行われました。

参加された委員の方々は、
運営指導委員から、
東海大学九州キャンパス長 荒木朋洋様
熊本ソフトウェア株式会社代表取締役社長 足立國功様
熊本大学熊本創生推進機構地域連携部門 田中尚人様
熊本日日新聞社上天草支局長 大倉 尚隆 様
県教育委員会、上天草高校関係者が参加しました。

今回の協議では、田中様を座長とし、「上天草高校の今後の取組の方向性」について協議を進行していきました。

生徒が「上天草高校を卒業して良かった」と思える未来を委員で共有するために、様々なことを「自分事」として考えました。

高校生が伸ばすべき大切な「3つの力」とは、
【考える力】地方創生の先に何があるかを自分の頭で考える。
【やってみる力】先のことを考えすぎて先に進めない。やってみて失敗することも経験。
【振り返る力】やったことを自分で評価することができる。
この3つの力について、高校生と一緒に協議する必要あるとのご意見をいただきました。

また、高校生自身がこの取組を十分に理解し、中学生に説明できることができれば、自らの達成感を味わい、取組に弾みがつくのではないかというアドバイスをいただきました。
そして、上天草の「中学生が入りたい」「保護者が入れたい」と思うような、上天草高校の魅力化が必要であり、「上天草高校で大学進学」や「地元に就職できる」「上天草高校生を採用して良かった」という声を発信する必要があるとご助言いただきました。


運営指導員の方々からも貴重なご意見をいただきました。
高校生が地域のためとして学習活動を行っているが、どの社会でも通用する技術を習得するための活動であることを理解させると、もっと効果が高くなるという期待感を語られました。
また、大人の都合で生徒振り回していないかを考え、生徒の本当のニーズがどこにあるのかを考えるべきであると、我々職員がきちんと分析・改善を行っていく必要があるとご助言いただきました。
そして、他の高校と連携して取組、上天草高校が発信源である「天草はひとつ」で取り組めるように期待の言葉をいただきました。

まだまだスタートしたばかりのこの教育活動でありますが、地域の方々、各産業界からの大きな期待を感じています。生徒のために上天草高校ができることを捉え、生徒の成長につながる取組を行って行きます。