◆上天草高校の『いま』◆

今津小認知症サポーター養成講座のお手伝い

本日の福祉科。近隣の今津小学校での「認知症サポーター講座」のお手伝いに伺いました。
福祉科の生徒は、7月に認知症サポーター養成講座を受講し、認知症についての正しい理解を学びました。サポーターとして何ができるかなどを考えた生徒たち。新しく認知症サポーター養成講座を受講する小学生たちの補助を行いました。

日頃の学習活動で身につけた知識や技術、コミュニケーション能力を発揮することができるでしょうか。

まずは、認知症についての講義を受けたあと、福祉科による認知症劇「梅さんのもの忘れ」です。

認知症の人や家族を温かく見守る応援者が「認知症サポーター」です。この劇で小学生の皆さんに認知症や支えるサポーターの方々について理解をしてもらいます。

次に、グループワークです。小学生のグループに高校生が入り、小学生の活発な意見を聞き、助言してあげます。小学生のアイデアに高校生のお兄さん、お姉さんたちも感心するばかりでした。

グループワークでまとめられた内容を発表します。小学生の皆さんの素晴らしい発表に拍手が送られます。

最後には、認知症を支援する「目印」として、ブレスレット(オレンジリング)が配られました。

サポーターのなかから地域のリーダーとして、まちづくりの担い手が育つことも期待されます。

福祉科の皆さんも、認知症への支援やサポートを積極的に取り組んでいこうと改めて気を引き締めたかと思います。今回の今津小の皆さんのように、地域で支援できるサポーターが一人でも増えるといいなと思った時間でした。