◆上天草高校の『いま』◆

ランプ寄贈!

 今年度矢部高校林業科学科の皆さんと本校福祉科はOneTeamプロジェクト事業を活用して、ボッチャで使用するランプ作りに取り組みました。

 このたび、その成果としてできあがったランプを中南小学校5年生に寄贈して参りました。

 中南小学校5年生の皆さんとは昨年より、ボッチャを通して交流を深めてきました。

 昨年度の交流では、1人でボールを投げることができない児童をクラスメイトが担任の先生と工夫しながら手伝う場面がありました。

 その様子から生徒達が、「私たちにできることは何か・・・」と考えた時、「パラリンピックでみた、ランプがあればもっと楽しくプレイできるのでは?」と思いついたのが、今回の活動につながりました。

 小学生達はこのランプを活用し、昨年度よりもレベルの高い戦いを見せてくれました。

 ボッチャ大会の数週間前に先にランプだけ寄贈し、大会に向けてクラスで練習をしてもらっていたのですが、5年生同士の息もぴったり合っており、ナイス投球にみんな大喜び!歓声があがると当時に、ボールを転がした児童もにっこり笑顔を見せてくれました。

 

 さらに、ころがったボールがどこに行くか見るために、タブレットを活用してボッチャを楽しんでもらえるよう工夫しました。

 

 会の最後には、「高校生のおかげで、楽しむことができた!」とうれしい感想をいただきました。

 このランプが届くまで、なかなかボールを遠くまでころがすことができず、みんなより少し前からボールをころがすこともあったそうです。しかし、「このランプを活用することでみんなが同じ条件で、戦うことができるようになりました。ありがとうございます。」と担任の先生から感謝の言葉もいただきました。

 

 中南小学校5年生の皆さん、矢部高校林業科学科のみなさんありがとうございました。

 これからも本校福祉科は、だれもが一緒に楽しめるボッチャを体験してもらえるように活動していきたいと思います。

 ご希望の方は、本校までお問い合わせください。