R7キャリアガイダンス

　熊本大学から先生方２名と本校の卒業生２名にお越しいただき、教職の魅力や熊本大学教育学部での学び、入試に関わることなどをお話しいただきました。先生方の模擬講義や先輩方の体験談に、参加した希望者５３名からは「参加して良かった。先生になりたいという気持ちがさらに高まった」などの充実感に満ちた感想が聞かれました。

　お越しいただいた卒業生２名は、今年度の教員採用試験に合格され、来春から教壇に立たれるそうです。目標となる先輩のお話も伺うことでき、大変励みになりました。

〔２年生選択制キャリアガイダンス分科会〕

　県外の国公立大学から講師をお招きし、希望する２つの講義を聴くことで進路意識の高揚を図ることを目的としている取組で、今年度は以下の１３の大学・学部からお越しいただきました。

　　　　　　　　（１）九州大学経済学部

　　　　　　　　（２）九州大学薬学部　　　　　　　　

　　　　　　　　（３）広島大学教育学部

　　　　　　　　（４）福岡教育大学教育学部

　　　　　　　　（５）山口大学人文学部　　　　　　　　

　　　　　　　　（６）山口大学経済学部　　　　　　　　

　　　　　　　　（７）長崎県立大学国際社会学部　　　　　　　　

　　　　　　　　（８）北九州市立大学法学部　　　　　　　　

　　　　　　　　（９）九州工業大学工学部　　　　　　　　

　　　　　　　　（10）宮崎大学農学部　　　　　　　　

　　　　　　　　（11）鹿児島大学工学部　　　　　　　　

　　　　　　　　（12）鹿児島大学理学部

　　　　　　　　（13）佐賀大学医学部

　生徒たちは、日頃聴くことができない大学の先生の講義を合計２時間聴き、大学での研究

とはどのようなものか、しっかり考えるよい機会となりました。

〔１年生進路講演会〕

　２年生と同じ時間帯に、１年生は体育館で２名の講師による進路講演会がありました。

　ベネッセコーポレーションの講師の方からは、入試を見据えて１年生の時期から意識を高く学習に取り組むことの大切さ、肥後銀行人事部の方からは、「社会と企業について」というテーマで仕事をすることの尊さについて話をしていただきました。

　　日時：７月７日（月）放課後開催

　　講師：公正取引委員会事務総局九州事務所　森　浩彰　　様

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　江本　直樹　様

　　演題：「みんなの豊かな暮らしを守ろう！公平・公正な社会の実現とは！？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～模擬授業から見える、公正取引委員会の存在意義～」

　第一高校では、年間５回、希望者を対象に職業人による講話（キャリアガイダンス）を開催しています。今回、第２回目を実施し、公正取引委員会九州事務所より森様、江本様をお迎えし、「公正取引委員会の組織」「市場経済のしくみ」「公正な取引を実現することの意義と重要性」についてお話しいただきました。中学校の社会科や高校の地歴・公民科の授業で習った内容などを含めて分かりやすく説明していただき、生徒たちも自らを取り巻く経済の動きについて理解を深めることができました。模擬授業では、生徒自身も行政機関の現場立ち入りの場面に、審査官として出演し、場を盛り上げてくれました。また、公正取引委員会の職員になるまでのプロセス（経歴）についてもご紹介いただき、生徒が進路を考える上で具体的な将来イメージを持つことができました。生徒からの感想にも「行政機関の役割を知ることができて新鮮だった」「役柄を演じるのは少し恥ずかしかったけど、公正取引委員会の仕事を知ることができた」という声を聞くことができました。

　日時：６月１６日（月）放課後開催

　講師：大阪医科薬科大学法医学教室　中尾　精希　様

　演題：「元科捜研の男が語る　農学部からはじまる研究者のキャリア」

　第一高校では、年間５回、希望者を対象に職業人による講話（キャリアガイダンス）を開催しています。今年度第１回となる今回は、大学で研究者として活躍されている中尾様をお呼びし、「農学部や理学部で学ぶこと」「研究の面白さ、社会との関わり」「研究者のキャリアの多様性」についてお話いただきました。進路を考える高校生に参考になる話ばかりで、多くの生徒から「農学部では農業のことばかり学んでいると思っていたが、多様な研究領域があることを知り驚いた。もっと進路研究をして自分に最適な選択をしたい」という充実感に満ちた感想がきかれました。