一高の四季2014

2014年5月の記事一覧

ネジバナ

 芝生等の背丈の低い草地に生育する小型のラン科の多年草。花が花茎のまわりにらせん状に巻いているのでこの名がついています。花の長さは5ミリ程ですが、ラン科の特徴を備えています。生物準備室前で。

紫陽花

 昨年は5月27日に梅雨入りしましたが、今年はまだ先のようです。校内のアジサイも少しずつ色づいてきました。

コモチマンネングサ

 
 道ばたなどにごく普通に見られる1年草。乾燥に非常に強い多肉植物。葉腋に「むかご」を作って増えていきます。生物第2教室前で。

ムラサキツユクサ

北アメリカ原産。観賞用に栽培されることが多い植物ですが、生物の実験では原形質流動や原形質分離、気孔の観察など重宝する植物です。おしべの毛(写真右)は細胞が一列に並んでおり、顕微鏡で観察しやすいのが特徴です。生物第2教室前で。

ヤマボウシ

山法師。白く花弁のように見えるのは総包片と呼ばれるものでがくが変化したものです。近縁のハナミズキに比べてヤマボウシは清楚な感じがします。売店横で。

テイカカズラ

 式子内親王を愛した藤原定家が、彼女の死後も忘れることができず、定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説に基づいた名がつけられている。ジャスミンに似た芳香が漂っています。テニスコート横で。