一高の四季
2012年
定家葛。筒状になった花弁が5つに裂けてねじれ、プロペラ状に咲きます。体育館南側の石垣や清香館南側の石垣にたくさん垂れ下がっています。
白い5枚の花弁のうち、上3枚が小さく、下2枚が長いという独特の形をしています。本校正門の熊本城石垣で。
山法師。花は中心部に小さい花がたくさん集まっています。白い花弁のように見えるのは総包片とよばれ、葉が変化したものです。白い総苞が白いずきんをかぶった山法師を連想することから付けられています。売店前で。
松葉海蘭。群生して、風にゆらゆら揺れているのがよく見られます。葉の形が松葉、花がウンラン(九州では見られません)に似ているところから、この名がついています。
中心部が花の集まりで、花弁のように見えるのは葉が変化したもので包葉と呼ばれます。花はやっと咲き始めたところです。白梅寮へ向かう坂道で。