学校生活

食農科学科 山都町棚田復興ボランティア

8月21日(日)に食農科学科1年生で山都町棚田復興ボランティアに参加しました。

地域理解と地域貢献を目的に、山都町犬飼地区周辺の井手の清掃活動を地域の方々とともに行いました。

 

地域の方々が草刈り機で草刈りをされたあとに、用水路に落ちた草をフォークですくい上げました。

場所によっては、井手の水が多いところもありましたが、刈り取った草をそのままにすると、井手が詰まってしまうので水に濡れながら作業しました。

井手は通潤用水と呼ばれ、通潤橋から棚田に水を引く重要な役割があります。

水不足で苦労してい白糸台地の人々は、通潤橋や通潤用水のおかげで農業ができるようになりました。

  

通潤用水の途中にはいくつものトンネルがあります。入り口はコンクリですが、中は当時のままです。

通潤用水が造られたのは、今から160年ほど前とお聞きしました。

昔の人たちが手でトンネルを掘った跡がわかり、当時の努力を知ることができました。

 

トンネルの中は真っ暗で、コウモリにも遭遇しました。非日常的な空間でドキドキしました。

矢部高校の校訓は「通潤魂」です。

今回の取組では、この校訓の言葉の意味を感じることができました。

また、地域の方々との会話を楽しみながら取組を行うことができました。

地域の方々、ありがとうございましたにっこり