校長ブログ

23/11/13(33)11月9日(木)

 人吉市スポーツパレスで開催された犬童球渓顕彰音楽祭に行き、本校と南稜高校吹奏楽部の合同演奏を聴いてきました。大勢の中学生と一般のお客様の前で、緊張しつつも楽しそうに発表していました。その後の各中学校の合唱も素晴らしく、大きな学校も小さな学校も関係なく、素晴らしい発表でした。ある中学校の生徒が自校紹介の中で「私たちは本当に音楽を楽しんで歌っています」と話していましたが、一人一人の表情にそれがにじみ出ていました。本当に素晴らしい時間となりました。
 その後、仕事のことで教えていただきたいことがあったので芦北支援学校に行きました。お忙しいなかに、わざわざ時間を割いていただき、丁寧に対応していただきました。話が終わったあと職員トイレをお借りしました。中に入ってびっくりしました。「こんなきれいな職員トイレははじめて!」 トイレ自体は本校と同じくらいに古いのですが、隅から隅まで掃除が行き届いていて、清潔感にあふれていました。トイレを出た後、思わずご対応いただいた職員の方に「ここのトイレ、本当にきれいですね」と言うと、「そうおっしゃっていただくとうれしいです。実はこの方が一所懸命に掃除していただいているのです」と、掃除を担当した方を紹介してくれました。心から感謝の言葉を申し上げました。帰り際、校長先生とご対応いただいた方からなんとお土産をいただきました。地元芦北の産物と芦北支援学校の子供がつくったコースターでした。(私は手ぶら…。) 心遣いの差に恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。(※反省は松下失敗帳に記載済み!)。駐車場から出るときには安全確認までしていただきました。中学生や高校生から心地よい音楽をいただき、芦北支援学校から日常の当たり前や心遣いの大切さを教えられました。自分の成長につなげねば。

犬童球渓顕彰音楽祭午後の部の前

 ▲犬童球渓顕彰音楽祭午後の部の前

芦北支援学校の子どもさんが作ったコースター

 ▲芦北支援学校の子どもさんが作ったコースター