電気科ブログ

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出前授業・電気科2年

 9月13日(火)9時から10時40分まで2年電気科の出前授業が実施されました。

 第一種電気工事士の筆記試験が10月上旬にあり(今年は10月2日)、毎年この時期に九州電気保安協会・人吉事業所のご協力で、出前授業を実施しています。この出前授業は、令和元年から行っており今年で4回目です。生徒達は普段より見たことの無い設備や装置・測定器等を実際に見ることで、高い合格率を上げています。

 今回出前授業をして下さったのは、本校在学中に、この出前授業を受けた園田慧伍さん(令和元年度卒)と、浪崎茂さん(昭和47年度卒)のお二人です。

 生徒達は初めて見る設備や装置・測定器等に興味講義を講義を受けていました。今回第一種電気工事士の筆記試験には、電気科2年生27名、3年生3名が受験します。一人でも多くの生徒が合格してほしいものです。

出前授業の様子

高圧受電設備の説明をする園田さん

2班に分かれて説明をしていただきました

変圧器の説明をされる浪崎さん

測定器の説明の様子

謝辞を述べる愛甲君

電気科・朝課外

 今回は、電気科の資格取得に向けた朝課外の様子を紹介します。

 電気科では、10月2日(日)に第一種電気工事士の筆記試験を2年生27名、3年生3名の30名が受験します。また、1年生19名、2年生9名の28名が10月30日(日)に第二種電気工事士の筆記試験を受験します。

 就職試験と体育大会前で生徒達は忙しい時期ですが、合格できるように真剣に朝課外を受けていました。

電気科2年生による第一種電気工事士の朝課外の様子

電気科1年生による第二種電気工事士の朝課外の様子

 

 

 

One Teamプロジェクト(電気科)

 今年度より球磨人吉地区の県立高校(普通科・工業科・商業科・農業科)が集まり、『和綿の里づくりプロジェクト』を行っています。

 誰かを思いやる『共同精神』、『ハジアイ(支え合い)』、『かちゃあ(助け合い)』を体験しながら地域の活性化につながると良い、と考えています。そのために和綿の種まきから収穫の体験を通して学んだことを生かし、製品のPRや情報(ネットワーク)を活用したPRを行いました。

 今回は、南稜高校12名、球磨工業高校電気科3年の8名、計20名の生徒が暑い中作業をしました。作業は、和綿の『シンドメ』と『草刈り』の2つの作業を行いました。作業前に南稜高校生が、シンドメ作業を行う目的と方法を説明した後、生徒20名による『シンドメ作業』を行いました。その後、草払い機の使用方法や危険防止の説明を受けた後、草刈り機を南稜高校から8台準備していただき、南稜高校の生徒が球磨工業高校の生徒一人一人について指導をしてくれました。球磨工業高校の生徒は初めて草刈り機を使うため、始めはギコチナイ動きでしたが、時間が経つにつれてスムーズな動きになり、めきめきと上達していきました。

 球磨工業高校の生徒達は「初めてシンドメ作業と草払いをしましたが、暑い中での作業で大変でしたが、南稜高校生が優しく丁寧に教えてくれたので楽しく作業ができました」と話してくれました。

今回、参加した生徒達

シンドメの説明をする南稜高校の生徒

説明を受けてシンドメ作業をする球磨工業高校の生徒達

草刈り機の取り扱いと安全対策について説明をする南稜高校の生徒

南稜高校の生徒の指導を受けて作業する球磨工業高校の生徒

最後は一人で草刈り作業ができるまでに上達しました

最後に両校との記念撮影

中学生体験入学(電気科)

 8月9日(月)に令和4年度(2022年度)中学生体験入学が『午前の部』と『午後の部』に分けて実施されました。

 今年は296名の中学生が暑い中、参加してくれました。中学生に説明するのは主に、電気科3年の生徒で、最初は緊張しながら説明をしていましたが、回数を重ねるたびにアドリブがうまくなり熱心な説明に、中学生も真剣に話を聞いてくれてました。

電気科の説明をする生徒のみなさん

電気工事の説明を受ける保護者の皆さん

自立型ロボットを見学する中学生の皆さん

高電圧の測定を見学される保護者の皆さん

発電機の構造について説明をする球磨工生

最後に電気科の説明を受ける中学生の皆さん

電気科1年『親子で学ぶ』

 6月11日(土)10時より本校の視聴覚室において、令和4年度(2022年度)電気科1年『親子で学ぶ』が実施されました。平成29年から始まりましたこの出前授業も、コロナ禍により2年間中止でしたので、今回で第4回目となります。

 この事業は、電気工事業界や電気工事の作業・知識等を学び体験し、生徒は3年間で取得する資格および資格の必要性等について理解することを目的としてます。

 人吉電気工事業協同組合の延岡研一理事長のあいさつの後、電気工事士の実技試験で使用する電線5巻(1巻100m)の寄贈がありました。

 講話・実演・実験では、人吉電気工事業協同組合の青壮年部長の内布光様(電気科34期生)より

  ①『電気』とは?・・・身近に感じてみよう

  ②不点照明の回復

  ③点検口調査の方法

  ④腰道具・胴網の装備体験

  ⑤高所作業車での作業(乗車)体験

が、ありました。体験等を交えての講話でしたので、生徒達や保護者は楽しく受講していました。

 

会場の様子

司会をされる電気科1年保護者の横山さん

今回の講師の皆様(9名)

あいさつをされる人吉電気工事業協同組合の延岡理事長

電線 (1巻100m)5巻の寄贈

『電気とは』と題し講話をされる人吉電気工事業協同組合青壮年部長の内布さん(電気科34期生)

①『電気とは』の講話の中で体験をする生徒

①『電気とは』の体験に保護者も参加されました

①『電気とは』の講話の中で体験をする生徒達

②不点照明の回復の実演

③点検口調査を体験する生徒

④腰道具・胴網の装備体験の様子

⑤高所作業車での乗車体験の様子

⑤高所作業車での乗車体験を保護者もされました

上村教頭の感想および謝辞

最後に電気科1年稲田君による謝辞

 参加した生徒の感想は、電気は目に見えませんないので難しいというイメージでしたが、普段の生活を支える上で必要不可欠なエネルギー。今回、『電気とは』という演題でわかりやすく講話をしていただき、電気のイメージが変わりました。また、いろんな実験を体験させていただき、身近に電気を感じることができました。これから卒業までの3年間でいろんな資格にチャレンジしていきたいと思いました。

 保護者からは、本当にこのような場を設けていただきありがとうございました。普段なかなか触れることがない『電気』についてとても親切にわかりやすく御指導いただきためになりました。また、子どもと一緒に勉強・体験させていただき保護者としても大変勉強になりました。魅力ある科で勉強させていただけることを嬉しく思います。このような機会がありましたら、今後も是非、参加させていただきたいと思います。という感想をいただきました。

 出前授業をしていただいた、人吉電気工事業共同組合青壮年部の皆様には大変御世話になりました。ありがとうございました。