☆食品科学科☆

食品科学科

【本渡校舎】食品科学科の微生物利用の授業では、こんな勉強をします。

微生物利用という科目は2年生から学習します。

加工食品には多くの微生物が利用されています。

例えば、味噌や醤油、ヨーグルトなどですね。

今日は微生物を培養(増殖)するための培地(栄養を含む寒天みたいなもの)を作成しました。

まずは、ガスバーナーを使って水を沸騰させ、培地を溶かしていきます。

※試験管には微生物が生育するための栄養素がたくさん入っています。

 あと寒天。

これを溶かして、シャーレに流し込んでいきます。

冷やして固めていきます。

これだけでは、雑菌の侵入があるため、適正な実験ができません。

そのため、この後オートクレーブ用いシャーレ内を完全滅菌します。

これを使って来週実験をしていきます。

それではまた、次回!!

 

【本渡校舎】ロールケーキ

3年生でロールケーキ製造実習を行いました。

少し技術のいる製菓実習を行いました。

上手くできるかな??

まずは型紙の準備です。なんでも事前準備が必要ですよね。

これから製造工程に入っていきます。

メレンゲを立てていきます。卵黄と砂糖も混ぜ合わせていきます。

卵黄液にメレンゲ、ふるった薄力粉、メレンゲの順に入れていきます。

温めたバターと牛乳を加えてできた生地を型に流し込んでいきます。

180℃のオーブンで焼いて行きます。

焼き上がりもおいしそうですね。

硬めに立てたクリームといちごジャムをのせて、巻いていきます。

ロールが難しいです!!

冷蔵庫で少しねかせて、カットしていきます。

上手にロールできていました!とてもおいしそうですね。

これにコーヒー、紅茶って最高に合いますよね!

【本渡校舎】カスタードシュークリーム

カスタードシュークリームを製造しました

カスタードもシュー生地も全て生徒が作りました

シュー生地は卵の熱凝固性と水蒸気の力で膨脹する力を利用します

実はけっこうコツがあります

まずは油脂と牛乳、水を入れ、火に掛け沸騰させて油脂をとかします

あんまり沸騰時間が長いと水分が飛びすぎますので要注意です

次に、薄力粉をドバッと一気に流し込み混ぜます

粉っけがなくなったら、火に掛け練り込んでいきます

鍋底に薄い膜ができるまで行います

次に、溶き卵を入れていきます

ここまで手早くやることもコツです

卵を入れたら、熱いうちにシュー生地を絞ります

上手に絞れています

焼き上がったものがこちら

この生地にカスタードとホイップクリームを混ぜ合わせたものを

詰めていきます

美味しそうにできたと思います

冷やして食べると更においしいですね

卵の科学的性質、シュー生地が膨脹する原理、シャー生地やカスタードクリーム

を作る技術

色んなことが学べた一日でした

 

 

 

【本渡校舎】食品化学の授業

食品科学科では食品化学という授業を学びます。

食品の栄養素などについて、化学的な目線から学ぶ科目です。

今日はその中で、パン製造と関わりの深いタンパク質「グルテン」の

抽出実験を行いました。

「グルテン」とはどんなタンパク質なのでしょうか。実験してみましょう。

まずは小麦粉に水を加えて団子作っていきます。

できた団子をぬるま湯に少しの間浸しておきます。

お次はそれを流水でもみ洗いしていきます。

でんぷんを洗い流していきます。

この操作を繰り返していくと・・・。

グルテンが出てきます。

これはまだ水分を含んでいますので、「湿グルテン」というものです。

これはパン製造に欠かせない存在のものです。

1年生は夏休みにパンを作ったので、「グルテン」がパンに及ぼす影響を

実感できたのではないかと思います。

 

 

【本渡校舎】ポン酢の製造

少しずつ涼しくなり、季節はもう秋を迎えています。

もうすぐお鍋が恋しい季節になりますね。

そんなわけで、毎年恒例甘夏ポン酢を生徒が製造しました。

市販のポン酢よりも甘夏の風味が効いており、爽やかですよ!

まずは昆布出汁をとります。

次に節類の出汁を取ります。

こんなにたくさんの昆布と節使います。

でもこれもおいしさの秘訣ですね。

この出汁に醤油、みりん、酢を加えて製造していきます。

写真は製品の最終検査をしているところです。真剣な眼差しで

チェックをしています。

このあと、最終殺菌を行い製品としてできあがります。

これらに表のラベル、情報表示ラベルを貼り付ければ製品として

完成です。

湯豆腐に最高ですよ!是非ご賞味ください。