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【理数コース】科学研究(地学班)

5/2(金)から1年生も加わって新たな体制で科学研究がスタートしました。

地学班では地質構造や気象現象などの地学的な現象を実験室内で再現する研究を行っています。

今日は、昨年度の研究を1年生に説明した後で、カルデラを再現する実験を行いました。

カルデラは、火山噴火によって地下のマグマだまりが空洞になり、その上の地盤が陥没して形成される巨大な陥没地形です。熊本県では阿蘇カルデラが有名です。

まず、水風船をちょっとだけ膨らませ、紙皿に穴を空けたものを準備しました。

 

風船を紙皿の穴に差し込んで、マグマだまりの準備ができました。裏から見ると風船を膨らませる部分が出ているのが分かります。

 

風船が隠れるように片栗粉(デンプン)をかけて山をつくり、紙皿の底に出ている風船をハサミで切って、ゆっくり空気を抜くとカルデラのできあがりです。

 

5班に分かれて実験した結果が以下の写真になります。どの結果が一番カルデラに似ているでしょうか?

 

 

カルデラというより噴火口のようになったものもありました。もう少し風船を大きく膨らませた方がよかったのかもしれません。しかし、どの結果もしっかり外輪山ができているので成功です。