転退任式(2023/3/29)
転退任式(2023/3/29)
今年度は17名の先生方が御転出されることとなりました。寂しい別れとなりますが、新天地での活躍を期待します。
先生方のご挨拶のお言葉を紹介します。
大久保先生(英語)
小学校英語で〇△山などといった表記をする場合、〇△(山の名前)の前にMt.とつけるものが不適切というニュースがあった。日本の山は何故「やま」「さん」と読むものがあるのだろうか。「さん」…神様の信仰上の理由。「やま」…それ以外のもの。人生に必要な知識ではないか
もしれないが、なんで、どうしてを広げて、経験や興味を広げてほしい。きっと素敵な人生になる。
古江副校長先生
3年間の勤務、新型コロナウイルスの真っ只中だった。多くの学校行事が中止や延期になった。令和5年度には2類から5類に変わり、感染も収束に向かっていく・・・コロナ前の生き生きとした高校生活が残っていく。是非高校生活をエンジョイしてほしい。
皆さんの可能性は無限大である。自分を信じて、自分の夢の実現に向けて精進してほしい。
小森田教頭先生
東稜高校初任校だった。3年間野球部顧問だった。次年度は部活動も見たいと考えていた。1年で転勤となるのは残念でならない。
終業式の日、2年生の女子が雑巾がけをしてくれていたがその手を止めて、こんにちはと挨拶をしてくれた。昔からそのような生徒がたくさんいた学校だった。県内でも素晴らしい学校だ。挨拶がきちんと出来る伝統などいいところが引き継がれているので大切にしていってほしいと思います。
池辺事務長先生
掃除の入室の元気なあいさつが気持ちよく、挨拶が素敵な生徒の皆さん。桜がとても綺麗な学校である。この学校に誇りをもって「輝く未来 風は東稜から」活躍を期待しています。
高森主幹(国語)
2年間、3年生の国語の授業に携わってきた。夕課外のシーンを思い起こす。総体後、まだざわざわ、フワッとしている。2学期、不安や焦り・卒業アルバム撮影もあり、少しずつ寒くなり、不安な時期がやってくる。また入試に挑戦する人・進路が決まる人が出てくる。11月から少しずつ人は少なくなるが熱気がみなぎってくる。12月、気候は寒いが教室の熱気に熱くなって授業をした。特別講座では諦めずに取り組む様子が見られた。
進路を考えるときに思うこと…出口がすべてではないし入り口も全てではない。ずっとやってきた積み重ねの一つが進路である。本校の生徒はひとりひとりが大事。
濱先生(国語)
朝から遅刻ぎりぎりの生徒に明るく声かけを行ってきた。「課外スルスル・学力マシマシ」効果はどうだったでしょうか・・・?朝早く登校する生徒におぉ!っと驚かされ、心の中で声援を送っていた。大学入試の添削・・・時間がかかるがほぼ毎日朝から持ってくる。その気持ちに応えようと必死に添削してきた。ひたむきに取り組んでいる人には必死に応援したくなります。良い意味での執念深さは周りの人に爽やかな気持ちをおこしてくれる。まずは生活を整えることから始めてみませんか。
林先生(数学)
27期生を担任で持ち上がり、31期生は学年主任を3年間務め、共通テスト一期生としてともに走ってくれた。32期生・33期生、東稜高校生らしく結果を出してくれた学年である。1・2年生は終業式やLHRでの講話くらいになってしまいましたが、先輩方は頑張ってきてくれました。放課後、進路室横の廊下から金峰山を眺めるのが好きだった。冬場の暗い中、振り返ると赤々としている教室、3年生の頑張りはここにあるのだなと感動しながら見ていた。「自律自興・一点突破」です。自分に甘えず、自分を律して目標を高く自分を興す、そして一点突破(進路実現)に向けて全精力をかけていこう。自分で限界を決めず、しっかり高い目標をもって頑張ってもらえば、必ず結果を残すことができる。その姿を9年間見てきました。しっかり頑張ってください。バレー部、元気で明るく楽しんでバレーをする姿を見るだけでリフレッシュできました。充実した9年をありがとうございました。
犬童先生(物理)
今朝の合格通知、”追加合格”の知らせ。こんなに嬉しいことはない。本当に素直で清らかで、頑張り屋さんで個別対策をした先生からも「心が洗われるような生徒」だと言われた。ところで、神頼みをしたことはありますか?神様は見ていなくても日頃の行いは周りの人が見ています。誰かがあなた達を見ている。一番自分の行いを今、自分が見ている。その行いは人に信頼をされる行いですか?自分自身を信じることができる行いですか?神様は救ってくれないかもしれませんが、周りが助けてくれます。自分で自分を信頼できるような日々を送ってください。
堀先生(生物)
東稜5年で異動。19年、ほぼ毎日担任をしてきた。学級通信というタイトルをmove(動き出せ)とつけた。卒業前に「受験勉強をいつ始めたか?」というアンケートに本音で答えてくれたのが多い順に①総体後②3年夏休み③秋・・・④「共通テスト後」が一人くらいいる。moveをしっかりと伝えていかないといけないなと感じた。高校卒業するときの進学就職は全国大会。高校入試は県大会。半年前の準備で間に合いますか?将来の進路目標に向けてできるだけ早く準備を進めてください。
橋口先生
3年間、お世話になりました。自分の中にある信念を紹介したい。「理不尽が人を作る」理不尽なことは人に原因を求めがち。そこで2つ。1つは反省をすること、自分だったらどうするかという反省を内側に向けてほしい。もう1つは怒りは自分の原動力になる。理不尽なことは簡単に消化できないが、SNSでは承認欲求が満たされ、簡単に消化されてしまう。自分も自分に反省の矢印を向け、周りにプラスを与えるように心がけたい。
川端先生
7年勤務しました。後悔のない日々を過ごすように毎日を過ごしてきた。1日1日を大切に過ごして、全力で頑張り、次に会ったときお互い堂々と声をかけられるよう日々を過ごしていきましょう。
山口先生
目標や夢を達成するために「チャンスが巡ったときは、自分で動いてつかみ取ることができるようになってほしい」頑張ってください。
西先生(事務)
人は生きていく間で様々な選択や決断をしないといけません。人生には色々な分岐点があって、選択という作業を繰り返し道を歩んでいる。その選択や決断は果たして正しかったのか?あのときああしておけばよかったという後悔、きっとベストを尽くしても後悔はある。自分がどう向き合ったかが大事。沢山の分岐点、道は切り拓くでもなく敷かれているものでもなく、振り返ったらできているもの。不安なときこそ単語を1つでも覚えたり、数学を1問でも多く解いたりしてください。あとから振り返ったときに着実に道はできています。後悔のないように1つ1つ大切にして頑張ってください。
池田先生
東稜高校では、2016年4月熊本地震があった。図書館の9割以上が落ち、散乱した。手伝いにきた生徒にとても元気をもらった。図書委員さんが「放課後毎日きて、順番に並べますよ」と一緒に並べてくれた。ほぼ毎日3人で半年間続けた。現在、床の工事を行っているが片付けの手伝いをしてくれている。そのような人たちがいる、その気持ちを行動に表すことがとても大人だなと思った。吉本ばななさんは「自分自身がおとなになったときをはっきりと覚えている。他者をほんとうの意味で思いやることができたときだ」と。これでいいやではなくこれがいいという選択ができるように過ごしてほしい。
横山先生
1年間お世話になりました。東稜高校の卒業生、朝課外・授業・夕課外とそんな3年間をみなさんと同じように過ごしてきました。硬式テニス部に所属した。このような形で自分が経験したことと変わらずみなさんが頑張っている姿を懐かしいなと思いながら過ごしました。大好きな東稜高校で勤務することができて楽しかったです。みなさんも頑張ってください。
この他、楠山先生(体育)、西先生(数学)、嶋田先生(事務)も御転出されます。
生徒を代表して、生徒会副会長の松村くんがお別れの言葉を述べました。
「先生方は私たちのために厳しく優しく接してくださり、とても感謝しています。先生方から教わったことを生かしてがんばっていきます。先生たちのご活躍をお祈りしています。」
3年ぶりの【校訓・校歌】
生徒会長稲留くんのかけ声とともに全員で校訓を斉唱し、山本くんのピアノ伴奏で校歌を歌いました。