令和4年度東稜高等学校情報モラル教室(2022/9/15)
9月15日(木)7限目のLHRは、全学年「令和4年度東稜高等学校情報モラル教室」を行いました。
各クラスから代表して風紀委員の生徒がVL教室で講演を聞きました。各教室ではオンライン配信を視聴しました。
講師として、熊本県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課様、熊本学園大学・東海大学・崇城大学のサイバー犯罪学生ボランティア「KC3」の皆様をお迎えし、お話をしていただきました。
・マルウェアについて
ウイルス届出件数…被害数は年々増加傾向878件(2021年)
アカウント乗っ取り、個人情報の漏洩、金銭的な被害がある
▶感染してから対応するのではなく、感染しないことが大切。
Free Wi-Fiでは重要な通信をしない!
怪しいアプリはアンインストールすること、被害にあったと思ったら通信を切断する
・スマートフォンの管理について
自分だけではなく周りの人も被害に遭ってしまう可能性もある。
飲食店・路上・電車等で置き忘れなどでの被害が多い。
・AirDropの利用について
本名で登録している人もいる。AirDropの設定について
「AirDropによる痴漢」という犯罪もある。SNSアカウントを特定される可能性も・・・。
教室でも事例を通して、「文字を通したコミュニケーション」について、誤解がないような表現にすることを考えました。
まとめ「自分の言葉に責任を持つ、相手の気持を考えること、証拠を残すこと、運営会社に削除依頼、学校・警察に相談する。いじめを無くす方法を一緒に考える、文章を送る前に読み返す、顔を合わせたコミュニケーションを大切にする。」
熊本県警察本部サイバー犯罪課の担当の方からは、最近のインターネットを悪用した事件の特徴などについて全国的なお話や熊本県内の状況について話をしていただきました。
携帯電話やスマートフォン等を介したインターネット利用が急速に普及し、本校においてもその利用が拡大しています。社会の情報化が進展する中で、生徒が適切に情報を活用し、情報モラルを身につけることは重要な課題です。ひとりひとりがインターネット利用による犯罪防止に関する理解を深め、情報活用能力の向上に努めましょう。