熊本県立多良木高等学校
ありがとう多良木高校
第99回全国高等学校野球選手権大会熊本大会が先日終了しました。会場入り口には、昨年度から始まった高野連旗に九州の県別で各校の主将が大会や震災復興に向けての思いを寄せ書きしたものが展示されていました。
今回、写真にあるように高野連旗に本校書道部の部長荒木さん(3年)、副部長橋口さん(3年)が文字を揮毫しました。書いた文字は「躍動」「専心」です。言葉は、書道部や3学年の生徒全員に呼びかけ、それぞれから出てきた言葉を、書道部員が話し合いをして決定しました。言葉には震災復興に向けて、球児に向けての願いを込めて書きました。
① 躍動
理由:被災された方々をはじめ県民の皆さんに、元気と勇気そして笑顔が届くように。また、震災前の「熊本県」よりも、更に進化した「熊本県」になるために、球児の元気が復興の原動力になって欲しい。そして、各校の選手が、同じ夢「甲子園」に向かって躍動し、熱いプレーを繰り広げて欲しいという願いから。
② 専心
理由:震災から1年が経ちましたが、「熊本城」をはじめ、震災の爪痕は各地に残っています。復興に向けての道のりを、着実に歩み進んで欲しい。そのためには、県民をはじめ復興を願う方々が、よりよい熊本県になるように、心を一つにすることが必要だと思います。また、各校の高校球児が夢の舞台「甲子園」にむけて心を一つにさせ、同じ方向に進み、取り組んで欲しいという願いから。