【情報会計科】3年課題研究「観光施設の多言語化」に向けて

「観光施設の多言語化に取り組み、上天草市の観光に貢献したい!」という目標を掲げた2名の生徒が課題研究に取り組みました。

9月8日(月)温泉利用受付で使用してもらうコミュニケーションシートを作成し、施設へお届けしてきました。

上天草市内観光施設のHPなどから、上天草市の有名な観光名所は商品やメニューの多言語化が進んでいることがわかります。

しかし、地域の方や日本人が多い施設では、多言語化ができていないこともあります。地元スパタラソ天草さまに「多言語化のお手伝いをしたい」と相談したところ、外国人の方が少しずつ増えてきており、多言語表示の必要性を感じていたということで、今回の取り組みが始まりました。

6月には実際に温泉施設を見て回りました。温泉利用の受付をスムーズに行っていただくための多言語表記を目標として作成を開始しました。

どういったものが使いやすいか、世の中ではどのようにして外国人観光客の方とコミュニケーションを取っているのかを調べ、今回は「指さしコミュニケーション」を活用することにしました。

日本語バージョンで体裁や内容を確認し、それをもとに韓国語、中国語、英語へと翻訳をしていきました。もちろん、生徒たちだけでは分からないこともあるため、上天草市役所で勤務されている、外国語に詳しい職員の方にもご協力いただきました。

今後は、今回作成したコミュニケーションシートがどの程度活用できるものかを検証していきます。改善点を見つけたり、他の施設での利用ができないかを検討して、上天草市の観光に貢献していきたいと思っています。

ご協力いただきましたスパタラソ天草さま、上天草市役所職員の皆さま、本当にありがとうございました!