【人権教育】人権教育LHR

 5月15日の7限は、1学期の人権教育に関するLHR(ロングホームルーム)を実施しました。

 1年生は「いじめの現状を知り、いじめを許さない意識を高める」ことを目標に、「いじめ」と「いじり」の違いや、SNSなどのコミュニケーションで気をつけるべき点について学びました。授業の中盤では、いじめの認知件数の推移を示した資料をもとに、クラス内で活発な意見交換が行われました。

 

 2年生は、社会的な差別の一例としてジェンダーによる偏見や不公平について考えました。途中、ジェンダーギャップ指数(男女間に生じる格差や不平等の実態を数値化したもの)で、日本が146か国中125位であることを知り、生徒たちからは驚きの声があがっていました。今回の学習は、自分自身の在り方や生き方について考える良い機会となりました。

 

 進路決定を間近に控えた3年生は、入社試験の採用面接について、学年全体で取り組みました。架空の入社試験を想定し、班ごとに課題に取り組む中で、自分たちが考えた質問が「違反質問」に該当するかどうかを検討しました。また、実際の面接で違反質問を受けた場合の対応や、その後の行動について、人権教育推進委員の先生から話を聞きました。