【情報会計科】教育実習「高松先生、ありがとうございました!」

5月12日(月)~23日(金)の2週間にわたり、高松先生が教育実習に来られました!高松先生は、人生の新たな挑戦として高校で商業の教員免許を取りたいと本校に来られました。私たちはこの2週間で、高松先生がこれまで経験された様々な出来事や物事の考え方、商業を学ぶことの大切さについて教えていただきました。

5月21日(火)は「かみあまカレッジ①」として、情報会計科1年~3年生を対象に講話をしていただきました。話の中で、切り取った情報をうのみにするのではなく全体を見ることの大切さや、今は無駄に思えるかもしれない知識や勉強したことが、何かの課題を乗り越えようとしたときにネットワークのようにつながって役に立つときがくること、知識や勉強したことに自分で意味を持たせることが大事、と本当に貴重なお話を聞くことができました。

また最終日の5月23日(金)の5・6時間目は、2年情報会計科「原価計算特別授業」として、高松先生がご自分の会社で製造されている製品の実際の原価資料を用いて、自分たちで費目別に分類して製造原価を計算するという授業を行ってもらいました。グループワークでは「これって材料?経費?」「直接製造しているから直接費じゃない?」などの会話が飛び交い、これまでに学んだ知識を活用しながら、それぞれの原価計算を行いました。高松先生からは「これが正解という答えはないよ。自分たちで考えたことをきちんと説明できればいいんだよ。」とアドバイスをいただき、求めた製造原価からいくらで販売するかという売価の設定まで行い、すべてのグループが発表することができました。

最後の高松先生のお話では、世の中はお金がすべてではないけど、お金があった方が気持ちに余裕ができること、頑張って努力すればそれが収入の増加につながり新たなモチベーションにつながる事、そしてビジネス社会でステップアップしていくためには簿記の学びが大切であることについて、生徒たちに伝えていただきました。

最終日は別れを惜しむ生徒の姿もあり、高松先生も2週間の実習期間を振り返って「最初はどうなることかと思っていたけど、充実した教育実習だった。嬉しかったです。」とその思いを語られました。

高松先生とのご縁をいただいたことに感謝して、先生から伝えていただいた学びを糧として、いつかまた出会ったときに成長した姿が見せられるように、私たちも頑張っていきましょう!高松先生、本当にありがとうございました。