学校生活/SCHOOL LIFE

「農業と環境」 火消し棒を作りました!!(農業食品科・グリーン環境科1年)

2月20日(火)に、農業食品科・グリーン環境科の1年生は「農業と環境」の授業で火消し棒づくりをしました!阿蘇には、日本一の面積を誇る草原が広がっており、遥か1000年も昔から人々の手によって守られてきました。草原では放牧も行われ、牛馬のフンは堆肥になり、田畑でも使われます。草原で刈った干し草は冬用の備蓄や田畑の肥料として利用されます。このように阿蘇で行われている「草原の維持と持続的農業」が世界農業遺産にも認定されています。(詳しくは阿蘇地域世界農業遺産 - 草原の維持と持続的農業をご覧ください)
草原を維持するために欠かせない要素として、「放牧」「草刈(採草)」「野焼き」があります。本日は、阿蘇の草原と野焼きについての講話を公益財団法人阿蘇グリーンストックさんにしていただき、野焼きの残り火を叩いて消す道具である「火消し棒」を、協力していただきながら作成することができました~✨

3月には、グリーン環境科の1,2年生が実際に野焼きを行います。本日の講話や火消し棒作りで学んだことを活かし、阿蘇の草原を維持していきます!!