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速報!第32回熊本県生徒商業研究発表大会「準優勝」!!

7月25日に行われた標記大会において、見事準優勝に輝きました。県内10校の出場があり、各校が商品開発や企業との連携などを発表する中、4月より阿蘇校舎の売店の運営に参画し探究を重ねた内容を発表しました。

令和3年度「特別賞」、令和4年度「第3位」、そして令和5年度「準優勝」と確実にステップアップし、総合ビジネス科のチカラを示してくれています。残念ながら目標としていた「優勝」には、惜しくも届きませんでしたが、ノーミスで堂々と力強く自分たちのパフォーマンスを見せてくれました。

【生徒の感想】

◎悔しい気持ちもあるが、自分たちの発表には自信がある

◎ノーミスで発表できたことは、今後の自信につながる

◎後輩に夢(優勝)は託したい

◎先輩の姿は、輝いていた

刈払機の講習会を行いました!

7月31日に、阿蘇清峰校舎で刈払機取扱者特別教育講習を行いました。参加者は農業食品科とグリーン環境科の1年生。さらに、阿蘇校舎の事務の先生も3名参加されました!この講習を通して、安全にかつ正しい使い方で、これからの実習も頑張っていきます!

(美術部)熊本県高等学校写生大会 特選受賞!

7月22日(土)は熊本市動植物園にて県内の美術部生による写生大会が行われました。

本校美術部からは6名が参加し、合計で472名の大人数の参加となりました。

日差しのきつい中でしたが、9:30の開会式後から15:30終了まで集中して風景画の制作を頑張りました。

25日(火)に審査が行われ、全体で40点のみ選ばれる最高賞の特選に本校から3点が選ばれました。

また、準特選にも1点が選ばれ、計4名が入賞することができました。

特選の作品は10月に行われる熊本県高校美術展にて展示される予定です。

「特 選」 「特 選」

3年 平井君

葉を食べているシフゾウが描かれています。

頭から背中に向けて難しい構図でしたが背中が

良く描けています。また、胴体に入った灰色が

美しいです。後ろの柵の描き方も上手です。

3年 市原さん

鹿系の動物の絵です。画面をはみ出す迫力と

鮮やかで豊かな色彩が大きな魅力です。

少し空想的であり、見た人の目を引きつける

強い魅力があります。

「特 選」 「準特選」

2年 髙戸君

初めての動物画で戸惑いもあったようですが、

色彩の鮮やかさと背景の白黒の対比、

そして単純化された像の形が印象深い

不思議な力強さを感じさせます。

1年 長谷野さん

イギリスを代表する現代画家のピーター・ドイグを

思わせるような青と緑のミステリアスな絵です。

まだ少し形の甘さは1年生なのでありますが、

一生懸命描いたことが伝わってきます。

 

 

人権教育の取り組み

 本校の1学期の人権教育の取り組みを紹介します。阿蘇校舎では6月に人権講話が実施されました。テーマは「自分を見つめ、綴り、語り、つながる子どもたち」~部落差別をはじめあらゆる差別をなくす反差別の仲間づくり~ でした。講師は熊本県人権教育研究協議会顧問 森山英治先生です。森山先生からは今までの子どもたちとの出会いと仲間づくりについて、差別についてなど、たくさんのお話をお聞きしました。差別やいじめのない社会づくりのために私たちは何をすべきか、どのようにして人とつながっていくべきなのかなど、それぞれの人が自分のこれまでとこれからを考える貴重な機会となりました。他にも、3年生は、就職活動に向けて「言わない・書かない・提出しない」取り組みと統一応募用紙について学習しました。1・2年生は阿蘇市人権作文集「かけはし」の原稿として、夏休み中に自分自身に向き合い、家族との暮らしをみつめ、友人とのつながりをふりかえりながら、人権に関わる課題について作文を書くことになっています。

 

中学生体験入学(阿蘇清峰校舎)

7月24日は校舎別で中学生体験入学が開催されました。

多くの中学生に参加していただきありがとうございました。

阿蘇清峰校舎では学校概要説明や、農業食品科・グリーン環境科・社会福祉科の学科説明を代表生徒が行いました。

全体会の風景

 

 全体会の後は、希望する学科に分かれて体験実習を行いました。

農業食品科グリーン環境科社会福祉科

 

 

1学期終業式

7月20日、両校舎の生徒・教職員らが阿蘇清峰校舎第一体育館に集まり、1学期終業式が行われました。校長講話では「自ら 気づき 考え 学び 行動する」という教育スローガンの「気づき」という部分に焦点をあて、スライドを使って話をされました。

表彰式・推戴式も行われ、温かな拍手が送られました。2学期始業式は8月28日(月)に阿蘇校舎で行われます。

産学連携による施工実習(環境デザイン類型)

7月18日、3年グリーン環境科の環境デザイン類型が産学連携による施工実習(1回目)を行いました。今回の内容は「現場視察・測量・グループワーク(計画立案)」です。

この取組は「春牧農場牛舎出入口の水はけが悪く、常にぬかるんでいる」という課題に対し、牛の病気予防・ケガ防止といった観点から、「類型で学んでいることを活かして課題を解決したい」という生徒たちの考えから始まりました。

アドバイザーとして熊本県建設業協会阿蘇支部青年部会より役員6名に来校していただき、わかりやすく丁寧な助言をしていただきました。ありがとうございました。

生徒たちは「現場に来てみて、想像よりも水分量が多くて(工事が)大変だと思った。」「なにがどれくらい必要なのか考える段取りが難しい。」など感想を述べていました。

次回は9月8日(金)、重機を使っての掘削やコンクリート打設などの実習を行う予定です。楽しく・安全な実習を心がけ、課題の解決を目指します。

認知症サポーター養成講座(「家庭基礎」阿蘇校舎1年生)

 家庭基礎の「超高齢社会を共に生きる」という単元の学習の一環で、「認知症サポーター養成講座」を受講しました。講師は阿蘇市社会福祉協議会・阿蘇市包括支援センターの宮村様と種子田様です。中学生の時の講習内容をふまえた内容を設定していただき、認知症への理解をさらに深めることができました。

(生徒の感想)・初めて知ることが多くてびっくりした。・認知症には色々な症状があるのでその症状を理解して対応することが大事ということを知りました。もし身近に認知症の方がいたら理解してあげて寄り添ってあげたいです。・今まではお世話をしている人たちが一番つらいと思っていたけど、結局は本人が一番つらいんだと思った。もっと高齢者を大切にして自分の周りの人もそのような人がいたら大切にしていこうと思った。・高校生という立場で聞くと、今までと違う視点で聞くことができた。他の人を焦らせないようにするために、ゆっくり話すようにしたい。・認知症の人へ持っていた偏見をなくしていける人たちが増えるといいなと思いました。  

阿蘇校舎売店(BUYTEN)活性化3

HPには掲載していませんでしたが6月7日からスタートした、総合ビジネス科3年生の「阿蘇校舎売店(BUYTEN)活性化」の取組みは毎週水曜日に継続して行われています。今週の木曜日で1学期を終えることから、生徒たちが取扱商品の中で2学期まで持ち越さない方がよい商品をどうするかを検討した結果、今週は本日と明日売店をオープンすることになりました。どのようにしたらお客様(在校生)に来てもらえるのかを、今回は価格に特化して考え、感謝の気持ちを込めて少しでもお客様が購入しやすいような価格設定をしました。明日はクラスマッチがあるため、飲料水関係をメインに販売します。

クリエイトハイスクール事業(2年総合ビジネス科)

 7月14日(金)の午後から2年総合ビジネス科が専門学校 イデアIT阿蘇を訪問しました。到着後に施設見学と3年生のクリエイトハイスクール事業の際にもお世話になった鈴木様より学校の概要説明を受けました。

 概要説明後は、海外から勉強をしに来ている学生と交流を図るため、事前準備していた中国、ネパール、インド、ミャンマーの母国語を少しずつ使いながら自己紹介をしました。その後は、「教育と社会」「学歴は必要か」などのテーマをもとにグループディスカッションを行いました。最初は緊張した様子もありましたが、すぐに打ち解け2題目のテーマのときには笑顔を見せながら積極的に意見交換をすることができました。生徒の感想には、「他の国の方と自国に違いが有ることを常に考えて、意見を否定しないようにしたい」「それぞれの考え方などは違ってくるし、日常生活でも相手と意見が全く一緒ってことはないから、相手の意見を理解した上で自分の意見も主張して相手の意見を全否定しないようにしたい」など書かれており、色々な視点からの話が聞けて有意義な時間を過ごすことができたことがうかがえました。

令和5年度城東地区生徒図書委員研修会を開催しました。

7月14日(金)に、阿蘇校舎図書館で城東地区生徒図書委員研修会を開催しました。

城東地区の五つの高校(阿蘇中央、大津、小国、翔陽、高森)の図書委員会が集まり、

各校の活動状況などを発表し、情報交換をするものです。

今回はゲームを通じた読書推進活動をされている高倉暁大さんをお迎えし、ご講演いただきました。

高倉さんの司書としてのこれまでのご経験と、実際に図書館で行われたゲームに関連したイベントについて興味深いお話しがあり、参加者も熱心に聞いていました。

また、「図書館たほいや」というゲームを実際にプレイしながら、言葉について面白く学ぶことができました。

「図書館は本を含めたいろいろな情報を提供する場所。まず図書館で場をつくり、ゲームをしながらいろいろな交流を持ち、情報交換をして、よりよい人生を送ってもらえるように」という高倉さんの思いを伺い、より楽しく、おもしろい学校図書館づくりをしていきたいと気持ちを新たにしました。

両校舎の図書委員会は協力して準備と運営を担当することができ、充実した研修会となりました。

リハ大会に向けての生徒説明会(阿蘇清峰校舎)

7月12日に第74回日本農業クラブ全国大会令和5年度熊本大会平板測量競技リハーサル大会(於:えがお健康スタジアム)の生徒説明会が阿蘇清峰校舎体育館で行われ、農業食品科とグリーン環境科の生徒が各係の打ち合わせや説明を行いました。

生徒実施副委員長の井さん(グリーン環境科3年)は『リハ大会では反省点など出てくると思いますが、秋の全国大会までには反省点を直し、成功できるようにみんなで協力して頑張りましょう!』と頼もしい挨拶をしてくれました。

リハ大会は7月28日(金)、全国大会は10月25日(水)に開催されます。

チェーンソーの取り扱い~プロによる出前授業~(グリーン環境科3年)

7月10日に、地元の後藤林業様を講師としてお招きし、チェーンソーの技術指導を行っていただきました。グリーン環境科は毎夏、小柏演習林にて除伐や間伐、玉切りなどのチェーンソーを活用した実習を行っています。本日は、小柏演習林実習に備え、伐倒の正しい知識や技術、安全対策について勉強しました。

本日学んだことを活かし、安全な実習につなげます!

特別国体最終予選結果(陸上競技部)

7月8~9日にえがお健康スタジアムで特別国体最終予選が行われました。TOP8の結果は以下の通りです

2位 小池さん(男子少年A 棒高跳び:3m30)

4位 坂梨さん(男子少年B 110mJH:17.76 風ー4.2m)

7位 川嶋さん(男子少年B 円盤投げ:24m58)

雨天・強風と悪天候の2日間でしたが、結果を残すことができました。

今回の結果を振り返り、しっかり練習に取り組んでいきます。

 

油圧ショベル、運転してます!

7月6日、7日にかけて、阿蘇清峰校舎で小型車両系建設機械運転特別教育を実施しました。小型車両系建設機械とは、機体質量が3トン未満の建設機械(油圧ショベル、ホイールローダ、ブルドーザなど)のことで、この特別教育を受講すると、運転資格が得られます。今年はグリーン環境科の2,3年生と、農業食品科から希望者が参加しました。

卒業後の進路に、建設現場への就職を目指す生徒たちもいます。将来、自分が働いている様子など、イメージができた生徒もいました。

 

美術部:第85回 銀光展入選

 

 銀光展は、熊本で一番歴史のある絵画のコンクールです。

一般の大人から大学生、高校生が応募します。

本校からは美術部2年生の髙戸君が応募し、見事、入選に選ばれました

初めての油絵で、しかも初めての人物画に戸惑いましたが、

少しずつ作品として仕上げることができました。

顔の表情やスカートの足のふくらみなどをていねいに筆を重ねて

表現することができました。

まだ、粗削りなところはありますが、これを励みに努力し、成長していってほしいと思います。

入賞作品は、熊本県立美術館分館で7月11日(火)~17日(月)に展示されます。

阿蘇清峰校舎1年「総合的な探究の時間」

  阿蘇ジオパーク推進協議会事務局長の永田様を講師にお迎えし、「第3回 探究オリエンテーション」を実施しました。今回は、阿蘇地域独自の伝統文化である『野焼き』をテーマとして取り上げ、野焼きのメリット・デメリット、野焼きを続けていく上で障壁となるもの、その問題を解消するための解決策について自由に意見を出し合いました。

 ワークシートへの書き込みに加え、ライブアンケート専用のアプリを活用したインタラクティブな方法で意見の交換・共有を図ることができ、とても有意義な時間となりました。スクリーン上にどんどん提示される生徒の意見に対して、永田様がそれら一つ一つを拾い上げて、コメントを返してくださるため、生徒たちの「自信を持って自分の意見を発表する力(自己表現力)」が高まってきたように感じます。

 探究学習には「コレだ!」といった正解はありません。どんな意見でも、見方によっては解決策につながる貴重な意見・アイデアとなります。次回は阿蘇地域に関するトレードオフ(テーマ)を生徒たち自身が設定し、その解決策を考案していきます。どんなユニークな発想・アイデアが生まれるか楽しみです!

阿蘇清峰校舎1年「類型・科目選択説明会」

 LHRの時間に、来年度から分かれる類型選択についての説明会を実施しました。教務主任より「将来の進路希望や興味・関心、適性を十分考慮して、慎重に類型選択をするように」との説明がありました。また、類型選択に加えて、農業食品科・グリーン環境科の生徒たちは2年次で『総合選択(2単位)』を履修するため、音楽Ⅱ・美術Ⅱ・書道Ⅱ・理数探究・ビジネス基礎の5科目の中から1科目選択します。自分の進路を見据えて、しっかり考えて科目選択を行わなければなりません。

 

 

インターハイ出場決定(女子棒高跳び)

全九州高校総体南九州予選(6/16~6/19・鹿児島市・白波スタジアム)

降りしきる雨の中、女子棒高跳びに出場した志賀さんが3m50の大会新で優勝、インターハイ(飛び立て若き翼 北海道総体2023)への切符を手にしました。陸上競技は札幌市厚別公園技場で開催され、女子棒高跳び決勝は8月5日(土)に行われます。

【図書委員会】城東地区生徒図書委員研修会へ向けて

本校図書委員会は、7月14日(金)に、城東地区生徒図書委員研修会を主催します。これは、各地区において毎年度開催されているもので、図書委員同士の交流を深め、他校の活動内容を学び、日ごろの読書活動に役立てるものです。

本番に向けて、6月8日(木)に阿蘇清峰校舎図書館で、15日(木)に阿蘇校舎図書館で事前研修を行いました。

講師をしていただく日本図書館協会認定司書の高倉さんにご来校いただき、講演内容にかかわるお話を伺いました。高倉さんは、図書館・読書活動とゲームを結ぶ活動をされている方で、日本全国で講演をされ、活躍されている方です。

研修会当日に他校生と行うボードゲームの説明を聞いたり、高倉さんのこれまでの活動内容を伺う中で、ARやVTuber、VRについて体験させていただきました。これらの技術を取り上げたブックトークもしていただき、新しい読書体験となりました。

研修会本番に向けて図書委員会のモチベーションも上がり、事前研修で学んだことを今後の研修会や委員会活動に活かします。

レタス収穫(グリーン環境科3年)

レタス収穫しました!!

「グリーンライフ」で育てたレタスを収穫しました。収穫したレタスは事務室と職員室にてお裾分け~。とても喜んでもらえました!!


また、トマトの支柱立てや誘引を行いました。立派に育つようにこれからも頑張ります!

阿蘇校舎「総合的な探究の時間」(1年と2年)

1年生の総合的な探究の時間では、阿蘇ジオパーク推進協議会事務局長の永田紘樹様に阿蘇校舎にも来校していただき、「トレードオフ!社会と経済と環境のお話し」ということでお話しを聞かせていただきました。講話の途中で、阿蘇の写真を見て、この環境を維持するためにどのようなコストがかかっているかという内容で生徒に考えてもらい、それをタブレットを使って意見を発表する等、生徒が楽しく、そして真剣に考えていました。

2年生の総合的な探究では、阿蘇市と熊本保健科学大学と連携して「阿蘇プロジェクト」と題して健康増進に向けた取組みをしました。今回は阿蘇市の方43名にご協力いただき、阿蘇校舎2年生と熊本保健科学大学の学生で健康チェックを兼ねた検査・測定を行いました。若い人たちと一緒になって取り組めたことがよかった、自分の健康増進は今後は積極的に取組みます、等の感想を参加者の方からいただきました。11月にまた今回と同じ検査・測定を行う予定です。

 

阿蘇校舎売店(BUYTEN)活性化2

今週の売店活性化では、阿蘇清峰校舎とコラボ企画として農業食品科が作成したパン(プレーン・シナモン)の2種類を55個仕入れました。限定商品でしたが多くの生徒が購入しに来たため、早々に完売しました。

阿蘇清峰校舎1年「総合的な探究の時間」

 

6月14日(水)の「総合的な探究の時間」に、阿蘇ジオパーク推進協議会事務局長の永田紘樹様を講師に迎え、探究オリエンテーションを行いました。『The SDGs アクションカードゲームクロス』を用い、グループで課題解決のためのアイデアを出し合いました。 このカードゲームには2種類のカードがあります。「トレードオフ*1」カードの中には「無計画に森林を増やしすぎた結果、花粉症の人が急増し始めた。」等のSDGsの17の目標達成に向けて想定されるトレードオフの課題が記載されています。一方、「リソース」カードには「人材交流」「スマホ」「リサイクル技術」「お笑い」などの、地球上に存在する新旧様々なヒト・モノ・コト等の資源が記載されています。

 生徒たちは34枚の「トレードオフ」カードの中から無作為に1枚選び、それに対する解決アイデアを手持ちの「リソース」カードを元に考えなければなりません。なかなか最初は意見を出せなかった生徒たちも、永田様のアドバイスを頂きながら自由な発想でアイデアを伝え合い、グループ内で解決策を共有し合うことができました。生徒たちが頭をフル回転させながら楽しそうにゲームに参加している姿がとても印象的でした。今後も、高校生ならではの斬新なアイデアをどんどん出し合い、楽しく実りある「探究」学習を進めていきたいと思います。

*1「トレードオフ」とは、一方を得ようとすると他方を犠牲にしなければならないというジレンマの関係のこと

【農業食品科3年・2年 食品科学類型】麦味噌製造

農業食品科・食品科学類型では、湧穂祭に向けての麦味噌の仕込みが終了しました。3日間かけて麦麹を作り、蒸煮した大豆と混ぜて樽に仕込みました。麦麹の割合が高いので、旨味と甘味が強いのが本校の麦味噌の特徴です。湧穂祭では、麦味噌を大量購入されるお客様もいるほどです。4か月間の低温熟成を経て完成しますので、楽しみにしておいてください。

土の性質を学ぶ(3年グリーン環境科・環境デザイン類型)

土に含まれる水の量を含水量といい、土の含水量は含水比で表されます。生徒たちは畑やグラウンドから採取した土を110℃で24時間、炉で乾燥させ、土の状態が変化する境界※の含水比を測定しました。生徒たちは「畑の土は含水比約50%、グラウンドの土は含水比約7%だった。畑の土に含まれる水分量が多いのはなんとなくわかるけど、数値で比較できたことでわかりやすかった。」など感想を述べていました。

※塑性(そせい)限界・・・土がボロボロと崩れて形を造れない状態を半固体状と呼び、ネバネバでどんな形にでもなれる状態を塑性状と呼びます。半固体状と塑性状の境目を塑性限界といい、含水比を測定し、平均値をとることで求めることができます。

阿蘇校舎売店(BUYTEN)活性化

昨年度に引き続き、阿蘇校舎では売店(BUYTEN)の活性化につなげるために総合ビジネス科3年生が(株)エス・エス・齊藤様にご協力いただき、7日(水)に売店をオープンしました。昨年度は、パンやおかず、スイーツを販売していましたが、今年度は売店本来の機能である文具類も取り入れました。日々の授業の中で高校生(消費者)ニーズを考え、買い求めやすい価格に設定しました。今年度初回のオープンの売り上げは、総合ビジネス科の予想していた金額より多く、来週に向けての励みとなりました。また、さらなる工夫も考えていました。次回は、阿蘇清峰校舎とのコラボも・・・乞うご期待!!

 ◆商品検収及び陳列レイアウト中

 ◆オープン直後の購入様子

 

                    

 

ワープロ競技大会熊本県予選

6月4日(日)に八代東高校で行われた第70回全国高等学校ワープロ競技大会並びに第64回九州地区高等学校ワープロ競技大会熊本県予選の結果について

 ワープロ技能の部 団体準優勝

          個人の部4位大塚さん

 ワープロ速度の部 個人の部3位山口さん

この結果からワープロ技能の部 団体が九州大会へ、ワープロ速度の部 個人で九州大会・全国大会への出場が決まりました。九州大会が7月下旬に大分県で、全国大会が8月上旬に東京都で開催される予定ですので、次の大会に向けてさらに練習を励みたいと思います。

志賀さん(女子棒高跳)県新記録の快挙

令和5年度県高校総体陸上女子棒高跳びの志賀さんが3m60県新記録で優勝しました志賀さんは県代表として6月16~19日に鹿児島市で行われる南九州予選(4位以内がインターハイ決定)に出場、男子棒高跳び2位の小池さんも南九州予選に出場します。

 

クリエイトハイスクール事業(3年総合ビジネス科)

6月1日(木)にイデアITカレッジ阿蘇専門学校の1年生4名と先生2名に来校していただき、阿蘇校舎国際観光棟でキャリア探究授業を行いました。今回は、「これから迎える社会とは?やりたいことの見つけ方は?」というテーマについて講師の鈴木先生の海外での勤務・生活経験などを踏まえたお話を伺ったり、グルーブにわかれて生徒同士で意見交換をして考えを深めました。昨年度末はイデアITカレッジ阿蘇専門学校に生徒たちが訪問をして、留学生や在学生との専門的な内容の意見交換会を実施していており、生徒たちにとってイデアの学生との学習は2回目になります。また、今回、学校に来校してくれた学生の中には本校の卒業生もいたので、笑顔で会話する姿もありました。

阿蘇プロジェクト(阿蘇校舎2年生)

 5月31日(水)阿蘇校舎2年生は、熊本保健科学大学において、阿蘇市・熊本保健科学大学・阿蘇中央高校の3者で6月14日(水)に合同開催する、健康寿命延伸の取組み「阿蘇プロジェクト」の測定等の事前研修会を行いました。

 各医療従事者の種類や役割などを学び、その後、班に分かれ、高校生リーダー(班長)9人が班員に心構えを伝達しました。

 その後、大学の先生の指示を仰ぎ、大学生からアドバイスを受けながら、「測定の心構え」「測定方法」「参加者に対する言葉がけ」などを研修しました。最後に、先生方に参加者の代役を務めてもらい、模擬測定を実施しました。はじめはマニュアルの文章を棒読みしている感じでしたが、後半はおもてなしの気持ちをもって笑顔で対応できるようになりました。

6月14日(水)の阿蘇プロジェクト本番では、参加したすべての方々が笑顔になれるように対応してくれることを期待しています。

クリエイトハイスクール事業(1年総合ビジネス科)

総合ビジネス科1年生のクリエイトハイスクール事業で、東京CPA会計学院熊本校の山口先生に来校していただき、簿記学習の意義等に関する講話をしていただきました。まだ簿記に関する知識が浅いため、今回は身近なものを事例にあげて説明していただきました。消費税に関する話では、税率10%と8%の商品の違いが何なのかを実在する商品を事例にあげながら説明されました。生徒は先生の質問に対して発言をしながら興味深く話しを聞いていました。

校舎別 生徒総会

6時間目に生徒会執行部及び各委員会委員長・副委員長を中心に、校舎別生徒総会を開催しました。開会宣言後には、校歌を久しぶりに斉唱しました。その後は、生徒会長挨拶・議長選出・協議と進み、各委員会委員長から令和5年度の委員会年間計画や、クラス意見・要望に対する回答について生徒会担当の先生からの説明を聞きました。生徒一人一人に生徒総会に関する冊子が配布され、「携帯電話等の使用におけるモラル向上といじめ根絶宣言」、「阿蘇中央高校人権宣言」についても記載されており、生徒たちが互いによりよく高校生活が送れるようにするためにどうすべきかを考える機会となりました。

学校農業クラブ年次大会壮行会!!

  6月に開催される学校農業クラブ年次大会(熊本大会)に向けて、壮行会が行われました! 

 壮行会では、校内プロジェクト発表会で代表に選出された3班と、校内意見発表大会で代表に選出された3名が発表を行いました。


 緊張感のある空気の中、大会本番に向けた発表を行うことができました。

 今日の反省を活かし、「全国大会出場」を目標に頑張ります!

 

 また、農業クラブ総会も行いました。農業クラブ役員を中心に、活動報告、会計報告などの協議を行いました。

測量実習(グリーン環境科)

専門科目「測量」で、グリーン環境科2年生が測量実習を行いました。今回はレベルとよばれる水準器を用いて、標高や高低差を求める水準測量を行いました。実習後の振り返りでは『平らに見える場所でも測量をしたら50cmも高低差があって驚きました。』『秋(10月)にはインターンシップもあるから頑張りたいです。』と感想を述べてくれました。

水準測量に関する詳細はこちら(外部リンク:国土地理院)

阿蘇校舎・阿蘇清峰校舎1学年一斉田植え

午後から阿蘇清峰校舎春牧農場内にある水田にて、両校舎の1年生が田植えに挑戦しました。今までに田植えを経験したことがある生徒もいましたが、初めての経験となる生徒もおり、裸足で田んぼに入る際には水温や土の感触で声を上げていました。農業食品科の先生方や農業食品科2年の生徒の協力のもと、コツを聞きながら校舎別に田植えをしました。田植え終了後は、水路で足を洗い、靴に履き替えて阿蘇校舎の1年生は春牧農場を見学しました。日頃、同じ学校で学んでいても、他の学科の生徒がどのような学習に取り組んでいるのかを見学することもなかったので、良い機会になりました。また、田植えを経験を通して「勤労の尊さ」や「食料生産の重要性」についても考えることができました。

阿蘇校舎1年オリエンテーション合宿

 阿蘇校舎1年生は、5月17日(水)から18日(木)の1泊2日で国立阿蘇青少年交流の家に地域探究プログラム オリエンテーション合宿を行いました。

 阿蘇青少年交流の家では、入所式やWakuWakuOFFICEあそBE隊隊長の薄井様よりアイスブレイキング、チームビルディングの活動及び地域作りの理解と課題設定の基礎について説明していただき、桜プランニング代表渡邊様より観光地阿蘇の魅力や課題、フィールドワーク中の課題の見つけ方等のお話を伺いました。そのことを踏まえ、17日には門前町商店街のフィールドワークをし、夕食後には班別にフィールドワークの活動を振り返りました。

 18日には阿蘇全体の観光や経済、地域課題の探求等に取り組みました。1泊2日と長時間にわたるため、最初は少しぎこちなさがありましたが、活動が進むうちに自分の意見を出したり、友達の意見に対して賞賛する姿、商店街の方に協力しながらインタビューする姿がありました。研修終了後は、一度学校に戻ってから帰宅することになりましたが、学校に向かうバスに乗る際には研修を終えて笑顔で乗車していました。

  

【農業食品科】10頭の成長記録⑧

 先日、本校では五岳祭が行われ生徒たちが躍動する姿が見受けられたことが記憶に新しいですが、10頭たちも五岳祭の練習期間中に躍動できる場所にお引越ししました。 

豚房から放牧場へとお引越ししました!

 体に泥を付けながらのびのびと過ごせるようになりました。今回のお話は、「豚の特性」についてです。

 豚は基本的に視力が弱視であり、周りを探索する際は「聴力」と「嗅覚」を頼りに身の危険がないか常にアンテナを張っています。そしてなぜ体に泥をつけるのかというと、主な理由は二つあります。

 一つは「体に付着した寄生虫などを除去するため」、もう一つは「体温調節のため」です。特に「体温調節」は、豚には「汗腺(かんせん)」と呼ばれる発汗を促す組織がないため体温調節が苦手な生き物になります。そこで暑いときには泥浴びをすることで体温調節を図っているのです。

 夏はもう目の前まで来ています。暑さに負けずにのびのびと育ってもらいたいものです。

~続く~

令和5年度五岳祭

 5月14日(日)に阿蘇清峰校舎で五岳祭(体育祭)が行われました。多くの方々がご来場・ご観覧され、阿蘇中央高校生を応援していただきました。誠にありがとうございました。各部門の順位(優勝のみ)は以下のとおりです。

 

・総合優勝 赤団

・入場行進部門 緑団

・団装飾部門 赤団

・団別演技部門 桃団

・米村杯(団対抗リレー) 赤団

・クラス対抗リレー

 【1年の部】緑団

 【2年の部】赤団

 【3年の部】赤団

 

卒業生の活躍

令和5年4月23日に行われました「第38回皇后盃全日本女子柔道選手権大会」において、第1期生の梅木真美さん(現:ALSOK)が、見事優勝されました。おめでとうございます。

「標野(しめぬ)」熊日新聞コンクールで優秀賞

2022熊日新聞コンクール高校PTA新聞の部で本校の育友会新聞『標野(しめぬ)』が優秀賞を受賞し、表彰式が4月15日(土)に熊日本社で行われました。式には育友会を代表して広報委員長と本校職員が出席しました。

令和5年度育友会総会

4月21日(金)阿蘇清峰第一体育館で育友会総会が開催されました。出席者数は106名(委任状153名)計259名となり、育友会規約第27条において2分の1以上の出席を満たし、総会が成立しました。4月24日(月)には追集会が各校舎で開催されました。

「校内意見発表大会」

 意見発表大会とは、生徒たちの身近な問題や将来の抱負について、自らの学びや考えを発表するものです。

 4/21(金)、A科、G科、W科から選ばれた代表者10名が、阿蘇清峰校舎全生徒の前で発表をしてくれました。

 2,3年生は将来への具体的な目標を発表してくれました。1年生はこれからの高校生活への抱負を述べてくれました。

棒高跳び 県高校新V(陸上競技部)

2023年度熊本県陸上競技選手権大会(えがお健康スタジアム:4/22~4/23)で女子棒高跳びに出場した志賀さんが3m47の県高校新記録で優勝しました。志賀さんは3m10を成功させて優勝し、その後の試技で大会記録を塗り替え、さらに高校記録を1cm上回る3m47を成功させ、女子最優秀(冨永勝美杯)も受賞しました。男子棒高跳に出場した小池さんも6位入賞。県選手権は標準記録を突破した選手が出場できる大会で各種目6位までに九州選手権大会(8/18〜8/20:佐賀市)出場の資格が与えられます。

 

新入生研修2

1年生は、阿蘇清峰校舎に登校して新入生研修(2日目)を行いました。午前中は、養護教諭やスクールカウンセラーの講話、校舎別研修では阿蘇校舎が進路部・教務部の話し、阿蘇清峰校舎がタブレットモラル研修などがあり、午後からは5学科の説明や研修のまとめなどがありました。まだ慣れない学校生活の中で疲れている生徒もいましたが、研修の中で話し合う場面では周囲の生徒と協力して意見交換を行っていました。来週からは1年生も授業が開始されます。

  

新入生研修1・入科式

1年生は13日と14日に新入生研修を行います。13日は阿蘇校舎に登校し、校長講話や生徒指導部からの話し、写真撮影などがありました。阿蘇清峰校舎の生徒にとっては、部活動や総合選択、学校行事等でしか阿蘇校舎に登校しないため、阿蘇校舎校内巡回も行いました。総合ビジネス科だけは、1時間目に入科式があり、2・3年生の生徒が総合ビジネス科の昨年度取組み、学習について説明がありました。入科式の最後には、昨年の3月から準備をしてくださっていた先輩方に対する謝辞を新一年生が行いました。

   

10頭の成長記録⑦とお母さん豚のワクチン接種【農業食品科】

令和5年4月14日(金)3・4限目「畜産」の授業で、10頭の移動とお母さん豚のワクチン接種を行いました。10頭いるので、一部屋に5頭ほど入れることも可能ですが、アニマルウェルフェアの観点から一頭に対して確保するべき面積が定められており豚が大きくなることも考慮して一部屋に二頭ずつ入れることにしました。

本校養豚部門にはお母さん豚が九頭います。すべてのお母さん豚に「日本脳炎」予防のワクチン接種を行いました。

「日本脳炎」とは、日本脳炎ウイルスが原因で起こる豚の異常産で、豚-蚊-豚に伝播(でんぱ)していきます。異常産というのは、子豚が死んで生まれてくる「死産」、身体に神経症状を示す子豚のことを指します。気温が高くなってくると蚊が活動を始めますので、その前にワクチンを接種しお母さん豚に抗体を作らせておく必要があります。

二年畜産専攻生は二人しかいませんが、一生懸命取り組んでいました。

 

 

 

 

 

 

~続く~

 

10頭の成長記録⑥【農業食品科】

10頭が生まれてから二カ月が経過しました。四月となり本校も新年度の準備に追われる中、10頭たちもせっせと飼料を採食するようになりました。というのも、先月までは一頭あたり一日500g~800gほどしか食べられなかったのですが、今では一頭あたり一日1.5kg食べるまでになり順調に生育しています。

今回は、「豚のしっぽ」についてお話します!

前回の投稿で断尾についてお話しましたが、本校では断尾を行わないため本来の豚の尾を生徒たちは日ごろから見ています。上の写真で尾がくるっと巻いているのが分かるかと思います。飼料を食べているときは尾を巻いている豚もいれば、尾が垂れ下がっている豚もいますね。

飼料を食べていないときに、この尾を観察すると豚の調子が分かります。尾がくるっと巻いている豚は、体調が良いときです。反対に尾が垂れ下がっているときは、体調が良くないときというように生徒たちにも教えています。

ちなみに尾を巻く向きは、個体によって様々で左巻きの豚もいれば右巻きの豚もいます。断尾をしていると分からないので、大変貴重な教材かと思います。

次回の投稿もお楽しみに!

~続く~

入学式

11日10時~阿蘇校舎第一体育館で両校舎合わせて116名の新入生の入学式が行われました。今回の入学式は、久しぶりに来賓にもお越しいただきました。校長式辞では、新入生に3つのことを心にとどめてほしいということで、「志し」「出会いを大切に」「自ら 気づき 考え 学び 行動する」の3点について詳しく話され、新入生はその話を真剣に聞いていました。式典後は、阿蘇清峰校舎の生徒はバスで阿蘇清峰校舎の自分たちのクラスに、阿蘇校舎の生徒は各クラスで新たなクラスメイトと顔合わせや担任の先生からの話を聞いていました。明日は、2・3年生との対面式です。