【職員ブログ】自粛期間に始めたこと。
間が空いてしまいましたが、職員ブログの再開です。
久しぶりの投稿は、3年生担任の下川先生です!
みなさんこんにちは。
誰からもバトンをもらってないけど、ブログを書いてみる下川です。
2020年はコロナで大変な1年でしたね。その反面、おうち時間が増え、時間をもてあました人も多かったのではないでしょうか。皆さん何をしていましたか?
私がこの時期にしたのは、大学生の時に買って、見ないふりをしていた 本を読む ことです
18歳の頃、大学の最初の授業で 司馬遼太郎『世に棲む日日』 を輪読していました。この本は、吉田松陰・高杉晋作について書かれた小説で、日本史について何も知らなかった当時の私(中学校の授業で日本史の知識は止まっていました)にすれば、何も面白みを感じず課題だからしょうが無く読む程度の一冊でした。
また、忘れもしませんが、作品中に出てくる「百合之介」を誤読して、恥をかいたこともあり(「百合之介」読めますか?私はまじめに「ひゃくあいのすけ」と読みました)、一生見たくない一冊でもありした。それから十数年、3・4年生の日本史の授業をするに当たり、せっかく時間もあるからと『世に棲む日日』を読み返してみると、これがなんとも面白い!!やはり、本には読むべき時がある のだなと再認識しました。
皆さんも今までに読んでみたけど挫折した本ってないですか?
「ページ数が多い」・「誰が誰だか分からなくなった」など、挫折した理由は様々かと思います。だけど是非、時間があるときにもう一度読んでみてください。当時は気付かなかった面白さに出会えるかもしれません。本には読むべきタイミングがあると 思っています。そのタイミング見失わないようにしてください。
次は英語の三嶋先生にバトンを渡します!よろしくお願いします