校長室からの風(メッセージ)

魅せた体育大会

魅せた体育大会

 雨で一日順延となった体育大会を5月14日(日)に開催しました。3学年そろっていた昨年までと異なり、3年生と2年生の2学年136人による体育大会でしたが、生徒一人ひとりが進んで動き、競技、演技も一生懸命さが伝わり、大会運営も円滑に進み、どのプログラムを見ごたえあるものでした。

 また、保育園児とのダンスや玉入れ、老人会の方々とのグラウンドゴルフ、そして保護者の方も参加しての綱引きや男女混合リレーなど交流プログラムも充実しており、地域に開かれた体育大会となりました。

 特に本校体育大会のハイライトとして午前中最後のプログラム「キラリ輝く多高生」は、全校生徒が参加して、男子による伝統の多高体操、女子のダンス、そして体育コース生徒による集団行動、種目別の演技(縄跳び、マット運動、跳び箱)と1時間にわたる多彩な内容で、今年も大いに観衆を魅了しました。きびきびした動き、力強さ、柔軟性、そして豊かな表現力と多高生の力を存分に発信できたと思います。体育コースの生徒たちは、高い身体能力を発揮するだけでなく、個性を加えて高校生のユーモアと明るさをアピールし、魅せる演技に成功しました。

 御観覧頂いた保護者、地域の方々からも「昨年までとそん色ない盛り上がり」、「生徒数は減っても元気があった」、「生徒の出番が多くて楽しめた」等、多くの賞賛の言葉をいただきました。多高生全員の力で創り上げた体育大会として誇っていいと思います。

 ゴール(閉校)まで2年。多良木高校は最後まで元気を発信し続けていきたいと思います。


                                     体育コース生徒による集団演技