活動報告

2019年10月の記事一覧

生活講話

 平成29年度卒業の北川慧さんを講師として招き、生活講話をしていただきました。

 北川さんからは会社の意向を理解して働くことの大切さや、同僚との人間関係・信頼関係構築に向けて努力した点、寄宿舎で頑張ったことについてお話ししていただき、みんな真剣に聞いていました。

 講話の内容と生徒の感想文を寄宿舎2階に展示していますので、お越しの際はぜひご覧ください。生徒の感想文を少し紹介します。

 

中学3年生(女子)

 北川先輩とは1年間一緒に暮らせたので、またお話が聞けて良かったです。

 手話がある環境とない環境の違いを知りました。聾学校は手話があるけど社会人になると手話がない環境になり、色々悩みがあると聞きました。職場には手話を使える人もいなくて、常に気を遣ったりすることは辛いと思いました。色々な方法を試してもできない時は、みんなに相談して一緒に考えたりすることが大事だと思いました。健聴者には手話、指文字等覚えてほしいけど仕事のこともあり、覚えてくれないことは大変だと思いました。

 勉強が1番大事だと教えていただいたり、こういうことは役に立つ等を具体的に教えていただいたり参考になりました。

 

高校3年生(男子)

 北川先輩の生活講話を聞いて、会社で自分の聴覚について説明してもうまくいかないことがあることが分かりました。自分の事を説明してもうまくいかず、何度も壁にぶつかってもなお、一生懸命に頑張っていることがとてもかっこいいと思いました。

 だいたい5年後には、私も働くと思います。色々辛いことが沢山あると思うけど、自分の難聴についてしっかりと伝えていけたらいいなと思っています。諦めない気持ちを持ちたいと思います。

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