建築科ブログ

2017年5月の記事一覧

★建築科★ ものづくりコンテスト公開練習

昨日ものづくりコンテストに出場する生徒の公開練習をしました。普段黙々と練習するなかで今日は多くの同級生に見られながらの練習でした。普段と違う環境で緊張したようですが良いものができたと思います。見学した生徒も同級生の頑張っている姿を見て、何か感じるものがあったのではないでしょうか。本番まであと3週間です。よく頑張っています!

 

 

 
       家具工芸部門課題(イーゼル)            木材加工部門課題(小屋組の一部)

★建築科★ 3年生 課題研究 木育班

課題研究『木育班』では、交流に向けての試作品作りに取り組んでいます。『木育』とは、子どもをはじめとするすべての人が「木とふれあい、木に学び、木と生きる」取り組みです。それは、子どものころから木を身近に使っていくことを通じて、人と木と、木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育むことです。昨年度に引き続き、近隣の幼稚園と交流を予定しています。木の素材を視覚・触覚・聴覚・嗅覚で感じられるように、楽器・箸・ジェンガなどを試行錯誤しながら作っています(*^_^*)

 


 

建築科3年 課題研究 建造物修復班

課題研究修復班では水上村にあります白水阿蘇神社神楽殿の高欄(てすり)の修復を行います。高欄には反りが付いていたり、円柱状の部材があったりなど難しい作業がありますが今まで学んできたことを生かして、今後も長く残る建物になるよう頑張って作業していきます。

  

  
                   木材を四角形から円柱状にする練習

  
                         原寸引き付け

建築科2年 伝統建築コース 「実習」

伝統建築コースでは2年生になると2つの班に分かれて実習を行います。1つ目の班は朝顔鉢といって側板が4方向に転んだ箱状の入れ物を制作します。これはさしがねを使って墨付けを行う「規矩術」の初歩の課題として行っています。2つ目の班は測量を行います。水準測量と水平角の測量を行っています。

  

  

  

建築科2年 伝統建築コース 伝統技法 ~二方転びの原寸図~

建築科2年生の伝統建築コースでは現在、二方転び椅子の製作に取り組んでいます。1年時に道具の扱い方や継手・仕口などの基本的な木工作業を学んでおり、2年時からそれらを活用して製作していきます。今は原寸図を描いている段階です。良いものができるよう頑張ります!

 

 

 

建築科3年 伝統建築コース ~四方転び椅子の製作~

建築科3年の伝統建築コースでは四方転び椅子の製作に取り組んでいます。写真にあるように脚が2方向に倒れており、真っ直ぐ立っている脚より安定感のある椅子になります。この技法は神社などで見られる手水舎だったり、技能検定2級の課題にもなっています。現在は脚の「クセ」を鉋で削っている段階です。

  

  

  

建築科1年生,工業技術基礎‼

1年生の工業技術基礎では、建築に関する基礎的な実習を行います。
■建築コース:木材加工,測量
 木材加工:鋸の横挽き
    
 測量:平板測量
    
■伝統建築コース:木材加工(鋸の横挽きとたて挽き)
    

建築科 ものづくりコンテストへ向けて

6月18日(日)に行われるものづくりコンテスト県大会へ向けて練習しています。建築科からは木材加工部門と家具工芸部門に出場します。良い報告ができるよう一生懸命頑張ります!!

生徒コメント
・「目標は金賞です。私は下宿して学校に来ているので、親に感謝の気持ちを持って頑張りたいと思います。」

・「ものコンに出場する生徒は沢山いますが、金賞を取れる生徒は1人です。胸を張って報告ができるように頑張っていきたいです。」

・「目標は全国制覇。頑張ります。」

 

 


建築科1年 建築構造設計 ~力の合力と分解~

建築科の1年生では「建築構造設計」という科目を学びます。この科目は、構造物にかかる荷重によって各部材にどいういう力で、どのくらいの大きさの力が発生するのかを学びます。また、それらを踏まえて構造物を様々な荷重(地震や台風など)から守るためにどいういう設計をすればよいのかを考えていく科目です。

数字や数式が沢山出てきますが頑張って勉強しております!