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【カヌー部】令和2年度九州高等学校カヌー新人大会

令和2年10月24・25日(土・日)

 

大分県の豊後高田市真玉カヌー競技場で令和2年度九州高等学校カヌー新人大会が行われました。

9月19・20日に水俣で行われた県新人大会で出場枠を勝ち取り、出場してきました。

24日(土)に予選・準決勝が行われました。ゴール向かって左側からの風が強く、ため池ではありますが、水面もかなり波打つ中でのレースとなりました。

25日(日)に決勝が行われました。前日程風も強くはなかったのですが、コースによっては波が高くなっているという差がかなりある状況でのレースとなりました。

結果としては、

2MB 嘉悦 響也 カナディアンシングルA決勝 8位 

2E  竹本 新  カナディアンシングルB決勝 9位

となりました。

風が強く、波打っている状況ではありましたが、全員転覆することなく、最後まで漕ぎきることができました!

表彰台にのぼることはできませんでしたが、今年に入って、休校に加えて、災害と練習できる時間は他のチームに比べると思うように練習できない日々が続きましたが、かなり奮闘した結果になったと思います。

人吉高校はカヤックペア優勝という結果を残してくださり、人吉球磨カヌー部の励みとなりました。より一層指揮があがることに期待しています。

厳しい冬での練習を乗り越えて、県総体右九州総体右インターハイに繋げていきたいと思いますピース王冠

【カヌー部】ラフティング協会との球磨川清掃のボランティア

令和2年10月17日(土)

 

ラフティング協会の方々と球磨川清掃ボランティアをしました。

午前中は雨の中での練習で、午後からの作業となりました。

普段からカヌー艇に乗せることができるゴミなどは拾っていましたが、流木などはカヌー艇に乗せることができなかったので、この機会を設けて頂き、私たちカヌー部としても、とても良い機会になりました1ツ星

ありがとうございました!

 

 

【カヌー部】ヤマハ熊本プロダクツ株式会社様から艇の寄贈していただきました

8月20日(木)

 

 被災し、多くの艇が使用不可になった現状だったカヌー部に、ヤマハ熊本プロダクツ株式会社様からカナディアン艇の寄贈をしていただきました。この艇は2015年に和歌山県で開催された「紀の国わかやま国体」に出場された社員の方が使用されていたものだそうです。国体出場経験のある大事な艇を寄贈していただきました。大事に球磨川で乗っていきたいと思います。

 他にもたくさんの方々から物資のご支援をいただいています。感謝してもしきれません。応援の言葉、ご厚意に恥じないよう、日々の練習に全力で取り組んでいきたいと思います。まだ体力も取り戻せてはいませんが、一日一日を大事にし、一歩一歩前進していきたいと思います。ありがとうございました。

 

ヤマハ熊本プロダクツ株式会社様のHPにも載せていただいています。

http://www.y-k-p.co.jp/page134.html

 

寄贈していただいた艇はさっそく使わせていただいていますキラキラ

【カヌー部】高校総体代替大会

8月1日(土)

 

 先週とは打ってかわって、晴天の中、菱刈カヌー場にて熊本県高校総体代替大会が開催されました。人吉高校の校長先生によるお話に始まり、選手宣誓が行われました。

 午前にシングルの予選が行われ、午後にはジングル決勝、ペア、フォアのレースが行われました。約1ヶ月ろくに練習もできなかった中での大会でしたが、レース前の生徒たちの顔には、カヌーができて嬉しいという気持ちが見て取れました。レース前に「よろしくお願いします!」と行って、本部の前を通り、スタートに向かう姿には3年間の集大成が表れていたような気がします。

下レース前、艇に乗り込む様子

下レース前のスタートに向かう様子

下レース後、清々しい表情で帰ってきたカナディアンフォア(山本、川原、橋口、榎田)

下やりきった表情のカナディアンフォア(嘉悦、林、久保、中武)

下レース後、肩を組み合うペアである二人(山本、榎田)

下共に練習を頑張ってきた人高のフォアのメンバーを抱き合う様子

 3年間共に練習を頑張ってきた人高生は「ライバルであり仲間である」という言葉が表された行動だと感じ取れました。

 

結果としては、

カヤックシングル  3位 田山龍弥(3MB)

カヤックペア    3位 田山龍弥(3MB) 福永駿人(3E)

カヤックフォア   2位 田山龍弥(3MB) 津曲涼(3MB) 福永駿人(3E) 中村航太(3C)

カナディアンシングル1位 山本真太郎(3MA)

          2位 榎田幸之助(3MA)

カナディアンペア  1位 榎田幸之助(3MA) 山本真太郎(3MA)

          2位 川原陸(3C) 橋口大夢(3C)

カナディアンフォア 1位 榎田幸之助(3MA) 山本真太郎(3MA) 川原陸(3C) 橋口大夢(3C)

          2位 久保貴大(3MB) 林大輝(3E) 中武英寿(3C) 嘉悦音響(2MB)

 男子総合2位 でした。人吉高校に1点差で、とても悔しいです!来年リベンジしたいと思いますピース

 

下大会終了後の球磨工カヌー部の集合写真

下人吉高校と共に人吉球磨カヌー部としての集合写真

  人吉に到着後、毎年恒例の3年生からの話を頂く会が設けられました。3年生から1・2年生に向けて激励、応援してくださった方々、保護者、顧問に対しての感謝の気持ちについて、時には涙あり、時には笑いあり、各々の話をしてくれました。

 コロナウイルス感染症による休校に始まり、令和2年7月豪雨による水害、思うように練習が出来ない日々が続き、自分の力を最大限に出し切れたかと言われるとそうでもない部員もいるとは思います。しかし、レースが終わった直後、「カヌー部でよかった!」という声が聞こえてきました。その声には、3年間カヌー部の練習を乗り越えてきた今できる自分の最大限を存分に発揮できたという気持ちがこもっていたように感じました。

 このような形での開催となってしまいましたが、部員の表情を見ていると、このような形でも開催できてよかったと心の底から思いました。

たくさんの感動をありがとう!笑顔をありがとうキラキラ

これからも「心は一つ。球磨工カヌー部」!!3ツ星

【カヌー部】代替大会延期

7月26日(日)

 大会前日の夜から強い雨が降っており、当日の朝になっても止むことがありませんでした。予定していた9時半には競技開始が難しいと判断され、翌週の8月1日(土)に延期をなりました。

 全員集合し、延期の報告と、大瀬先生(人吉高校顧問)、中島先生の気持ちのこもった話を聞きました。中には、涙を流す生徒もいました。様々な思いを胸に、8月1日(土)の代替大会に向けて気持ちを切らさず、進んでいきましょう。

【カヌー部】代替大会前の菱刈カヌー競技場での練習

7月25日(土)

代替大会前日、現地で菱刈カヌー競技場で少しの練習をさせていただきました。

球磨川でも少し練習をしましたが、やはり違う場所での練習は気分転換になったようです。生徒のたくさんの笑顔が見られました3ツ星

黄昏れながらも思い思いに練習をしていました花丸

 

 

 

【カヌー部】代替大会前の少しの練習

 22日(水)に災害後初めて変わり果てた球磨川に、艇を下ろし、23日に2時間程、代替大会に向けて、少しの練習をしました。まだ球磨川の水も濁っていました。艇の数も足りていないので、乗り継ぎながらの練習になりました。

 この状況でも生徒は笑顔で頑張っていました花丸

 これまで約3週間の間、人吉高校と共に手を取り合って、復旧活動を行ってきました。今までの練習でも、共に頑張ってきました。

 熊本日日新聞さんの取材で、主将の榎田幸之甫(3MA)が「人高は切磋琢磨するライバルだけど、共に被災を乗り越え、レースを思いっきり楽しみたい」と答えていました。共にレースを楽しめたらいいなと思います!代替大会に向けて頑張ろうピース

 

【カヌー部】令和2年7月豪雨での水害(7月11日)

7月11日(土)

 球磨川が再度、氾濫危険水域に達していたため、生徒の作業は休みにし、顧問とOB等で隣の民家にずっと置かせていただいていた使用不可の艇を引き上げました。

民家の駐車場に置かせていただいていた様子(7月8日の写真)

 この日以降は使える艇、使えない艇の選別や、周りの民家の手伝いをしてきました。その間、様々なメディアやこの地区の便覧に載せていただいたりしました。高校生の力はすさまじく、毎日感謝の言葉を頂いてきました。

 地域の方々も25・26日に代替大会を控えていることをご存じで、気を使ってくださり、「ここまででいいよ。ありがとう。大会がんばってね。」等の言葉をいただきました。21日からは代替大会に向けて、泥まみれになった船の洗浄や、無くなった部品の補充、そして船の調整などを行いました。

【カヌー部】令和2年7月豪雨での水害(7月8日)

7月8日(水)

 施設にあったものを全て外に出し、外に出していたゴミもトラックで運び出し、処分しました。随分とすっきりした状態になりました。

 泥かきや、物を運び出すのと平行に艇の洗浄もいました。

 水はパドルの先よりも上、奧の部屋の前の壁に飾られている自画像の少ししたまで水はあがっていました。艇庫は、2m50cm浸水していました。

 艇庫の作業と同時に、艇庫周辺の民家の手伝いをしていました。80代のおじいちゃんの一人暮らしのお宅をお手伝いしました。膝が悪く思い通りに片付けられず、途方に暮れていたそうです。「とても助かった」と涙ながらに話してくださいました。