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甲佐町ワークキャンプ

 令和5年8月22日・23日(火・水)、甲佐町にある社会福祉法人五色会 障がい者支援センターあゆの里で、甲佐町社会福祉協議会主催の「甲佐町ワークキャンプ」が実施されました。昨年まで新型コロナ感染症の影響で実施されなかったので、まさに4年ぶりの開催で、今回は普通科福祉教養コース2年の5人が参加しました。

1日目はオリエンテーションをしていただいた後、ワークセンターで木工作品のキーホルダーつくりを体験し、午後からは食品の梱包、機械部品の組み立て、玉ねぎの外皮むきを利用者の方々と行いました。キーホルダーのイラストにとてもきれいに色を塗られていたり、玉ねぎの細かな選別など根気よく取り組まれていました。難しかったですが、丁寧に教えていただき安心しました。

2日目は健康チェックや皆さんで体操をした後、フルーツキャップをそろえて袋詰めをする仕事に参加しました。やり方やコツを利用者の方に伺いながら行いました。それぞれ得意なことをいかして、役割を分けて行っておられるところが印象に残りました。職員の方からは、このように利用者が活動する環境を作ることが自分たちの大きな役割と伺いました。午後は誕生日会に参加させていただきました。レクリエーションやかき氷をいただき利用者の方々と楽しく過ごしました。

生徒からは、「最初は緊張しましたが、利用者の方や職員の方々がやさしく笑顔で迎えてくださったので、次第にリラックスして参加でき、わずかな時間でしたが貴重な経験がたくさんできました。互いのことを知るよい機会にもなり、またこの仕事や活動でできたものが、社会の中につながっているということも実感できました。様々な障がい福祉分野の仕事も教えていただき進路を考える上での学びにもなりました。」などの感想がありました。

貴重な機会をいただいた、あゆの里の皆さま、甲佐町社会福祉協議会の皆さまに感謝いたします。ありがとうござまいました。