「性教育講演会」(定時制)

 令和元年9月26日(木)視聴覚室において「性教育講演会」が行われました。

講師として、医療法人聖粒会慈恵病院で助産師をされている大山由香さんをお迎えし、

「未来ある君たちに伝えたいこと」という演題で講演していただきました。

  

      前半は、「性について」ということで、中高生の現状から、①「性行為の低年齢化」、②「性行為により起こりうること」③「性行為の二極化」と、ご自分が実際、病院で体験された事例を織り交ぜながら、かなり踏み込んだ内容のお話をしていただきました。

    続いて、「避妊」や「性感染症」「デートDV」について分かりやすく説明していただき、「性行為は人を幸せにも不幸にもする」と、熱く訴えられ,、前半が終わりました。

  

   後半は「人間は数億年前から命のバトンを渡し、命をつないでいる。お母さんがおばあちゃんのお腹に宿った時から、卵子は育まれ、競争を経て、頑張って生まれてきた。ここにいることが奇跡なのだ」と命の神秘についてのお話をしていただき、「どんな気持ちで親が子どもを育ててきたのかを考え、私たちは生きている以上、一日一日を大切にし、一生懸命生きなければならない」という結びで講演を閉じられました。

 

   最後は、珠玉の言葉が散りばめられた感動的なビデオメッセージが流れ、大山さんの「君たちに伝えたい」という熱い思いを受けて、生徒たちは「性」や「命」について 真剣に考えることができたのではないかと思います。