文部科学省指定SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業

背景

 経済や社会の構造が急速に変化する中で、高度な専門的知識に加え、従来の常識や慣習にとらわれない柔軟な思考と斬新な発想を持つ人材が求めらています。

宇土中・高のSSH事業
 これまでの既成概念にとらわれずに「なぜ?」を大事にする姿勢、社会貢献の視点で地域から国際まで幅広く課題を発見する態度、様々な変化や価値観の違いを受け入れて未知なるものに挑む力を育てる様々なプログラムを実践しています。

育てたい力UTO-LOGIC

 宇土中・高が重視する生徒に身につけさせたい力は、UTO-LOGICです。

L(論理性),O(客観性),G(グローバル),I(革新性),C(創造性)からなるUTO-LOGICを高め、駆使することで、対象が子どもであっても,大人であっても,専門家であっても,状況が学校・地域であっても,国際舞台・学会であっても,対象・状況に応じた研究成果の発信をすることができる力を育てます。

本校が掲げるキー・コンピテンシー(主な資質・能力)

Think Logically,Objectively and Globally.Be Innovative and Creative.

論理的に、客観的に、グローバルに思考せよ。その思考は革新的であれ、創造的であれ。

 

本校が進める研究開発テーマ(第2期2018~)

育てたい力UTO-LOGICを高める3つの研究開発テーマ

Ⅰ 探究の「問い」を創る授業

 中高一貫教育校として,理数教育に関する教育課程の開発及び教科の枠を越え,探究の「問い」を創る授業の実践をしています。

Ⅱ 探究活動 学校設定教科「ロジック」

 中高一貫教育校として,教科との関わりを重視した探究活動プログラムの実践、学校設定教科「ロジック」の開発をしています。

Ⅲ 社会と共創する探究

 中高一貫教育校として,社会と共創する探究を進め,地域からグローバルに展開するプログラムの実践をしています。

▶本校生徒の " 育てたい力 " が育ってます!

  

  

 課題研究を軸に、構想発表会やクラス発表会、校内発表会など場を設定したことで発表の機会が増え、生徒全員のプレゼン力が高まっています。また、SSコースの生徒はルーブリックづくりを通して、より専門性を高めるための探究の視点が身につくようになり、自身の研究を深められるようになりました。学会(研究をもとに専門家が集まる大きな集会)で発表する生徒が増えました。

 小学生向けの科学体験イベント等では「他校の高校生に比べ、説明が丁寧でとてもわかりやすい」「宇土高校のブースを毎年、楽しみにしています」といったお褒めの言葉を多くもらうようになりました。

 

▶生徒への "発表の機会"を提供できる環境づくり が整いました!

 学会・大会の発表の場を”成長の機会”と捉え、発表の場を広げつつ、校内で共有する体制を整え、次の世代につなげるための構築を図っています。  

▶海外研修、さらには、国際研究発表の機会も充実しています!

 

 課題研究の成果を発表する機会は国内にとどまりません。SSH指定以降、フランス、チェコ、中華人民共和国、インドネシア、タイ、インド、大韓民国、台湾、フィリピン、アメリカ合衆国と様々な国や地域で国際研究発表をしています

<本校のSSH事業をより詳しく知るための資料>

    

30熊本県宇土高校・概要資料.pdf   SSHリーフレット.pdf                         探究活動フローチャート.pdf 

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