平成25年度 学校長より

2013年9月の記事一覧

校長室便り No.6

 稲刈りの季節となり、刈取りが終わった田んぼの土手には真っ赤な彼岸花が見られるようになりました。

先日8日(日)は、心配した雨も上がり、平成25年度第59回高森高校体育大会を無事開催することができました。早朝から多くの来賓、保護者、地域の皆様方にお出でいただきましたことに感謝申し上げます。今年の体育大会は準備の期間前半が台風の影響で室内での練習しかできず集団行動やマスゲームの出来が心配されましたが、最後の4日間が天気に恵まれたことと、生徒が主体的に動いてくれたことで、例年に勝るとも劣らない体育大会となりました。4回目を迎えた高森保育園の園児の皆さんのお遊戯やかけっこは見ている観衆をほのぼのとした気持ちにしてくれました。11月には保育実習で本校生徒が保育園に出向きます。今後も保育園をはじめ幼保小中学校との連携を深めていきたいと考えています。得点種目の合計では3年生が少ない人数にもかかわらず頑張り初優勝を果たしました。閉会式の講評でも述べましたが、予行演習の時3年生がフォークダンスをよく知らない1年生のところに行って踊りを教えている姿には感心しました。きっと1,2年生に新たな伝統として引き継がれていくものと思いました。また、例年感心することがもう一つあります。それは後片付けの協力体制です。全員が椅子・テーブル運び、テントの解体、骨組みの運搬に当たり45分でグランドには何一つ残らない状態になっています。男女を問わず黙々とテントの骨組みを運ぶ姿には、ただただ敬服するばかりです。

この日は、2020年東京でのオリンピック開催が決定した記念すべき日でもあり、思い出に残る1日でした。開催地の決定の瞬間をテレビ放送で見られた人も多かったと思います。

体育大会も終わり、16日からは就職試験が開始となります。3年生にとって人生を左右する時期がやって来ます。3年生全員にとって実り多き秋となることを願っています。

校長室の北側の金木犀は早くも花をつけています。まだまだ残暑は厳しいですが、確実に秋が近づいてきていることを実感しています。