船高日記

【1年生】総合的な探究の時間「オンライン講演会」

 10月16日(金)、1年生の「総合的な探究の時間」では、講演会を開きました。御船町「地域おこし協力隊」の隊員で、本校コミュニティスクールの委員でもある成瀬育枝さんを講師に迎え、「町おこしの取り組み」と題して講演いただきました。今回の講演会は、新型コロナウイルス感染症対策として、体育館集合の密を避け、会議室からのオンライン中継により、生徒たちは各教室で講演を聴きました。
 まず、靴店を経営してきた成瀬さんの経験などから、仕事にかける思い、スキルを磨く姿勢、おもてなしの心の大切さ、チャンスをつかみ挑戦することなど、社会人として大切なことを語っていただきました。続いて「地域おこし協力隊」として取り組んできたことを具体的に一つ一つ紹介していただきました。成瀬さんの町おこしのキーワードは「デザイン」。人をつなぎ、町の特色をつなぎ、活動が動く仕組みを「デザイン」して、御船町の魅力を最大化する仕事が「町おこし」だそうです。例えば、吉無田高原の湧水とお茶、御船釜の茶器を結びつけたイベントや商品開発を手がけるなど、人とモノをつなぐアイデアを次々に実現していく様々な取り組みを紹介していただき、生徒たちも大いに刺激を受けていました。成瀬さんのバイタリティとパワーを感じた講演会でした。生徒たちも今後の研究に意欲を見せていました。