校長室からの風

御船探訪(御船城と甲斐宗運)

連休中、少し時間があったので御船町をぶらりと散歩してみました。御船は、古くから上益城地方の政治・経済の中心地で、多くの文化遺産が残る町です。地味も肥え、背後に要害の山がひかえることから、中世より戦略上重要な地域でありました。現在の御船小学校の横に小高い丘がありますが、これが「御船城」です。「御船城」城主の中で名高いのが「甲斐宗運」。阿蘇家の重臣として肥後の国でその人ありと言われた名将です。

御船城近景

 

 甲斐宗運(親直)(15151584)は肥後・御船城主。知勇兼備の将として名高い、阿蘇家の重臣てす。

 宗運は、永正十四年(1517阿蘇大宮司惟豊を矢部の「」に復帰させ、それにより地位を確立しました。天文期には阿蘇氏老臣として領国経営に当たりましたが、同十年、阿蘇大宮司に背いた御船房行を御船城に攻め、以後同城の城主となりました。宗運は阿蘇惟豊・惟将の二代に仕えましたが、阿蘇勢力を代表して大友氏と結び、隣国の相良義陽と盟約して外敵に当たるなど、ひたすら阿蘇家を守り、その舵を取り続けました。そのため、島津をして「宗運のいる限り、肥後への侵攻はできぬ」とまで言わしめたのです。

天草での新入生宿泊研修

4月23日(日)、松島町にある県立天草青年の家に行ってきました。新入生がこの日から2泊3日で研修をしているのです。天気がよく、ペーロンやハイキングも気持ちよくできたのではないかと思います。集団訓練で、みるみる機敏な行動がとれるようになっていたのが印象的でした。

一ノ瀬優希選手、頑張れ!


 4月16日(日)、熊本空港カントリークラブで行われた、「バンテリンレディスオープン」ゴルフ大会に行ってきました。本校卒業生の一ノ瀬優希選手を応援するためです。生徒・職員30名の応援団が、そろいのピンクのジャンパーを着て応援しました。一ノ瀬選手は3バーディ2ボギーで回り、通算イーブンパーで6位タイと、すばらしいプレイを見せてくれました。特に最終ホールでバーディパットをきめたときは応援団も大興奮でした。一ノ瀬選手、これからも頑張ってください!

熊本地震復興祈念コンサート


  4月15日(土)、陸上自衛隊の熊本地震復興祈念コンサートが、熊本県立劇場コンサートホールで開かれました。被災地からは益城中・木山中・西原中・南阿蘇中の吹奏楽部が共演し、すばらしい音楽を聴かせてくれました。我が御船高校からも、書道部が書道パフォーマンスを披露。多くの聴衆に元気を与えてくれました。

入学式式辞(抜粋)




入学式式辞より
(抜粋)

                                    校長 西澤 頼孝

 新入生の皆さん、入学おめでとう。私たち職員は、皆さんの新たなるスタートを祝福するとともに、心から皆さんの入学を歓迎いたします。

 御船高等学校は、大正十一年に、熊本県で八番目の旧制中学校として創設され、今年度九十六年目を迎える、県下でも屈指の歴史と伝統を持つ高等学校です。現在も、ロボット競技大会での活躍は言うに及ばず、芸術活動の面、部活動の面などにおいても輝かしい実績を上げています。

 この御船高等学校で、多くの先輩方の心の根幹を育て上げてきたものが、初代校長、岩口石蔵先生が開校時に定められた三綱領、「一つ、誠実以て人に接す」「一つ、自ら進んで学を修む」「一つ、自律以て己を処す」の精神です。いつの時代においても、先輩方は常に、学校の輝かしい歴史・伝統に大きな()誇りを抱き、この三綱領の実現に努めてこられました。「人を思いやる豊かな心」、「積極的に自ら学ぶ姿勢」、「自ら考え行動するたくましさ」。この三綱領の精神を生かしていくことこそが本校の伝統をよりよく発展させていくものです。新入生の皆さんも、一日も早く校風に慣れ、三綱領の精神を自らのものとして、新たな伝統づくりに加わってほしいと思います。

 さらに、本年度は、「熊本地震」震災復興元年の年であり、本校は被害の大きかった地域の高等学校として、復興、防災の中心的役割を果たしていく使命があります。皆さんの若い力を、地域の復興及び活性化のために大いに役立ててください。

高校時代は、自らの将来について具体的に模索する重要な時期であり、これから生きていくために必要な「自己形成」の第一歩です。目標を立てて勉学に励み、体と心を鍛え、自主自律の精神や規範意識を身につけることで、人間的に成長してほしいと思います。そして、勉学に、スポーツに、若き情熱を傾けてくれることを切に願っております。