新着情報

食品工業科 NEWS

第10回熊本城マラソン大会に向けて準備中(食品工業科)

2月19日(日)に開催されるイベント『第10回熊本城マラソン大会』イベントにおいて選手に振る舞うクッキーを準備しています。

ひらめき県出身で日本人初の五輪選手「金栗四三」がストックホルム大会のマラソンの途中で倒れ、現地の『ペトレ家』に介抱された逸話を元に食品工業科2年生が考案しました。

大会当日は、金栗さんが倒れた距離と同じ26.7キロ地点で「ペトレ家のおもてなし」と銘打ったブースを設置して、本校で収穫された柑橘を砂糖漬けして作ったネーブルオレンジバターをサンドした『バターサンドクッキー』と本校生徒実習製品の酸乳飲料『ラッキス』を振る舞います。

晴れ選手の皆さんが無事に完走できるように急ぎ心を込めて焼き上げます!

シフォンケーキ(食品工業科)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『シフォンケーキ』を作りました。

ひらめきアメリカ生まれのスウィーツで、できあがった生地の様子が絹織物(シフォン)のようにきめ細かくキラキラふんわりと軽い食感なのでシフォンケーキと名付けられました。

製造工程で重要となるポイントは、卵黄・砂糖・水・サラダ油を乳化(水と油をなじませること)させてもったりとマヨネーズのようになるまで泡立てる工程と卵白と砂糖を泡立てるメレンゲ作りの工程です。

会議・研修卵白を凍結直前まで冷やすとしっかりとしたメレンゲができます了解

全体を混ぜ合わせる時、気泡を潰さないようにやさしく混ぜると、ふんわりとした生地が完成しますにっこり

焼き型に流し入れて、170℃のオーブンで35分間焼きます。

焼き上がったら逆さまにして冷却します。

イベント全員ふんわり焼き上がりましたよ音楽

デコレーションケーキ(食品工業科)

食品工業科1年『食品製造』の授業で「デコレーションケーキ」記念日の製造実習を行いました。

6号サイズ(直径18cm)のスポンジケーキから作りました。

イベント各自、デザイン画を手書きで作成しイメージ通りに作ることを課題としました。また、材料の原価計算、時間内に完成させるために準備することなども実習前の学習として取り組みました。

ハートハートや星型キラキラのクッキー、マジパンで作ったバラ、マカロンやトリュフ、チョコやイチゴのソースなど自宅で作ったものを飾った生徒もいました。出来上がったケーキは素晴らしい作品ばかりでした。

 

 

水分の定量実験(食品工業科)

1年生「食品化学」の授業で『食品中における水分量測定』を行いました。

会議・研修食品中の水分含有量は味や食感、保存性などとても重要な部分です。

食品中の水分の測定方法には乾燥法、蒸留法、化学的測定法の3つあり、今回は乾燥法で測定しました。

まず、①秤量びんの重量を測定して『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度加熱します。②デシケーターで冷却して、③再度秤量びんの重量を測定する。①~③を測定前後の差が0.5mg以内になるまで繰り返します。秤量びんに付着した空気中の水分等を取り除くために重要な工程となります。

次に、試料のダイコン、ニンジン、キュウリ、キャベツを細かく切って5g採取します。

①~③の工程を経た秤量びんに入れて『電気恒温乾燥機』105℃で2時間程度乾燥させます。重量をはかって減少が見られなくなるまで乾燥を続けます。

この後、計算式に当てはめて水分含量%を求めていきます。

水分が無くなった野菜は、どれがどれか分からないですね驚く・ビックリ

タンパク質(アミノ酸)定性実験(食品工業科)

2年生「食品化学」の授業でタンパク質(アミノ酸)の定性実験として『ニンヒドリン反応』の実験行いました。

会議・研修『ニンヒドリン反応』とは“ニンヒドリン”とアミノ酸がもつ“アミノ基”が反応して、青紫や赤紫に色が変わる反応のことです。この反応によってアミノ酸が含まれていることがわかります。

今回は①「醤油」、②「牛乳」、③「卵白」、④調味料の「味の素」と⑤空試験※の「蒸留水」を試料として実験を行いました。※⑤の空試験とは物質が入っていないときは反応しないことを証明するための実験です。

希釈した試料(牛乳のみ原液)3mlに0.2%ニンヒドリン溶液を1ml加えてガスバーナーで加熱し、冷却して観察します。

⑤の空試験「蒸留水」以外は色の違いや濃淡はありますが反応が確認できました。

また、色の違いや濃淡によって、アミノ酸の含まれる量も推測することができました。

鉛筆この「ニンヒドリン反応」は紙や木材に付着した指紋の検出にも用いられます。

また、ニンヒドリン反応を最初に報告したイギリスのルーエマンさんにちなんで、反応した時の紫系の色を『ルーエマンパープル』キラキラといいます。

開放講座(食品工業科)

11月12日(土)に食品工業科実習棟で開放講座が行われ「ロールケーキ」キラキラを作りました。

卵9個と砂糖を使用し、全卵を泡立てる共立て法で生地作って焼きます。共立て法は湯せんで温めるとより泡立ちがよく、もったりとした生地ができます。そして、篩った薄力粉を入れてゴムへらでさっくり混ぜて生地の完成です。

(ちなみに卵白だけを泡立てるのは別立て法といいます。この場合は冷やすとよりしっかりとしたメレンゲとなります。)

天板に流しいれ、きれいにならしたら200℃のオーブンで13分間焼きます。

イベント焼きあがって冷却した生地に、泡立てた生クリームをのせて巻いていきます。みなさんとてもきれいに巻くことができました。そして箱に入れてお持ち帰りいただきました。

親子で参加された方もあり音楽楽しんで作っていただきこちらも良き時間でした。

肉加工実習(食品工業科)

イベント肉加工については「食品製造」の授業で主に3年生が学習する分野ですが、南園祭で販売するために10月上旬から3年生を中心に全学年で取り組みました。

肉の下処理や塩漬、乾燥、燻煙、ボイル、冷却、包装、殺菌、検品そしてラベルを貼って完成です。検査機関に完成した製品を提出して安全を確認して販売となります。

 

下処理から包装までベーコンとロースハムは10日間、ソーセージは7日間を要します。

ひとつひとつの工程を丁寧に、安全に行わなければならないので生徒も職員も必死でした。そして南園祭では多くの方にお買い求めいただきました。会計までの待ち時間も長く大変ご迷惑おかけしましたが、本当にありがとうございました。

キラキラこれからも安心安全に取り組んでまいります。

パウンドケーキ(食品工業科)

食品工業科1年生「食品製造」の授業で『パウンドケーキ』を作りました。

会議・研修『パウンドケーキ』は薄力粉、砂糖、卵、バターを1ポンド(POUND)=450gずつ合わせたイギリスのお菓子です。フランスでは『カトル・カール(1/4が4つ集まったという意味)』と呼ばれます。

 

イベント今回の配合 パウンドケーキ型(8㎝×21㎝×6㎝)

薄力粉125g、砂糖125g、卵125g、無塩バター125g、バニラオイル3滴 です。

ひらめき材料それぞれに温度差があると分離して膨らみが悪いことがあります。無塩バターは軟らかくしておく、卵はぬるま湯の湯煎であたためるなど準備をしておくと上手に焼き上がります。

175℃のオーブンで40~50分程度焼いたらできあがりです。

みんな上手に膨らみました!

あんぱん&チーズパン(食品工業科)

食品工業科1年生の「食品製造」の授業でパン製造の学習を行いました。

会議・研修パンは酵母(イースト菌)が発生させるガスの力で膨らみます。イースト菌は小麦粉や砂糖などの栄養分、35~38℃の温かい環境、60~70%の湿度でより活発に活動しガスが発生します。このガスはエチルアルコールと二酸化炭素です。できたてのパンを割ったときアルコールのにおいがするのはそのためです。

今回の実習では『あんぱん』『チーズパン』を作りました。

材料をこねる→ 一次発酵→ 分割・丸め・成形(あんことチーズを詰める)→ 仕上げ発酵→ 焼成 

イベントおいしそうにふっくら焼けました!

 

西洋料理と西洋菓子の技能体験セミナー(食品工業科2年)

県商工労働部 商工雇用創生局 労働雇用創生課と県技能士会連合会の主催でおこなわれ、西洋料理と西洋菓子の講師の方をお迎えして、『みらいの技能士育成ステップアップ事業』の一環で「技能体験セミナー」が行われました。

今回は食品工業科2年生を対象に、7月25日から5日間インターンシップへ行く、事前セミナーとして技能士の方からの講話や指導を含めた体験の機会をいただきました。

イベント西洋料理の班は『オムレツ』を作りました。

火加減や卵の混ぜ方、フライパンや箸やヘラの使い方をマンツーマンで教えていただきました。自分で作るのとは違って中はトロトロ音楽ふわふわのオムレツでおいしかったですにっこり

記念日西洋菓子の班は『抹茶のスノーボール』と『チュイル・オ・ザ・マンド』というクッキーを作りました。ホイッパーやゴムヘラの使い方、生地の混ぜ方に無駄がなく素晴らしかったです。できあがったクッキーはサクサクでキラキラとにかく美味しい!

今回の技能体験では技術面だけでなく、「元気のよい挨拶」「大きな声で返事する」といった人として大切なこともお話しくださいました。

生徒にとって有意義でたのしく、おいしい時間となりました。