4 成果と課題 (1) 成果  様々なテーマで多くの先生方に経験や実践に基づいた研修を行った。研修を通して新たな気付きもあり、担当する幼児児童生徒への実践の参考にすることができ、知識として取り入れることができた。また、他学部の職員と取組を共有し、意見交換する場となり、学校全体で一貫性のある指導をしていくことの大切さを再認識することができた。 (2) 課題  視覚障がい教育における専門的な指導は、普段実践する機会がない場合、一度話を聞いただけで専門性が身に付くわけではなく、実際にかかわることで専門性が身に付いていくという意見が多く聞かれ、どのような形で専門性を維持・継承していくかは今後も課題である。また、本年度はグループ内の職員で研修を分担し進めていったが、テーマの幅も広く、専門性の維持・継承・向上という点で考えると、内容の深まりが十分ではなかった部分があると考える。今年度の反省を踏まえ、グループの構成や研修内容を含め次年度検討していく必要がある。