学校より

取組紹介

県庁表敬

教育長表敬訪問及びロビーコンサート

4月16日(火)に本校アンサンブル部の7人は、熊本県庁新館の1階にて、ロビーコンサートを開催しました。これは、平成30年度3月に北海道で行われた「第42回全日本アンサンブルコンテスト高等学校の部」で金賞を受賞した報告とお礼を兼ねて実施したものです。

 当日は、蒲島知事をはじめ両副知事、宮尾教育長ならびに多くの教育庁の方々のご参加をいただきました。また、12:20~12:50の時間帯だったため、昼休み中の県庁職員の方たちや訪れていた一般の方々など、1階ロビーだけでなく2階からもたくさんの方が見学してくださいました。

 まず、教育庁特別支援課の先生の司会進行で1曲目の演奏に入りました。曲はバッハ作曲の「MEIN JESU(マイン イエス)」で、この日は3年前の熊本地震の本震の日だということもあり、メンバーは鎮魂の思いを込めて演奏しました。

 金賞の表彰状と記念の盾会場のお客様の様子

 

 

 

 

 

演奏が終わると、昨年度まで本校のアンサンブル部の顧問で、今年度特別支援教育課に異動された松岡先生に司会がバトンタッチされました。すると、今まで緊張していた生徒たちでしたが、気心の知れた元顧問の先生の進行ということもあり笑顔も見られるようになりました。

まず、一人一人の自己紹介の後、全日本アンサンブルコンテストの報告を部長が行いました。そして、多くの皆様の応援の後押しがあったおかげで金賞を受賞できたことへの感謝の気持ちを伝えました。また、演奏する際に大切にしているところは、という質問では、曲のイメージをつかむためにメンバーで話し合いを行い、音の意味や構造、曲の持つエネルギーをどう表現するか等を追及していることを話したり、演奏方法を聞かれた全盲の生徒は、正しく美しい音を出したいと願いながら右手でマレットを持ち、左手で場所をたどって演奏していることなどを話したりしました。

次に2曲目の演奏です。これは、全日本アンサンブルコンテストで演奏したもので、グラスティル作曲「VOLCANO MIRROR(ボルケーノ ミラー)」です。この曲は、本部の創部時代から指導してくださっている、プロの打楽器奏者、冨田篤氏の作曲で、盲学校の生徒たちのために昨年書き下ろされた曲です。シーンと静まり返ったホールにかすかに聞こえるウィンドチャイムの音から始まり、徐々に大太鼓やコンガ、マリンバなど、12種類の打楽器がエネルギッシュな演奏を繰り広げ、その迫力のある演奏は会場中が息を呑むほどでした。生徒達の渾身の演奏が終わると、ホールには大きな拍手がしばらく鳴りやまず、生徒達も無事に演奏を終えた安堵感からか、この日最高の笑顔で応えていました。

そして、蒲島知事から花束の贈呈があり、「みなさんの演奏は素晴らしかった。でも、演奏だけでなく移動の際の介助や演奏する姿勢などを見て、本当に素晴らしいと感じた。こういうことがきちんとできている人たちだからこそ、あの素晴らしい演奏になるのだと思う。」という賛辞のお言葉をいただきました。そして、散会の後、生徒たちの「一緒に写真を撮っていただけませんか?」のお願いに快く応じていただき、生徒たちは大感激でした。

 

盲学校のアンサンブル部を応援してくださった多くの皆様に、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

                                                                                                                                            インタビューに答える生徒たちの様子花束贈呈の様子