情報システム科 指導の重点
(ア) 情報化社会を支えるコンピュータやネットワークの基本的な知識と技術を習得させ、情報モラルと情報システムの意義や役割を理解させるとともに、自然環境や人にやさしいシステムの開発をとおして、ユーザーを思いやる心豊かな人間性の涵養を図り、職業人としての規範意識や倫理観を醸成し、課題解決ができる工業技術者を育成する。
(イ) ハードウェアの省電力化に関する知識と技術ならびにソフトウェア資源としてのプログラミングに関する知識と技術を習得させ、地球規模に広がるネットワーク社会の無限の可能性と宿命的欠陥を理解させるとともに、安全なデータベースシステムの開発で情報セキュリティの意識を高めさせ、3次元CGやマルチメディアを活用して仮想空間を構築できる創造的な能力と態度を育成する。
(ウ) 情報システム実習と課題研究のグループ学習をとおして、報告書の作成やプレゼンテーションで表現力とコミュニケーション能力を高めさせる。ひいては進路先の職場において情報セキュリティと情報モラルを広め、情報化投資の価値とリスクを評価する思考能力と判断能力を持ち、高度情報化社会の長期継続と将来の発展に貢献できる協力的で柔軟な活動をグローバルに実践できる人材を育成する。