「人吉お城まつり」での集合写真

 

● 部員 38名
● 顧問 園田和道 和田孝浩 永田孝子
● 指導計画
 4月:昇段審査、人吉球磨地区体育大会  10月:新人戦
  5月:おどんな日本一弓道大会      11月:県選抜大会
  6月:県高校総体、国体予選       12月:納射会
  8月:人吉市大会、安土崩し        1月:射初会、1年生大会
  9月:昇段審査
● 顧問より

 

 一般的に弓道は個人競技と思われているようです。しかし、学生弓道については「団体競技である」と私は考えています。選手として選ばれた生徒が与えられる四本の矢は、個人の矢であって個人の矢ではないからです。選手として公式戦に出ることができない部員の思いも、他のメンバーの思いも背負って眼前の的に向かう。試合で悔いのない射をするために、心を整え、体を鍛え、道具を手入れし、稽古の環境を整備する。一人ではできないからこそ、全部員が「自分ができること、やるべきこと」に全力を尽くす。 

 

全ては「目標を倒す」ために。

 

 だからこそ学生弓道は「団体競技(団体戦)」なのです。指導者も生徒もまだまだ未熟ではありますが、日々精進を重ねております。迷いがあり、失敗があるからこそ、人は成長します。弓道は的前に立てるようになってからが本当の修行です。また、弓道に限らず、武道は生活の全てが修行です。目標を持って前進しようとすれば、壁にぶつかることも少なくないでしょう。しかし、仲間がいるからこそ共に乗り越えられる。その日々の積み重ねから得られる全てのことが、部員達の血となり肉となっていくのです。

 

このブログを見られた中学生の皆さん、球磨工に入学されたら、是非稽古を見に来てください。そしてできれば一緒に弓を引きましょう! あなたにお会いできる日を楽しみにしています。

 

弓道部ブログ

弓道部

【弓道部】全国選抜大会への切符を射抜いた!

 第41回全国高等学校弓道選抜大会県予選が、12日~13日の2日間、植木弓道場で開催されました。

 初日の男子個人戦では、2年建設工学科の宮原歩夢君が決勝に進出し、5人の射詰法(1本射抜き・外したら敗退)の息詰まる接戦を戦い抜き3位に入賞! 12月末の全国選抜大会への出場を決めました。

 また、女子個人戦では、2年機械科B組の山中弥琴さんが、準決勝に進出しました。惜しくも決勝には進めませんでしたが、控え選手なしの3人で戦った団体戦も、全員が中りをみせ、見事に1次予選を突破。新たなステージへの確かな一歩を残してくれました。

 男子団体戦では、Bチーム[大前:宮原歩夢君、中:河野暉士君(2年電気科)、落ち:稲田透久君(1年電気科)]が、予選上位7チームによる決勝リーグに進み、他校のAチームを相手に健闘しましたが、5位という結果でした。

 今年の全国選抜大会は、12月23日(木)~25日(日)に、熊本市総合体育館で開催されます。応援よろしくお願いいたします。

 

            3位入賞 宮原歩夢(2C)