徒然雑記帖

1326635 → アインシュタイン博士の誕生日

 

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 数字の並びをそのままにして、加減乗除等の記号を入れてみたくなりました。

 

 1326635=314 → 3月14日(アインシュタイン博士の誕生日)

 

 色々やっていたら苦しいですが、こんな式もできました。

 

 13!!!!×!!!!+!-=314

 

 ところで、今日3月14日はホワイトデーですが、「円周率の日」でもあります。円周率については、昨年の今日、思いを綴りました。

 こちら → 円周率の中の「31415926535」

 

 そして、日本パイ協会が円周率のπにちなんで「パイの日」、日本数学検定協会が「数学の日」と定めているようです。

 さらに、E=mcの方程式で有名なアインシュタイン博士の誕生日(1879年3月14日~1955年4月18日)なんだそうです。

 

 アインシュタイン博士といえば、ベロをだした写真(ネット上に溢れている写真をここにコピペすることが著作権上どうなのか不明ですから見合わせます)がとても印象的で、名前くらいならだれでも聞いたことがあるはずです。

 ドイツの物理学者でいわゆる相対性理論を発表しためっちゃくちゃ凄い人で、自然科学の分野ではニュートンと双璧をなす人類史上希な天才などと言われています。伝記によると、幼いころから数学に関しては才能を発揮していたそうで、9歳の時にピタゴラスの定理の存在を知り、その証明を寝食を忘れて考えたとか、12歳で微分積分学を独学で学んだとかあります。

 親日家であり、戦前の大正11(1922)年、講演のために40日間に渡って来日し、行く先々で「アインシュタイン万歳!」と数千人の群衆が目に涙を浮かべながら熱狂的に迎えたと記録にあります。当時の日本人の「外国の学者に対する尊敬の念」を窺い知ることができます。

 

 ところで、先述したE=mc (エネルギー=質量 X 光速の2乗)、これは特殊相対性理論から導き出されたもので、エネルギーと質量が等価関係を持ち、相互に互換性があり、条件が整えばエネルギーが質量に変換されるのと同様に、質量もまた適切な条件のもとではエネルギーに変換されることを示しています。この方程式により人類は「原子の火」を手に入れて、まず原爆が次いで、原子力エネルギーが生み出されました。世界で最も有名な科学方程式と言われるこの式、物理基礎でもちらっと学習するかもしれません。

 

 この式の偉大さを中学生の皆さんにも分かりやすく言えば、そこらへんに落ちているただの石ころが、エネルギーの固まりだと言っている点が凄いのです。なぜならc=光速、光の速度を言うのはものすごく速いので、これの2乗をかけるととんでもないことになります。なんでも、広島の原爆でエネルギーに変わった質量はたったの1gだったそうです。ということで、物質のもっているエネルギーの量がものすごく莫大であることを示した式と言ってもいいです。

 エネルギーと物質の質量の関係がこんなに簡単な式で表されるということに改めて驚かされます。

 実際、質量1[ k g] を手元の電卓でエネルギーに変換してみます。光速度 c= 299792458[m/s]ですから、次のようになります。8.9875517873681764×1016[J]([J]はエネルギーの単位)

 

 アインシュタインはこの公式を純粋に理論から導きだしたので、核分裂によるエネルギーの解放などは予想もしていなかったと言われています。

 

 広島市にある広島市立高女原爆慰霊碑(広島市立高等女学校の1、2年生544人、職員8人全員が原爆で亡くなったことを悼み昭和23年建立)で、中央の少女が持つ箱には、写真ようにE=MC2と刻まれています。

 連合軍の占領下、「原爆」という文字が使用できなかった当時の事情らしいです。

【校長】