中学部の様子

卒業式

写真:7枚 更新:03/14 学校サイト管理者

 3月8日(金)に卒業証書授与式が行われました。今年度は、5年ぶりに来賓の方を招いての式となりました。  3年生の生徒たちは、2月末から卒業式の練習を始めました。卒業証書授与の流れを確認し、立ち位置や礼、返事の仕方など、練習を重ねました。「礼の仕方はこれでいいですか?」と教師に尋ねたり友達同士で名前を呼び合って返事をしたりして、真剣に取り組んでいました。  卒業式当日は、大きな拍手とともに、緊張しながらも、堂々と誇らしげな表情で入場しました。今年度の卒業証書は、多良木町槻木の「みつまた」を使った和紙で、卒業担任が一枚ずつ心を込めて漉いた手作りの証書です。壇上に上がり、担任から名前を呼ばれると大きな声で返事をして、校長先生から卒業証書を受け取りました。  これまで学んだことや友達の絆を大切に、それぞれ新しい環境で頑張ってほしいと思います。ご卒業おめでとうございます。

ありがとう3年生!

写真:8枚 更新:03/06 学校サイト管理者

 2月13日(火)からの生活単元学習は、1・2年生は3年生に感謝の気持ちを伝える「ありがとう3年生」の学習に、3年生は3年間を振り返ってまとめをする「卒業に向けて」の学習にそれぞれ取り組みました。  1・2年生は、3月1日に「3年生ありがとうパーティー」を企画し、それに向けての準備を行いました。3年生へのメッセージカードやプレゼント作りだけでなく、会場の装飾作りや当日の出し物であるクイズ作成にも取り組みました。また、3年生は振り返りのスライドやお礼のプレゼント作りに取り組み、それぞれがパーティーへの準備を進めました。  パーティー当日は、クイズの出し物で盛り上がったりプレゼントを渡し合ったりしました。パーティー終了後、生徒たちみんなが「楽しかった」「プレゼント嬉しかった」などと口にし、最後に3年生と素敵な思い出が作ることができました。  1、2年生は3年生の姿を見習って立派な先輩になることを、3年生は中学部卒業後も活躍することを期待しています。

作業学習「修了証」

写真:12枚 更新:02/20 学校サイト管理者

 2月3日(土)に行われた中学部・高等部合同販売学習「くましえんひな市」では、たくさんの保護者が来校されました。目の前で自分たちが頑張った成果の作業製品を買っていただき、子供たちにとってとても貴重な経験になりました。  この日に向けて、中学部ではそれぞれの学期に1か月程度、作業学習に取り組みました。ミキサーや紙漉き、製品加工などの工程を担当し、「時間いっぱい集中して頑張る」「報告を確実に行う」など、自分の目標に向かって精一杯取り組みました。  それとは別に、今年度は初めての取組で、一人一枚、B5の大きさの台紙を漉いて「修了証」を渡すことを計画しました。当日は原料の生産者である「TSUKIGIみつまた」の椎葉袈史さんも来校され、漉き方のコツを教わりながら、一人一枚、自分のための修了証の台紙を漉きました。その後、乾燥してローラーを掛けた台紙に、特別支援学校サポーター尾方美代子先生が、毛筆で一枚一枚心を込めて、文言を手書きしてくださいました。  出来上がった修了証は、作業学習のまとめの時間に紫垣主幹教諭から手渡され、受け取った3年生は照れながらも誇らしげな表情でした。1,2年生は修了式の日に渡します。

1月の学習の様子を紹介します

写真:15枚 更新:02/02 学校サイト管理者

 「体育」では、バスケットボールを行い、友達とパス練習をしたりシュート練習をしたりしました。シュート練習では、タブレットを使って、自分がシュートしている姿を動画で確認しました。「①利き足を一歩前に出す②膝を軽く曲げる③ボールは額の位置から腕を曲げて伸ばす」など、ポイントを確認してから再度シュート練習をすると、ポイントを意識して、シュートが決まる回数が増えてきました。また、昼休みには、高等部の先輩たちと一緒にシュートを楽しむ姿が見られています。  「美術」では、染色技法を使った「オリジナルエコバッグ作り」に取り組みました。ピンク、イエロー、ブラックの色ごとのグループに分かれて、自分たちで考えたデザイン図案を基に手順に沿って進めました。バッグ全体を丸めて輪ゴムで止めて染色したり、摘まんだ部分を輪ゴムで止めて染色したり、どんな作品に仕上がるか、楽しみにしながら作りました。染色後、バッグを広げると「うわぁ、きれいな色!」「できたぁ!」などの感想が上がりました。世界に一つだけの素敵なオリジナルエコバッグが出来上がりました。

総合的な学習の時間「チャレンジ・ジョブ」

写真:9枚 更新:2023/12/21 学校サイト管理者

 11月27日(月)から総合的な学習の時間「チャレンジ・ジョブ」を行いました。仕事について調べたり、実際の仕事を体験したりする活動を通して、自分の将来をイメージしながら働くために大切なことを学習しました。 1週目は、卒業生の現場実習の写真を見て、タブレットPCを使って仕事について調べました。製造や飲食、清掃など自分の興味のある仕事を選んで、仕事内容や人吉球磨にある会社などを調べ、様々な仕事があることを知ることができました。また、働くためには「健康に過ごす力」「生活をする力」「良い人間関係を築く力」「仕事をする力」が必要であることを確認した後、将来に向けて学校生活の中で頑張りたいことを考えました。これまでの自分の生活を振り返りながら、「丁寧な言葉遣いをする」「整理整頓をする」など、それぞれに頑張りたいことを決めることができました。  2週目は、実際に地域の会社に協力していただいた「わっか結び」と「さす枠のテープはがし」の2種類の仕事体験を行いました。それぞれに決めた目標を達成できるように、決められた時間黙々と集中して取り組む生徒たちの姿が見られました。  3週目は、仕事体験を行い感じたことやこれからの学校生活で頑張りたいことをまとめました。「テープはがしでは、なかなかテープがはがれず大変だった」や「敬語を使う」「時間いっぱい頑張る」などそれぞれで振り返り、学校生活で頑張りたいことを考えることができました。最終日には、湯前町にある「常笑ファーム」へ職場見学に行きました。3年生は実際に現地に行き、1・2年生はオンラインで参加しました。本校の卒業生に、仕事で気になったことを質問し、答えていただきました。実際に、小松菜やニラのハウスを見せていただく場面もあり、真剣に話を聞いている様子が見られました。