日誌 平成30年度2学期

クライミング部 大会前の熊本市内遠征!

大会前の週末、天気にも恵まれ、きっちり県立体育館で練習ができました。
16日(土)はたくさんの子どもたちでにぎわいました。左、中、右の3つともふさがるくらいみんな積極的に壁に取りつき、順番待ちで登るほどでした。
そんな中、2度目の県体壁の部員Kは真ん中の紫ホールド5.10bでは苦戦しました。1回目のトライでは前回来たときよりも高度はかせいだものの最後のハング越えのところでテンション(ロープに下がって休むこと)。しかし1度のテンションでなんとか終了点まで抜けました。
2回目のトライではもう手が終わっていたのか、下のほうで力尽きてしまいました。
この日も年下の子たちからたくさん「ガンバ!」の声援をいただきました。

17日(日)は部員Kと顧問F、それにシロさん(ビレイヤーをお願いしました)の3人だけでのびのびと練習ができました。部員Kもシロさんからたくさんのアドレスをもらい、ロープを付けずに下のほうで何度もムーヴや腰を壁につけて登る練習をしていました。時々「それ以上登ってはダメ」など注意されながら。ロープ無しなら3~4mくらいまで、それ以上登ると危険です。
そしてこの日、紫ホールド5.10b2回目のトライ。ハングも越え最後3m程度の垂壁で少し時間がかかっているなと思いながらビレイしていると無事に終了点にクリップ。やった、いけた!と思い「記念撮影だ、はいこっち向いて」など言いながらシロさんに写真を撮ってもらいました。
昨日から、なんとかできるようになりたいと言っていた部員K、その紫ホールドを落としたのだから喜んで下りてくると思いきやなんか浮かぬ顔。聞くと最後の垂壁でバランスが悪く、思わずクイックドローのスリング(ひも)をつかんでしまったそうです。
下からは遠くてよく見えないので、よし、いけた!と思ってシロさんと顧問Fは喜んでいたのですが、部員Kは「実はズルしました」と正直に申告してくれたのでした。

リードクライミングをやったことのある人ならよくわかります。自分の限界グレードの核心部あるいは疲れてきたところでバランスが悪くなってきたとき、イチかバチか次の一手を出すか、あきらめてテンションをかけるか、違うホールドをつかんでとりあえず安定させるか。とにかく高いところで怖いし落ちたくないし、でもやり遂げたいしギリギリの決断です。クライミング独特の「鍛えられる」場面です。技術もメンタルも。
あとすこしでしたが、確実にうまくなっています。くやしさは残りましたが、同時に充実感とたくさんの経験を得た大会前、最後の市内遠征でした。