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 校長の土井 裕三子(どい ゆみこ)です。昨年4月に着任し、2年目になります。どうぞよろしくお願いします。  令和3年4月、山鹿・鹿本地域初めての特別支援学校として本校は開校しました。児童生徒が自分に自信を持ち、夢に向かって挑戦する力や地域社会の中で生きていく力を育むことができるよう、子供たち一人一人を大事にするとともに保護者の思いに寄り添い、そして地域とともにある学校を目指し、3年間の歩みを進めてまいりました。  今年度は、小学部7人、中学部7人、高等部13人、合計27人の新入生と3人の転入生を迎え、小学部31人、中学部20人、高等部41人の全校児童生徒92人で新学期をスタートしました。  開校からの3年間に積み上げてきた本校の強みを「深化」させるとともに、教育活動の質を「進化」させ、真に価値あるもの「真価」を創造したいという思いから、令和6年度は「かも稲第2章~SHINKA~深化、進化から真価へ」というスローガンを掲げました。  具体的には、次のような学校の姿を思い描いています。   ★子どもたちの命と安全を守り「わかる!」「できた!」を増やせる学校   ★保護者・地域の信頼に応え得る学校   ...
 令和6年度かもと稲田支援学校中学部修学旅行に係る見積業者の募集について  令和6年度、かもと稲田支援学校中学部一般学級では修学旅行を予定しており、見積に参加される業者を募集します。  参加を希望される業者は、別添「令和6年度かもと稲田支援学校中学部一般学級修学旅行に係る見積参加表明書.docx」に御記入のうえ、4月12日(金)午後5時までにFAXにて御提出ください。  企画書及び見積書の提出期限は、4月30日(火)としております。  仕様書等詳しくは下記担当までお尋ねください。    【問い合わせ先】 熊本県立かもと稲田支援学校 担当:中学部主事 吉野 電話:0968-46-1740 FAX:0968-46-1717 別添資料:令和6年度かもと稲田支援学校中学部一般学級修学旅行に係る見積参加表明書.docx
 2月28日(水)に山鹿小学校6年生による本校校歌音源贈呈式が本校体育館にて執り行われました。  本校は、令和3年に開校し、それまで山鹿小学校や鹿本小学校等、菊鹿地区にある小中学校に通っていた児童生徒が多く在籍しています。そんな御縁もあり、今回は、山鹿小学校6年生のみなさんに本校の校歌音源をCDに作っていただき、交流会をすることになりました。  事前学習では互いの学校のことを知る機会を設け、関心を持って当日を迎えました。居住地校交流をした友達から山鹿小学校にも好きなアニメのキャラクターが一緒の友達がいることを聞き、会えることを楽しみにしている児童や兄弟、知っている友達や先生に久しぶりに会えるのを楽しみにしている児童生徒がいました。  当日は、初めに山鹿小学校のみなさんに本校校歌を披露してもらいました。歌詞の意味をよく考えて理解し、情感たっぷりに歌う歌声に本校の児童生徒もしっかりと聞き入る様子が見られました。歌唱を録音したCDの贈呈を受けた後、山鹿小学校のみなさんと一緒に本校の児童生徒も校歌を歌いました。本校の児童生徒は「校歌ダンス」を踊りながら歌ったのですが、山鹿小学校のみなさんも、その場...
    小学部の生活単元学習では、今年度お世話になった方々を学校に招待し、おもてなしすることを通して感謝の気持ちを伝える学習を行いました。子どもたちは3つのグループに分かれ、それぞれどんなおもてなしをすればお客さんに喜んでもらえるのか、考えました。1つ目のグループでは、田植え・稲刈りでお世話になった稲作アドバイザーの平本さん、2つ目のグループでは、木工教室を開催してくださった自然観察指導員の中島さんご夫妻(岩じい、きみちゃん)公民館指導員の田中さん、そして3つ目のグループでは、文化祭や焼き芋の準備をしてくださった本校高等部の稲葉先生をご招待!  話し合って役割を決めて練習を重ね、当日はその成果を発揮することができました。お茶や羊羹をふるまい、皆で書いた感謝状をお渡ししました。他にも、ダンスを披露したり、マッサージのサービスをしたり、小粋なトークで盛り上げたり!?各グループの個性が輝くおもてなしができました。最後は笑顔でお見送りし、それぞれ役割を全うして、感謝の伝わる楽しい会になりました。   後日、中島さんご夫妻(岩じい、きみちゃん)から素敵なメッセージが届きました。一部を抜粋して、以下に...
 2月2日に、山鹿警察署・生活安全課の方を講師に招き、不審者対応訓練を行いました。訓練は、学校敷地内に不審者が侵入し、職員が発見するという想定で行いました。発見と同時に応援を呼んだり校舎内に放送をしたりする、初期対応、校内外への連絡、児童生徒の安全確保等の動きの確認をすることができました。また、不審者に対峙された先生方は本番を想定し、緊張感を持った表情をしていました。  後半は、訓練の様子を映した動画を見ながら警察署員の方に改善点を教えて頂きました。また、警察署員の方から刺股の有効的な使い方も教えて頂きました。刺股が2本以上ないと有効な手段にならないことや不審者の死角に入ること、刺股は肩から脇に刺すことなど多くのことを教えてくださり今後の不審者対応に役に立つことばかりでした。今後も、児童生徒が安心・安全に過ごせる環境作りと、もしもの時にも対応できる体制作りに努めて行きたいと思います。
  令和6年1月31日、開校から2年10か月にして、本校ホームページへのアクセス数が100,000回を超えました。多くの方々に本校の教育活動の様子を閲覧いただき、大変うれしく思います。これからも、旬の情報をお届けしていきたいと思います。  今年は、年明けに能登半島地震という大きな災害がありました。尊い命を失われた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。8年前に熊本地震を経験した者として、被災地域の一日も早い復旧・復興を心からお祈りします。また、被災された方々と地域に心を寄せ、できることを少しでもやっていきたいと思います。  さて、校長室には、児童生徒の作業製品や子どもたちが放課後児童クラブで作った作品などを掲示していますが、今年は私も月ごとに作品をつくってみることにしました。1月は、昇り龍のように飛躍の年になるようにと願いを込めて、今年の干支である「辰(たつ)」を折り紙で作りました。2月は「おひなさま」を飾ろうと、切り絵を作りました。令和の「ジェンダーフリー」ひな飾りとして、お内裏様をピンク、お雛様をブルーの色紙で作っています。無心に手を動かしていると心...
 1月16日の午後、学校薬剤師の狩野様を招き、高等部で薬物乱用防止教室を実施しました。今回は「喫煙・飲酒などの依存に関することについて」の講話をしていただきました。  写真やイラストなどでわかりやすく説明していただいたので、生徒たちはよく理解することができました。生徒の感想からは、薬の正しい飲み方や薬には副作用があること、タバコの恐ろしさがわかり、友達に誘われてもタバコは吸わないといった感想も見られました。また、お酒の身体に与える影響や依存などに対する感想が1年生から3年生まで多く書かれていました。  今後とも健全な発育や健康な生活について考えることができるよう指導に取り組んでいきたいと思います。
 1月12日に大谷翔平選手寄贈グローブのお披露目をしました。  土井校長先生の大谷選手に関する話とクイズを興味津々に聞く姿や、嬉しそうにグローブを受け取る姿が見られました。翌日の連絡帳には、クイズで知った大谷選手の飼っている犬の名前を家族に教えたり、グローブを受け取ったことを大喜びで家族に伝えたりする様子が記載されていました。  また、日替わりでキャッチボールやティーボール等をクラスで楽しんでいます。グローブを初めて触る児童も多く、利き手にグローブをはめてみたり、グローブでボールを掴むのが難しかったりとする姿が見られましたが、目を輝かせて何度もチャレンジしていました!また、子どもたちもですが職員も一緒になって歓声を上げている姿が印象的でした。  これらの姿から、子どもたちがワクワクドキドキすることを経験できる機会をたくさん作り、チャレンジを後押しし、大谷選手のように好きなことを追求できる子どもたちを育てていけたらと思いました。 (文責 教頭荒木)
 12月の人権週間に合わせて、12月14日(木)に校内人権集会を実施しました。共同作品つくりを行い、小中学部は人権の花畑、高等部は権利の花畑を作りました。  小中学部は、事前学習で自分の好きな色の折り紙をちぎり絵にして花を作成しました、当日は、自分の好きな色と作成していた花を発表して、その花を方眼紙に貼っていき、最後に人権の花言葉をグループで考え、中央に書いて花畑を完成させました。普段一緒に活動することがない他学部の友達と小グループで制作を行ったことで、仲が深まり、和気あいあいとした雰囲気で取り組む様子が見られました。また、レクリエ ーションでは、児童生徒会のメンバーが考えたジェスチャーゲームに会場はとても盛り上がり、子どもたちの一体感が更に高まったと思います。  高等部は、権利の花畑を作成しました。事前学習で人権という言葉や子どもの権利について学習を行いました。子どもの権利条約の中から自分にとって一番大切に思う権利を1つ選び、その権利と自分が描いた花を合わせた権利の花を作成しました。当日は、学年混合のグループで一番大切に思う権利とその理由を発表して、花を貼っていき権利の花畑を作成し...
 終業式目前の12月21日(木)、「手のり門松づくり」をしました。講師は菊池少年自然の家の堀田様(通称リータさん)。門松を飾る由来や意味を教えていただいた後、早速活動開始。最初は慣れないノコギリでの活動に悪戦苦闘していましたが、繰り返すうちに少しずつコツをつかんだようで、後半はリズミカルに切ることができる生徒もいました。  切った竹を束ねて組み立て飾りつけをする際には、基本のやり方を教えていただいた後に「自分なりにかっこよくしていいよ」とアドバイスがありました。結ぶ場所を変えてみたり、結び方を変えてみたりしてオリジナルの門松を完成させることができました。  「ノコギリは難しかったけど楽しかった」「飾りができて嬉しい」「家の○○に飾ろうかな」等、口々に感想を述べたり、端材を大事に教室に持ち帰って並べてみたり、竹の穴から覗いてみたりと微笑ましい姿が多く見られました。教えていただいた菊池少年自然の家の堀田様、ありがとうございました。
 鹿本中学校の生徒のみなさんが育てた花苗をプレゼントしていただきました。早速、植え方や育て方等を調べてガーデンピックを作り、苗を植えました。  プランターは登下校時に良く見える昇降口に置いています。子どもたちは、「どんな色の花が咲くかな?」「いつ咲くかな?」と楽しみにしているようです。  南門周辺の花壇には、チューリップの球根も植えました。ペットボトルで穴をあけ、球根を入れて土をかけたら水をかける「つっこみ植え」で、一人一人段取り良く植えることができました。  子どもたちが進級・卒業と次へのステップを迎えるころ、色とりどりの花を咲かせてくれることと思います。
 12月13日に、鹿本町で伝統的な渋団扇を製造している栗川商店の栗川様に来ていただきました。授業では団扇作りを実践していただき、一本の竹が団扇の形になっていく様子に、子どもたちも驚いた様子でした。竹を縦に割いて扇の形にする工程では、竹を実際に触って体験する場面も設定していただき、団扇作りの難しさも体感することができました。  講話の中では、伝統を守っていくことに関する思いも話され、子どもたちにとって地域の伝統文化の大切さを感じられた授業となったのではないかと思います。  この授業をきっかけに今後ももっと山鹿のことを知って、山鹿の良さをたくさん発見していってほしいと思います。  栗川様、本当にありがとうございました。
 12月8日の午後、高等部でNPO法人せいしとらんし熊本から理事長の中村和可子様、看護師の靜谷綾佳様をお招きし、性教育講話を実施しました。今回の講話は、前半を1年生、後半を2、3年生と分けて、生徒たちにわかりやすく話していただきました。 1年生には、『みんなに知ってほしい大切なこと~「すき」ってなんだろう~』をテーマに話してくださいました。身体の成長や男女での成長の違いについて、「すき」と思うことは自然で、自由で、素敵であることを話していただき、生徒たちは自分の身体や気持ちを大事にすることの大切さを学ぶことができました。また、お付き合いについても話していただき、自分の気持ちをはっきり伝えることや、お互いの同意を確認することを学びました。  2、3年生には、『みんなに知ってほしい大切なこと~妊娠のこと、みんなを守るSOS~』をテーマに話してくださいました。妊娠の仕組みを聞いて、自分自身もこんな小さかったときがあったのだと驚いている様子の生徒もいました。避妊の方法についての内容では、実際にコンドームを手に取り触れることで、見たり聞いたりすること以上に学ぶことができたのではないかと思いまし...
 12月7日の午後、高等部で鹿本商工高等学校と合同で避難訓練を実施しました。地震や火災などが起きれば、鹿本商工生と同じ場所に避難することが想定されます。今回は、地震が発生した後、鹿本商工から出火したという想定で行い、高等部校舎から鹿本商工のグラウンドに避難しました。日頃のショート訓練等の成果もあり、みんな落ち着いて避難することができていました。また、消火訓練ではかもと稲田支援学校の代表として、2年生の塚本くんが消火器で火を消すことができ、鹿本商工生からも大きな拍手をもらっていました。今後も、災害のときだけでなく日頃から鹿本商工高等学校と協力していきたいと思います。  
 12月5日に、山鹿消防署東分署の方に来ていただき、火災避難訓練を実施しました。消火訓練では、消防署の方から消火器の使い方の説明をしていただき、職員だけでなく児童生徒も消火器の使い方について知ることができました。講話では、どのような所に火災の危険があるのか等、日頃から気を付けてほしいポイントや「火が出ているところを見つけたらまずは大人を呼んでほしいこと。」というお話しがありました。子どもたちは、真剣な眼差しで消防士の方からのお話を聞いており、火災が起きたときに、命を守る行動について学ぶことができました。
 12月8日(金)に高等部では、「第2回高等部リレーマラソン大会」を実施しました。今回は、目標として高等部生徒全員で走る距離の合計を、高等部校舎から熊本城までの往復50kmに設定しました。当日は、たくさんの保護者、小・中学部の児童生徒の応援がランナーの頑張りの後押しとなり、制限時間の1時間で4チームの走った合計距離が目標50kmを見事超えることができました。  生徒・職員みんなでたすきを繋ぎ目標達成できたリレーマラソン大会。しっかりと『かも稲魂』を発揮できました。これからも生徒一人ひとりが輝く姿、一体感を高められるように支援に努めていきたいと思います。  
 11月14日(火)「高倉牧場」11月20日(月)「高橋八幡宮」11月22日(水)「水辺プラザ公園」へ校外学習に行きました。道路を安全に歩くために①走らない②追い越さない③はみ出さない、を約束に自動車往来に気を付けながら歩いたり、横断歩道では左右の安全を確認しながら渡ったりすることができました。水辺プラザ公園では、遊具でクラスメイトや先生方と遊んだ後に自動販売機を利用しました。自分でお金を入れ、買いたい物を選んでボタンを押すことができました。今回学んだことを自分たちの生活に活かせるよう、さらに学びを深めていきたいと思います。
 11月に校外学習として山鹿消防署・山鹿警察署に行きました。  消防車や救急車、パトカー、仕事で使う道具等、実物に触れながら、消防士・警察官の方々にその仕事内容を分かりやすく説明していただきました。本物を間近で見たり、はしご車やパトカーへの乗車体験をしたりと、普段できない学習に子どもたちは大きく心を動かされました。また、「火事にならないために料理の時に気を付けることは何ですか?」「悪い人を捕まえる時、ピストル(拳銃)を使いますか?」等、それぞれが事前学習で考えた質問についても親切丁寧に答えていただき、とても実りある学習の機会となりました。  山鹿消防署、山鹿警察署の皆様、ありがとうございました。
 小学部2年生は11月15日(水)に校外学習で路線バスに乗り、八千代座とマクドナルドへ出かけました。事前学習から当日を楽しみにバスの乗り方や八千代座での過ごし方、マクドナルドで注文の仕方等様々な学習に意欲的に取り組んでいました。バスでは、整理券を取ったり、運賃箱に入れたり、車内でのマナーも守ることができました。八千代座では、お話を聞いて天井にある広告を探したり、ステージに上って踊ったり、暗い奈落にも降りたりする等満喫することができました。そしてお楽しみのマクドナルドでは、上手に注文をして笑顔いっぱいで食事を楽しみ、片付けまですることができました。  
 10月28日(土)に本校の小・中学部校舎で「第3回かもと稲田まつり」を開催しました。小学部の「みんなでピザ作り!やってみよう!」のステージ発表では、校外学習で体験したピザ作りをテーマにした発表をしました。具材を切る、生地をこねる、トッピングの過程を表現し、おいしそうなピザが完成しました。中学部の「めざせプロフェッショナル 合奏~ツバメ~」では、総合的な学習の時間に行っている、アートチーム、ミュージックチーム、スポーツチームそれぞれの活動成果を発表したり、音楽の時間に行った合奏を披露したりしました。また、作業学習の時間に作成した油吸収パッドと日めくりカレンダーを販売しました。高等部の作業基礎班では花苗販売を、総合サービス班はe-sports体験を、クラフト班はティッシュケースやコースターなどの販売を行いました。今年度初めて製作した製品もあり、本校の学習活動に協力いただいている地域の方々や保護者の皆様、見学の小学部の児童などで賑わっていました。  今年度のまつりには本校の卒業生も招待し、同窓会を開催しました。18人の卒業生が参加し、近況報告、会長・副会長の選出、今後の活動方針について話し合いま...
 生活単元学習「校外学習へ行こう」で、熊本県公共関与産業廃棄物管理型最終処分場のエコアくまもとを見学しました。施設に関することやリサイクルについてなど、環境問題に関することを実物や写真を見ながら学ぶことができました。ペットボトルがTシャツになるという話や、施設の広い埋め立て場所や散水の様子を見て、「この塊はペットボトル何個分ですか?」や「散水の水はどれくらい飛びますか?」など、次々と疑問に思ったことを質問していました。  日頃から、給食の牛乳パックは分別したりペットボトルキャップを回収したりしていますが、それが何のために行っているのかをイメージすることができたのではないかと思います。これからも、人にも環境にも優しい行動を考えていきます。
 11月21日(火)のPTA保護者研修会では、熊本県教育委員会が作成・推進している「くまもと親の学びプログラム」の中から、「フレンドリービンゴ」「すごろく(一般編)(子育て編)」のプログラムを行いました。  プログラムの進行をPTA執行部役員さんが担い、保護者の方で和気あいあいと進められていました。まさに、かもと稲田支援学校PTAが目指している「子供のことで会話が弾み、保護者が楽しむ場、保護者同士が交流できる場」が実現できた時間であったと感じました。「すごろく」の途中からは、「子育てについて日頃考えていること」等、参加された保護者の方それぞれの思いを話し合い、あっという間に終了の時間になっていました。  参加された方から、「もっと集まり、もっと保護者同士で仲良くなりたい」という御意見をいただきました。この御意見が実現できるように、皆様と一緒に考え、取り組んでいきたいと考えています。今後とも、かもと稲田支援学校PTAへの御理解と御協力をよろしくお願いします。 (文責 瀧口)    
 11月に校外学習として山鹿消防署東分署に行きました。  消防署は10月にできたばかりの真新しい庁舎で、生徒たちはみんな、興味津々で建物の中を見て回っていました。実際に道具を触ったり、救急車や消防車の中を見学したりし、「消防署にはベッドやお風呂があり、24時間働いている」「服は重たいのに1分で着替える」など、消防士さんの「仕事」に関わる部分もたくさん知ることができました。  見学の最後には、「コンセントに埃がたまっていないか確認してください」と、家庭や学校でできる防災についても教えていただきました。今回学んだことを自分たちの生活に活かせるよう、さらに学びを深めていきたいと思います。  山鹿消防署東分署の皆様、ありがとうございました。
 11月5日(日)に、来民商店街で開催された「第2回来民門前市」に昨年に引き続き参加しました。近隣の小中高校もステージ発表をしたり出店したりしてイベントを盛り上げる中、本校からは今年も「的当てボッチャ」を出店しました。 本校でもいつも盛り上がるボッチャを多くの方に体験していただこうと、ボッチャの球を使って的を狙う簡単なゲームを行いました。 地域住民の方や小学生、小さなお子さんがたくさん来てくださり、とても賑わいました。「意外と難しいな」「楽しい」という感想が聞かれ、中には何度もチャレンジするお客さんもいるほどでした。 本校職員や保護者の方々、生徒有志が運営を行い、地域のイベントを盛り上げました。 また、門前市の翌々日には生徒が会場周辺の清掃活動を行いました。  
10月18日、秋晴れの中、稲刈りを行いました。 6月に植えた苗がすくすくと大きくなり、暑い夏を越え、秋の日差しを受けた稲穂は見事な黄金色に輝いていました。夢中になって稲を刈る子どもたちの表情は、稲穂に負けないぐらい輝き、収穫体験の素晴らしさを味わうことができました。次は、今回収穫したおいしいお米を使って、おやつ作りにも挑戦します。
 6月に植えた稲がすくすく育ち、稲刈りの時期を迎えました。  中学部では定期的に稲の生長を観察に行きました。小さかった苗が大きくなっていることや、成長段階に応じて田んぼの水をコントロールしていること、稲の小さな花が咲いていること、実が実ってくるとスズメが近づいてくることなど、観察を通して様々な気付きがあったようです。また、「田んぼの水はどこからくるのか」「田んぼの深さは何センチなのか」等、新たな気付きや疑問を見つけた生徒もいました。  10月後半の稲刈りでは、便利な機械ではなく昔ながらの「のこがま」を使って手で刈る体験をしました。何回か繰り返すうちに上手になり、もっとやりたいと感じた生徒も多かったようです。  稲作アドバイザーの平本さんから「刈ったお米はライスセンターというところにいく」ことを教えていただき、「ライスセンターについてもっと知りたい」と感想を書いた生徒もいました。稲刈りを通して感じた疑問や気付きをもとに、更に学びを深めていきます!
 職業・家庭「職場見学に行こう」の学習で、山鹿にある就労継続支援事業所「おりぃぶ(A型・B型)」を見学しました。仕事の内容や時間、休憩の仕方、昼食について等、ていねいに教えていただきました。あんずの丘等、身近な施設の清掃を担当されていること等、興味深く話を聞いていました。「体を動かすことが好きだから清掃をしてみたい」「レクレーションが楽しみ」等、それぞれに将来の生活についてイメージを持つことができたようです。  事後学習では、まとめた内容をポスター形式で伝え合いました。1年生や、教頭先生にも分かりやすく伝えようと一生懸命取り組んでいました。教頭先生からの質問に答えてやりとりをする生徒もいました。これからも働くことについての学びを積み重ねていきます。
 先日、高等部では、鹿本給食センターの栄養教諭の鹿志毛瑠衣子先生から食に関するお話がありました。内容は、生徒アンケートから生徒達が普段疑問に思っていること、尋ねたいことを中心にしていただきました。  講話では、実物の野菜を手に取り、秤で量ったり、大小様々な形の野菜を見て触れる体験をして野菜を身近に感じることができました。また、生徒数名がスルメを噛む体験を行い、噛むことでその食材の味をしっかり感じることができました。スルメをしっかり噛んで食べた生徒は、「苦みが出た。」「最後は柔らかくなった。」など噛んだあとの変化を伝えていました。そして、大人に近づく時期の間食(お菓子やジュース)のとり方については、『心の栄養』であり、量を多く取りすぎないよう小分けにしたり、思春期に必要な鉄やカルシウムが含まれているチーズやレーズンを間食として摂ったりする等の紹介をしていただきました。  最後に、将来の健康を維持するためにも様々な野菜をとり、噛むこと、そして、思春期である10代の頃にカルシウムを含む食材を摂取することが大切だと学ぶことができました。      
 9月に入り、小学部の教室をまわっていると、各教室に「めざせ!いいことヒーロー・ヒロイン」という用紙が貼ってありました。これは、小学部で9月7日に行った「特別の教科 道徳」の取組です。  とあるクラスでの出来事ですが、職員がこの授業のことを連絡帳に書くと、保護者の方から次のような返答が書いてありました。  「ヒーロー週間、小さなヒーローの活躍が楽しみです。家でもお手伝いをいつものようにがんばってくれます。ありがとう、ヒーローです。」  この連絡帳を読み、とても嬉しくなりました。お家でも進んでいいことをしようとする子供の姿や「お手伝いありがとう!ヒーローだね!すごいね!」と声をかけられている保護者さんの姿が浮かんできました。そして、写真は10月6日に撮ったものです。このクラスでは、ヒーロー週間が終わっても取組を続けているそうです!子どもの姿が「褒められて嬉しい」から、「誰かの役に立つのが嬉しい」「自分ができることは何だろう」に変化しているように思います。  本校の児童生徒に「考え、議論する道徳」の授業を作ること、「学びを生活に汎化させること」は、とても難しいことだと感じています。授業の目標...
 10月3日(火)に鹿本高校みらい創造科スポーツ健康科学コースの3年生と交流を行いました。  鹿本高校生が考えた2つのゲームを一緒に楽しみました。1つ目は「マスごっこ」でした。代表者とじゃんけんをし、勝ったら2マス、あいこは1マス進み、鬼役の鹿本高校生に捕まったら「アウト!」というものです。なかなかじゃんけんに勝つことができず、早々に「アウト」になる生徒もいましたが、どのマスに動いたらよいか鹿本高校生と話をしながら最後まで逃げ切ることができました。  2つ目は、「ボール当てゲーム」です。2チームに分かれ、交互に6~7m程離れたカラーコーンにボールを当てていくゲームです。初めはなかなか当たらなかったのですが、徐々に狙ったところにボールが投げられるようになりました。当たった時に「ナイス!」などと鹿本高校生がとても盛り上げてくれました。  どちらのゲームも楽しく活動することができました。  交流後は鹿本高校のキャラクター「しかモン」が登場し生徒たちも大喜びでした。  ちなみに、しかモンの好物は「灯篭もなか」だそうです。  
 9月28日(木)に高等部でスクールカウンセラーによる講話がありました。1年生は「自分も相手も大事にしよう」、2年生は「自分の気持ちを伝えよう」、3年生は「私ってどんな人」のテーマでした。  1・2年生には、コミュニケーションのいろんな要素や話し上手・聞き上手のポイントについてのお話があり、生徒は真剣に耳を傾けていました。ペア活動では、恥ずかしさも見られましたが、友達やおうちの人との仲直りの方法を考えたり、友達の良いところを伝え合ったりしました。そして、3年生は、自分のことを見つめ、自分のことを知り、他者に相談すること、SOSの出し方についても学ぶ機会になりました。  
 9月27日(水)に高等部では、学校周辺の清掃活動のため「地域クリーンタイム」を実施しました。1年生は鹿本商工高周辺、2年生は学校~来民商店街方面、3年生は学校~山鹿市サイクリングロード周辺の清掃に取り組みました。今年度、高等部校舎が大きくなって初めての「地域クリーンタイム」でしたが、見慣れた道路や通学路には、タバコの吸い殻や空き缶・ペットボトル等のゴミがたくさん落ちており、残暑厳しい中、汗だくになりながら生徒たちは頑張っていました。また、持ち帰ったゴミは自分たちで分別も行い、改めて環境問題についても理解を深めることができました。  生徒たちは、地域の清掃活動を通して、地域社会の一員としての自覚を深めることを目標に取り組んでいます。今後も地域に根ざした「かもと稲田支援学校」として更なる活動に励んで行きたいと思います。    
 朝夕は秋の気配を感じるようになりましたが、同窓生の皆(みな)さまにおかれましては御健勝(けんしょう)のこととお喜(よろこ)び申し上(あ)げます。先日、10月28日(土)に小中(しょうちゅう)学部(がくぶ)校舎(こうしゃ)において開催(かいさい)されるかもと稲田(いなだ)まつりと同窓会(どうそうかい)については御案内(ごあんない)したところですが、この度(たび)は、当日(とうじつ)の日程(にってい)について下記(かき)の通(とお)り御案内(ごあんない)いたします。   記 当日の日程 9:30~10:00 受付(進路指導主事:稲葉)場所:体育館入り口 10:00~10:15 小学部ステージ発表参観 10:15~11:30 中学部・高等部販売の見学・購入 11:30~12:25 同窓会(場所:小中学部校舎2階 工芸実習室) ①  近況報告 ②  会長・副会長選出および承認 ③  活動方針・活動内容について話し合い  12:25       解散   その他 (1)駐車場は、小中学部校舎内にある駐車スペースです。 (2)同窓生以外の方は入場できません。   不明な点がありましたら、お問い合わせください。 ...
8月23日(水)に第一回人権教育職員研修を行いました。講師に九州ルーテル学院大学の田中将司先生を招聘し、「性の多様性」をテーマにLGBTQの基本的知識や教育現場に求められていることについて、御講話いただきました。  講話の中で、「現在、LGBTQに該当する方は10人に1人で、左利きの人数と同程度の人数である」という話を聞いて、とても身近な問題であることを学びました。また、研修の中では、掲載している写真のように与えられた家族の情報から「この家族の困っていること」を考えるワークを行いました。「父親が子ども達と過ごす時間をとれない。」「習い事や送迎など母親の負担が大きい」など、多くの意見が出ました。しかし、実は性別に関する情報は与えられておらず、「トラック運転手は男性」と思い込んでいたことに気付かされました。職業や服装、習い事などから勝手に性別を判断してしまうなど、自分達の中の性別に対する 固定概念と向き合うことができました。また、研修の最後では、職員同士で活発に意見交換が行われとても貴重な時間となりました。  今回の研修を活かして、自身の性に悩んでいる児童生徒も含めた全ての児童生徒が安心して過ごすこと...
 心のきずなを深める月間とは、子ども達同士や子ども達と教職員、保護者等との「心のきずな」を深め、いじめを許さない学校・学級づくりを目指して様々な取組を行う月間のことです。毎年6月に取組を行います。今年度も、各学部で取組を行い、小学部では友達にされて嬉しいこと悲しいことを考える学習、中学部では自分や友達、命を大切にすることについて話し合い、発表し合う学習、高等部では、SOSの出し方やストレス解消法、自分や友達の良いところを探す学習をしました。各学部共通して、自分自身について考えたり友達との関わりを見直したりするいい機会となり、友達との心のきずなが深まったように思います。2学期も友達同士の仲が深まるような人権学習の取組を行っていきます。  また、「心のきずなを深める」「いじめを許さない」をテーマに人権標語やポスターを作成しました。そのポスターの一部をご紹介します。  
 「かもと稲田まつり(同窓会)の案内」  毎日暑い日が続いていますが、同窓生の皆さまにおかれましてはご健勝のこととお喜び申し上げます。さて、10月28日(土)に小中学部校舎において、かもと稲田まつりが開催されますので、同窓生の皆さまに案内いたします。後輩のステージ発表や販売会を観覧していただければ嬉しく思います。また、11時30分から今後の同窓会の活動方針について話し合う機会を持ちたいと存じますので、振るってご参加ください。当日は、同窓生以外の方のご入場は、お断りさせていただく場合がありますので、ご了承ください。また、自家用車でお越しの際は、駐車場に限りがありますので、乗り合わせてお越しください。それでは、当日お会いできることを楽しみにしています。 (同窓生の受付時間は午前9時30分から10時まで、駐車スペースは下の黄色で囲まれたスペースです。)   当日の駐車場   ふりがなつき
 8月26日(土)のPTA合同美化作業では、多くの方にご協力いただき、誠にありがとうございました。特に、このPTA合同美化作業に参加した児童生徒の皆さんとは、約1ヶ月ぶりくらいの再会でしたが、夏休みに大きなケガや病気等もなく元気に過ごしていたようで、嬉しく思いました。  今年度は、小・中学部校舎と高等部校舎で分かれて実施しましたが、開式・閉式はお互いの校舎の様子が分かるようにオンラインで開催したことで、一体感は幾分か感じられたことと思います。また、自己紹介をし合ったことで、お互いの顔と名前もさらに覚えられたことでしょう。  今回の美化作業を通して、両校舎ともに、見違えるようにきれいになりました。おかげさまで、9月1日(金)から始まる2学期をきれいな環境で迎えることができます。今後とも、本校PTA活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。 (文責 教頭:瀧口)
 7月29日(土)に、天草市で開催された「熊本県手をつなぐ育成会大会」に参加してきました。  「誰もが住み慣れた地域で、安心して暮らせる社会の実現」をテーマとして、記念講演、啓発体験等多彩な催しが行われ、3年ぶりの対面開催により大変賑わいました。  本大会では「2023『障害のある人もない人も共に生きる熊本づくり』絵手紙コンテスト」の入賞・入選者の発表も行われ、本校高等部1年の青木さんの作品が入選作品10点の中に選ばれました!(出展作品総数249作品)作品は開会式の中でスライドの大画面で紹介されるとともに、会場内にも展示され、多くの人が立ち止まって見ていました。なお、9月以降、熊本県庁内「ふれあい喫茶りんどう」にも展示される予定とのことです。  育成会大会の開催と本校生徒作品の入選、二重にうれしい出来事でした。おめでとうございます!  これからも児童生徒の頑張りや豊かな感性、見方・考え方を、様々な形で発表・発信していきたいと思います。(文責:校長 土井)    
 一般社団法人Arts and Sports for Everyoneの主催する、「第5回 楽球甲子園」が7月23日(日)にグランメッセ熊本で開催されました。本校高等部の生徒4人が「NIMO4」というチーム名でチャレンジドの部に出場しました。 「楽球」とは、同法人の呼び名で、レクレーションボッチャのことを言います。   本校でも体育の時間等で取り組んでいます。広い会場と多くの応援、初めての対戦相手と緊張する場面もありましたが、試合を重ねるごとに投球の精度が高くなり、2勝2敗と大健闘でした。 他の支援学校チームや一般の方々との対戦を通して、短い時間ではありましたが、交流も楽しむことができました。来年も多くのメンバーで出場したいと思います。   ===以下試合結果です=== vs.SOファイヤー(● 1-4)   vs.附特A(〇 6-5)  vs.フォルトゥーナ(〇 6-2) vs.はばたきA(● 1-6)
 7月14日(金)にライオンズクラブ山鹿支部様から、「鹿本地区にできた待望の特別支援学校である本校にぜひ役立ててほしい」ということで、テーブルクロスを寄贈していただきました。  スクールカラーである紺地に本校キャラクターの夢希(ゆき)ちゃんをあしらった、とってもすてきなテーブルクロスに、子どもたちも大喜び!  子どもたちが作った作業製品や図工や美術等の作品を飾るのを想像しただけで、より一層作品等が映えるんだろうなとワクワクがとまりません!  これから、かもと稲田まつりや地域の祭などで展示をする機会がありますので、使用するのがとても楽しみです。本校のすてきなアピールにもなるテーブルクロス、大切に使わせていただきます。寄贈していただき、ありがとうございました。 (文責 教頭荒木)
 総合的な学習の時間では「ホームタウンかもと」と題し、学校のある山鹿市鹿本町について学びます。6月はテーマの一つ、稲作について”わくわく、じっくり”を合言葉に田んぼや苗床の観察、調べ学習、泥慣れ体験と田植え体験を行いました。  学習をとおし、「田んぼの水はどこから来るのか?」「田んぼにいた生き物は一体何なのか?」「田んぼに雲がうつって“くものせかいみたい” 」「おたまじゃくしがいた!」「雨は嫌だけど、田んぼの先生の平本さんは雨が嬉しいことがわかった」など、子どもたちから率直な疑問や発見がたくさんあげられました。  稲作アドバイザーの平本様にご助言いただきながら、これから一年間、学びを深めていきます! <田んぼの観察> クリックで拡大 クリックで拡大  <泥慣れ> クリックで拡大 クリックで拡大 <田植え> クリックで拡大
   今年度も稲作アドバイザー平本さんの御協力により、子どもたちも毎年楽しみにしている恒例のイベントである代搔きや田植えを、無事に行うことができました。代搔きは、田植えの前に水と泥を混ぜ、雑草を防いだり田んぼをやわらかくしたりするための作業です。子どもたちは自由に走り回り、全身どろんこに。また、フラッグレースも全力で走りました。  田植えではしっかりと順番を守り、上手に稲の苗を植えることができました。  おいしいお米になりますように。
   6月13日に、山鹿消防署東分署の方に来ていただき、救急救命法のご指導をしていただきました。職員が4つのグループに分かれ、実践練習を行いました。真剣で緊張感のある研修となりました。心肺蘇生法、AEDの装着、救急車の手配など、それぞれの役割を行う中で疑問に思ったことを消防署の方に助言いただき、命を守るために必要な知識と実践を積む充実した研修となりました。6月末には、児童生徒が楽しみにしているプールの授業が始まります。まずは、事前の体調把握と準備運動をしっかりと行い、安心安全な学習に努めて行きたいと思います。
 地域の公共施設や特産物を知り、自分たちが生活している地域へ関心を持つことを目的として、調べ学習や体験学習に取り組む「山鹿探検」。今年の目的地は、道の駅水辺プラザかもと!6/7、8に、低学年、高学年に分かれ、出かけました。  事前学習で調べたいことを決め、山鹿の米を使った「八十八パン」や今が旬の「スイカ、メロン」を探してiPadで撮影する等、それぞれに調査。お目当ての物がない場合は、店員さんに尋ねることができていました。また、お昼ご飯は、新鮮野菜を使い包丁で切ったり、生地をのばしたりして自分たちで作ったピザをお腹いっぱい食べました。  今年も、楽しみながら山鹿のことを知ることができました。
 5月26日金曜日に晴天のなか、小中学部合同のスポーツレクリエーションを行いました。「徒競走」「玉入れ」「はこべカエル」の3つの競技を行い、「玉入れ」と「はこべカエル」は、御家族の皆様にも御参加いただきました。   「徒競走」では、名前を呼ばれて元気に返事をしたり、最後まで一生懸命走ったりする姿がたくさん見られました。「玉入れ」では、御家族の皆様が頑張っている時に「お母さんだ!」「頑張れ!」と必死に応援している子どもたちの姿がとても印象的でした。また、子どもたちも力を合わせて50個の玉を3つのかごに全部入れることができました。「はこべカエル」では、カエルに見立てたボールを、小学部の子どもたちが作成した大きな紙にのせ、御家族の皆さまやチームのみんなと協力をしてゴールまで運びました。  次の日の連絡帳には「子どもたちの頑張っている姿を見ることができて嬉しかったです」「楽しかったです」などの感想をたくさんいただき、嬉しく思います。子どもたちだけでなく、御家族の皆様の御活躍と笑顔がたくさん見られた行事となりました。
 今、中学部の廊下には、理科の授業で生き物の観察をするために「モンシロチョウのサナギ」がいます。ある日、理科担当の先生方が「イモ虫から観察できるといいな。キャベツから育てると卵を産みつけるかな?でも、時期が・・・」と話し合っていたそうです。それを聞いていた別の先生が、家庭菜園からサナギを捕ってきて観察できるようにしてくれました。  またある日は、登校すると前日までサナギだったのがチョウチョになっており、生徒達は大喜び!羽化したチョウチョをみんなで校庭に放してあげました。それから毎朝チョウチョになっていないか楽しみに観察する生徒もでてきました。しかし、なかなか孵化する瞬間には出くわせず、「羽化する瞬間をどうにかして見せたいよね」と、中学部の職員だけでなく、機械に詳しい事務職員からもアイデアをもらいました。また、事務長先生がICT支援員さんにその話をして新しいアイデアをもらったりと輪が広がっています。  またある日は、ひまわりの花壇近くで見つけた「モンキチョウの卵」が、いつの間にか「モンシロチョウのサナギ」の横に置いてありました。  先生達が子どもたちの成長を願い、一緒に悩んだり、考えたり、...
 5月13日土曜日に鹿本商工高等学校の体育大会が行われ、高等部の有志の生徒3人が出場しました。当日は、生憎の雨模様でしたが、入場行進や100m走、長縄跳びに参加しました。  100m走では、商工生と一緒に走り、雨で走りにくい中、ゴールまで諦めずに走りきることができました。  長縄跳びでは、生徒2人、職員3人の計5人で跳び、1回目の記録が40回、2回目の記録が49回で合計89回跳ぶことができ、商工生よりも跳ぶことができました。  競技を終えた生徒たちは、充実感や達成感を感じていたようでした。3人の有志生徒は、体育大会の練習時間をあまりとることができない中で、一生懸命に参加していたことが嬉しかったです。今後も、鹿本商工高等学校と交流を行っていくので、お互いの学びや成長につなげていってほしいと思います。
 本校では、児童生徒・保護者との繋がりを深めることを目的に、5月26日(金)に小中学部合同で「スポーツレクリエーション」を行います。  5月に入り、各学部での練習や合同での練習が始まりました。子どもたちもスポーツレクリエーションが楽しいようで、お家でもその話をしている様子が連絡帳から窺えます。ただ、最近よく連絡帳で目にするのが、 「カエルと言っていますが何ですか?合ってますか?」 「カエルが・・・と説明してくれますが、何かの呪文のようです。どんな競技か当日楽しみにしてきます」 というような文章です。保護者の皆さま、安心してください!合ってます!!分かりづらいネーミングですみません・・・。 「運べ カエル」・・・カエルに見立てたボールを大きな紙にのせてペアで運ぶ競技 「進め カエル」・・・チームでロープを上下にしながらカエルのキャラクターを進ませていく競技    御家族のみなさまと協力して行う競技で、「パパとしようかな」「○○ちゃん来るかな?」と、子どもたちもとても楽しみにしています!当日、晴天の下賑やかな声、笑顔であふれることを想像するとワクワクしますね!保護者の皆さま、当日はぜひ動きやすい服...
 4月25日(火)、小中学部校舎体育館でPTA総会を開催しました。昨年度、一昨年度は、対面で開催する計画までは立てていたものの、新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、書面開催に変更せざるを得ませんでした。よって、かもと稲田支援学校開校初となる、対面による開催となりました。  総会では、令和4年度の事業報告や会計決算報告並びに監査報告、そして、令和5年度の新役員、事業計画、予算の審議や、かもと稲田支援学校PTAの方針説明等が行われました。また、議事は、全て保護者の中から議長を選出した上で、議長が審議を進められました。PTA新旧役員交代では、お越しいただいたPTA会員の皆様から温かい拍手をいただき、また、新PTA会長から旧PTA会長へ、これまでの感謝の意を込めた花束を贈呈するという、感動的な場面もありました。  当日は、御多忙の中、40人を超える多くの保護者の方に体育館にお越しいただき、心から感謝申し上げます。御都合で参加が難しかった保護者の方も、ぜひ動画配信を御覧ください。  最後になりましたが、令和5年度の本校PTAへのますますの御理解と御協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
 4月10日(月)に令和5年度始業式を行いました。新しい学年になり、児童生徒達は3月末よりも堂々とした姿で参加することができました。  11日(火)に入学式を行い、小学部4人、中学部5人、高等部16人の児童生徒たちが新たな生活をスタートしました。式中は、期待と不安で緊張した表情の新入生でしたが、少しずつ学校生活に慣れて1人1人が輝く姿を期待しています。   開校3年目を迎えました。新たな仲間も加わって、更に楽しく賑やかに、新たな歴史を刻んでいきたいと思います。
高等部教育相談について   本校の受検を検討されている生徒とその保護者及び担任、関係職員を対象に、以下の通り、教育相談を実施しています。   中学校(特別支援学校中学部)3年生で本校高等部の受検を希望される方は、必ず教育相談を受けていただきますようお願いいたします。   1 目的   かもと稲田支援学校の概要について説明し、生徒及び保護者が進路を選択する際の参考にできるようにします。   2 対象者    かもと稲田支援学校の受検を検討している中学校(特別支援学校中学部)生徒とその保護者及び担任、関係職員   3 期間及び時間   別紙様式3「教育相談申込書(高等部用)」を担当者(中満)へFAXまたはメールで送付してください。日程   調整を行います。   4 内 容   ・学校概要説明(教育課程、費用等)  ・施設見学・授業見学等  ※感染症等流行の時期は、見学ができない場合があります。   5 場 所     かもと稲田支援学校高等部校舎   山鹿市鹿本町御宇田312番地   6 申込方法 (1)希望者の所属校は、かもと稲田支援学校高等部校舎に別紙様式3「教育相談申込書(高等部用)」を担当者へ    FAXまたはメ...
小中学部教育相談について   かもと稲田支援学校では、本校への新転入学を検討している幼児・児童・生徒とその保護者及び担任、関係職員を対象に、以下の通り、教育相談を実施しています。 ※中学校(特別支援学校中学部)3年生で本校高等部の受検を希望される方は、『高等部受検検討の方』をご覧ください。   1 目的   かもと稲田支援学校の概要について説明し、幼児・児童・生徒及び保護者が進路を選択する際の参考にできるよ     うにします。   2 対象者    かもと稲田支援学校へ新転入学を検討している幼児・児童・生徒とその保護者及び担任、関係職員   3 期間及び時間   電話にて日程調整をお願いいたします。   4 内 容   ・学校概要説明(教育課程、費用等)  ・施設見学・授業見学等  ※感染症等流行の時期は、見学ができない場合があります。     5 場 所     <未就学児~中学2年生の幼児児童生徒及び保護者、関係職員>    かもと稲田支援学校小中学部校舎  山鹿市鹿本町高橋638番地    6 申込方法  (1)希望者の所属校(園)は、かもと稲田支援学校に電話にて連絡を行い、期日時間の調整をお願いします。  (...
本年4月に本校に着任いたしました校長の土井裕三子(どい ゆみこ)です。どうぞよろしくお願いします。  令和3年4月、山鹿・鹿本地域初めての特別支援学校として、保護者や地域の皆様の期待を受け、かもと稲田支援学校は開校しました。校訓「心豊かに 道を求め 共に生きる」のもと、「地域や家庭と連携しながら児童生徒一人一人に応じた教育活動を実践することで、児童生徒が自分に自信を持ち、夢に向かって挑戦する力や地域社会の中で生きていく力を育む」を学校教育目標として、子供たち一人一人を大事にするとともに保護者の思いに寄り添い、そして地域とともに成長できる学校を目指し、教職員一丸となって教育活動に取り組んでいます。  開校3年目となる今年度は、小学部4人、中学部5人、高等部16人、合計25人の新入生を迎え、小学部25人、中学部18人、高等部32人の全校児童生徒75人で新学期をスタートすることができました。  豊かな自然環境のもと、保護者や地域の皆様に支えられながらこの2年間に積み上げてきたものを生かし、さらなる充実・発展につなげたいという思いから、令和5年度は「あと一歩、前へ」というスローガンを掲げ、令和...
 3月2日に高等部と中学部、3月10日に小学部の卒業証書授与式が執り行われました。今年度は、高等部11人、中学部6人、小学部3人の児童生徒の門出を祝いました。  少し緊張した表情の児童生徒もいましたが、証書を受け取る姿や答辞での振る舞いは、とても大人びて見えました。そして退場の時には、どの児童生徒も晴れやかな表情を見せてくれていました。  卒業後も、自分らしく活躍していってほしいと思います。卒業おめでとうございます!  
 高等部拡充工事が7月から本格的に始まり、高等部が小中学部校舎に移転してから約7ヶ月が経ちました。高等部通学バスを待っている生徒たちが、工事の進捗状況を見ながら「校舎が大きくなったね」「校舎内はとてもきれいそうだね」「私たちの教室はどこになるんだろう」と話しながら、高等部校舎の完成を楽しみに待っていました。2月に高等部校舎の拡充工事・点検が終わり、ついに新しい高等部校舎と実習棟が完成しました!  新しくなった高等部校舎と実習棟を地域のより多くの方々にも見ていただきたいと思い、3月6日(月)に内覧会を企画しました。内覧会のお知らせは、やまがメイトでの発信の他に、鹿本市民センターひだまりや郵便局、高等部校舎近隣の商業施設等にポスターを掲示していただいたり、近隣にお住まいの方々にチラシを配付したりしました。  3月6日(月)当日は、なんと33人という、多くの方に来ていただき、新しい校舎、実習棟を見ていただきました。「きれいですね」「明るいですね」「木がたくさん使われていますね」など、多くの感想を持たれたようでした。  いよいよ4月から、期待と希望を胸に、新しい高等部がスタートします。新入生も...
 2月1日に「おもてなしカフェ」を開催しました。普段お世話になっている通学バスの運転士さんや添乗員さん、校内の先生方を招待しました。カフェでは、接客係・お茶係・お菓子係に分かれ、茶菓子をふるまったりマッサージサービスをしたりしました。カフェは大盛況で、「ありがとう」「嬉しい」というお客さんの声をたくさん聞くことができました。子どもたちは、自分たちの“おもてなし”で、お客さんが喜んでくれたことを実感できたようです。学習後には、「家族の分の食器まで片付けてくれた」「肩たたきをしてくれた」という話もご家庭から聞かれました。
 2月3日(金)に中学部と高等部の3年生で日ノ岡山へ登山に行きました。熊日新聞にも掲載されたように、日ノ岡山登山は稲田小学校の伝統行事でした。「日ノ岡山を守る会」のみなさんに紹介していただき、いつか登ってみたいと生徒たちと話していました。3月にはこの稲田校舎を巣立っていく卒業生の最後の校外学習にふさわしいと考え、中高合同で登ることになりました。  当日は高等部から順に出発しました。体力のある高等部の先輩について行こうと一生懸命歩く中学生。時折ペースを落として後輩を待つ高校生。微笑ましい光景が多々見られました。  中学生は、日岳五社神宮の参道、木や枝、鳥の声など、全てのものが新鮮だったようで、気付きを口々に伝え、賑やかな道中となりました。坂道が続くと少し疲れも見られましたが、お互いに声を掛け合い、目標としていた地点まで全員登ることができました。「登山は最高ですね。また登ってみたい。」と、余暇の拡がりも感じられ、嬉しく思います。帰り道は、味千ラーメンでのランチタイム。どの子もスープを最後の1滴まで飲み干し、「人生最高のラーメンの味」「卒業後にはここで同窓会をしよう」等、わくわくする感想が...
 1月16~17日の2日間をかけて、山鹿灯籠を中心に山鹿市の文化について学びました。「特別の教科 道徳」での学習ということで、「どんな思いをもって、伝統工芸品を作ったり、祭を運営したりしているのか」ということを考えました。 17日には山鹿灯籠振興会より3名の灯籠師さんに御来校いただき、山鹿灯籠の技法を使ってドライフラワーベースを制作しました。制作体験後には、質問にも答えていただき、山鹿灯籠という文化をより詳しく学ぶことができました。生徒たちは2日間の学習を通して、それぞれが伝統を引き継ぐことへの「思い」を受けとったようです。    灯籠師の皆様、本当にありがとうございました。
 1月17日に学校薬剤師の狩野壮太郎先生に、医薬品の使用方法について高等部生徒に向けて講話をしていただきました。  はじめに、人は自然治癒力を持っていて、自然治癒力でも体調が治らない場合にお薬の力を借りて体調を回復させていることや、自然治癒力を上げるためには、健全な食生活、適度な運動、適度な休養の3つのバランスが必要であることをお話しされました。  医薬品については、「決められた量、決められた回数、決められた飲み方」を守り水で服用する理由について、実験結果を用いてわかりやすくお話しがありました。また、「薬を飲むときの7つの約束」を守ること、ルールを守る服用の仕方が大切であるとお話しがありました。  生徒達の感想を紹介します。 ・薬物は、覚醒剤などが危ない物だと思っていたけれど、私たちが普段飲んでいるお薬も飲み過ぎると薬物乱用につながるのだとわかりました。 ・薬を飲んでいるとき、病院から処方された薬を最後まで飲みきらずに放置していたことがよくあったので、今回の話を聞いて、今後体調を崩したときは、最後まで飲みきろうと思いました。薬物は、自分が知っている以上に身近なものだったので、詳しく知るこ...
9月 ○第2回いじめ防止対策会議  1学期のいじめ防止に関する生徒指導、人権教育、スクールカウンセラーの活用、養護教諭のかかわりについて成果と課題を共通理解しました。また、各学部の気になる児童生徒の状況や学部で検討して実施した対応、現在の様子について確認しました。  2学期のいじめ防止の取組として、心のサイン発見チェックリスト(家庭用)の活用、第1回人権教育職員研修、第2回いじめ防止職員研修(各学部の事例研修)を行い、家庭と連携したいじめの早期発見・未然防止と教職員の人権意識を高め、各学部の気になる児童生徒への支援や指導の方法等についてみんなで考えていくことを確認しました。  外部専門員である山鹿市子ども相談員の先生からは、「支援や活動は1回したら終わりではなく、継続していくことが重要」「学校の取組を保護者に日常的に伝えていくことが大事」「子どもが示す行動には必ず理由や背景があると思いながら関わっていく」等の助言をいただきました。   ○第1回人権教育全体研修(職員研修)  今年度の人権教育目標や重点目標、各学部の人権教育目標について共通理解をしました。全職員がそれぞれの実践している人権教育に...
○心のアンケート~楽しい学校生活をおくるために~  熊本県教育委員会作成の「心のアンケート」を実施し、一人一人の児童生徒の結果の分析を行いました。「いじめられたことがあるか」「いじめを見たり聞いたりしたことがあるか」という質問に対しては、全員が「ない」と回答しています。一方で、「学校でいやだと思うことがあるか」という質問に対して具体的に嫌だと思うことについて回答している生徒もいました。全員が先生に相談したいと書かれていたことから、担任や養護教諭が丁寧な聴き取りを行う等の対応を行い、いじめ防止対策委員で情報共有等を行いました。アンケート調査で発信があったサインを真摯に受け止めながら、日常的な観察を徹底するとともに、児童生徒がサインを出せる関係づくりや保護者との連携、相談窓口の周知をしていきたいと思います。   ○第2回人権教育職員研修  旧満州来民開拓団遺族会会長を講師に迎え、「『来民開拓団の真相』に学ぶ」をテーマに講演をしていただきました。特に印象に残ったのは、「部落差別をはじめ、あらゆる差別は、差別する側の問題である。差別は、あくまで差別する側の問題である。決して、差別される側の問題では...
 1月11日に熊本県赤十字血液センターから医師の高村政志氏をお招きし、献血セミナーを高等部3年生に向けて行いました。  講師の先生からは、失われた血液は輸血により補うことができるが、血液は人工的に作れないため、輸血用の血液はすべて献血でまかなっていると献血の必要性についてお話しをされました。また、人に流れている血液の量は体重で違うこと、体重1kgあたり70~80mlの血液量があり、78kgの人の血液量は2Lペットボトルの3本分あることを教えていただきました。そして、輸血を必要とする方の8割は、病気で治療のために使用されていることがわかり、献血を行うことで誰かの役になっていることを知るなど、生徒たちの学びを深める機会になりました。  生徒達の感想を紹介します。 ・献血は、たくさんの人たちの命を救うものだとわかりました。私は、献血に興味をもったので献血をしてみたいです。 ・私は献血に対して恐いイメージがありましたが、今回のセミナーを聞いて献血をしてみようかなぁと思いました。自分のしたことでたくさんの人の命が助かるなら大切なことだと思いました。 ・輸血が必要な方が1日に3000人いることがわか...
 12月14日から16日、2泊3日の日程で、高等部修学旅行を実施しました。行き先は鹿児島方面です。1日目は、霧島高原でおいしいうどん定食を食べた後、知覧特攻平和会館を見学しました。平和講話では、講師の方から、特攻という悲劇に至る戦争の経過、特攻部隊として旅立ち二度と戻ってこなかった若い特攻兵のお話がありました。熊本の山鹿出身の2人の特攻兵の方について、お名前を挙げてお話があり、生徒もしっかり話を聞き、戦争の惨劇を感じたようでした。鹿児島市内に到着後、いおワールド鹿児島水族館に行きました。夜間見学ということで、本校のみの貸切見学でした。夜間の水族館に生徒は興奮し、写真を撮ったりお土産を買ったりと楽しそうでした。  2日目は鹿児島空港から種子島に航空機で渡りました。航空機が初めての生徒は、離着陸時の浮遊感に驚く様子も見られました。種子島宇宙センターでは、国産H2ロケットの本体を間近で見学したり、管制室を見たりしました。陸、海、島に囲まれ、「世界で一番美しい宇宙センター」と言われる理由が分かりました。帰りに立ち寄った「千座の岩屋」では、自然が作り出した岩屋と砂浜の美しすぎる光景に皆感激し、...
 高等部では、卒業した先輩を講師として招き、卒業後の生活について講話をいただく「ようこそ先輩」を実施しています。今回は3月に卒業し、社会人として活躍している2人の先輩から講話をしていただきました。  先輩からは、「朝早起きできるようになりました。」「朝は5時台に起きて、おにぎり弁当を作っています。」「つらいことがあっても仕事に向き合うことが大切です。」「趣味でドライブをしており、夢は新車を買うことです。」などの話があり、社会人となって成長し、頑張っている様子が伝わりました。講話を聞いた生徒も、先輩の言葉をメモにとったり、質問をしたりしながら熱心に聞いていました。また、講話の内容は授業で振り返り、卒業後の生活について考える貴重な時間となりました。  先輩方、ありがとうございました。
 同窓生(令和2年度菊池支援学校高等部山鹿分教室卒業)の中満優生さんから、素敵な絵画作品を寄贈していただきました。中満優生さんはアール・ブリュットにも出品されているそうです。  高校生の時は自分の感じている思いを作文に綴ることが多かったのですが、卒業してからは絵で表現されるようになりました。色鮮やかで繊細なタッチの絵、作品のタイトル等から内に秘めていたエネルギーや中満さんの思いが伝わってきます。  絵を持ってきてくれたときに、「先生!お久しぶりです!!」と弾けんばかりの笑顔で手を振ってあいさつをしてくれた中満さん。  「母校に寄贈したい」と持ってきてくれた彼女の気持ち。  そんな姿に、彼女に寄り添いながら関わってきた先生方や高校時代の彼女の道のりが思い出され、嬉しさと喜びがこみあがってきました。  SNSも活用されているということも伺い、自分の思いを発信し、多くの人と気持ちを共有・共感されたり、つながりができたりしたことで、自信を持たれたのではないかと感じました。  中満さん、後輩達や私たち教師に希望と勇気を与えてくれてありがとうございました。   文責:荒木(教頭)
 11月29日に火災避難訓練を行いました。当日は不安定な天候だったため、運動場横の渡り廊下に避難しました。大きな警告音や想定外の避難先に戸惑う児童生徒もいましたが、周りの友達や教師と一緒に安全に全員避難することができました。また、山鹿消防署東分署の方々に避難について講評をいただいたり、各学部の代表が消火訓練をしたりしました。訓練後には、消防車、救急車の見学もできました。訓練を通して、防災の意識や防災教育の大切さを改めて感じる等、貴重な経験ができました。
 12月7日(水)に“NPO法人せいしとらんし熊本”の保健師安田香織様から高等部生徒、保護者向けに「ステキな大人になるために~いま伝えたい性のこと~」と題して性に関する教育講演会がありました。  高等部では、今回の性に関する教育として講演会だけでなく、事前指導、事後指導も含め、ステップアップを図りながら計画的に実施しました。  安田様からは、「同意」とはどんなことかについて、生徒にもわかりやすい動画を見せていただきました。「君の体のことを決められるのは、君だけだから。それが、自己決定というんだ。」という動画のフレーズが生徒たちの胸に届いたようでした。また、保健師の立場から中高生の抱えている課題、そして思春期の人間関係模様、コミュニケーションの方法など丁寧にお話しいただきました。  保護者の方からも、「自分たちも子どもへのかかわり方を見直すきっかけになり、家庭でも話す機会にしたい」などの感想をいただきました。  今後も継続して性に関する教育に取り組んでいきたいと思います。
 11月30日に、高等部2,3年生で修学旅行事前校外学習を行いました。行き先は、熊本市現代美術館と、熊本市内のマクドナルド、スターバックスコーヒー、サンマルクカフェです。今回の校外学習は修学旅行事前学習の一環として実施しており、修学旅行に向けて、整列、点呼、移動等の集団行動、また班別での行動ができるようになること、安全に留意して指示を守った行動を取ることができるようになることを目的としました。  現代美術館では、展覧会「PAPER かみと現代美術」が開催されており、紙を用いた繊細な作品やダイナミックな造形に生徒たちは興味を持って見学していました。班別行動では、事前学習で班毎に決めた店舗まで安全に移動し、昼食を食べることができました。また、指定された集合場所や時刻に間に合うように、安全を守って班別行動をすることもできました。  今回の校外学習で行った集団行動、班別行動を振り返りながら、間近に迫った修学旅行に向け、学習を活かしていきたいと思います。
 11月22日、小学1~3年生は、生活単元学習でバスに乗って道の駅鹿北へ行きました。道の駅鹿北では、木工体験でムービングフィッシュを作ったり、買い物学習をしたりしました。今まで何度か校外で学習した成果もあり、挨拶やマナー、買い物などスムーズに行うことができました。買い物では、初めてのセルフレジでしたが、落ち着いて飲み物を購入することができました。また、道の駅限定スタンプを、事前学習で作成したスタンプカードに押して素敵な記念にもなりました。
 中学部1年生は、11月15日に熊本県立装飾古墳館の見学と鹿央物産館で食事と買い物学習を、21日にアタックス鹿本店での買い物学習をしました。事前学習では、タブレットを使って調べたりまとめたりして、自分で「学習のしおり」を作成していきました。装飾古墳館では、古墳に登って大きさを感じたり、古代人の生活の映画鑑賞や展示見学、そして装飾古墳缶バッジ作りもしたりしました。  買い物学習では、おうちの人に日用品で買ってきてほしいものを調査するところからスタートして、値段を調べたり、店のことを調べたり路線バスの乗り方等も学習しました。エコバッグやティッシュボックスを持って歩くことや、バスに乗降する大変さも体験しました。公共施設での過ごし方や集団での行動の仕方等多くのことを学ぶことができ、生徒たちは楽しそうで充実した表情でした。
 11月24日、25日に一般学級と重複障がい学級の4・5・6年生で修学旅行に行きました。1日目は熊本博物館でプラネタリウム等の見学、城彩苑で昼食と買い物、熊本城天守閣見学を行いました。2日目は御船恐竜博物館で見学と恐竜缶バッジ製作を行いました。  集団行動や公共のマナーなどの事前学習を確認しながら、安全に楽しく活動することができました。また、見学をとおして、熊本県の自然や歴史、文化について理解を深めたり、ホテルでの宿泊などの日頃の学校生活ではできない経験を積んだりすることができました。修学旅行の2日間の活動をとおして、子どもたちがより一層互いのことを好きになり、仲良くなっているのを感じています。今回の学びを今後の学校生活につなげていきたいと思います。  保護者の皆様には、お忙しい中、説明会への参加や書類・持ち物の準備、体調管理など、大変お世話になりました。また、見学や買い物、宿泊、昼食など、様々な場面でたくさんの方々に温かく丁寧な対応をしていただきましたことに、感謝申し上げます。
 11月17日~18日に、2・3年生で修学旅行に行きました。1日目は湖池屋 九州阿蘇工場(益城町)の見学、天草五橋シークルーズ(上天草市)の体験をしました。湖池屋では、解説をしていただきながら工場見学をしたり、「湖池屋GOGOファクトリー」にて湖池屋の歴史を教えていただいたりしました。また、8種類のフレーバーからお気に入りのものをブレンドして、マイポテチ作りにも挑戦しました。楽しく、美味しく学ぶことができました。シークルーズでは、慣れない船内に怖がる生徒もいましたが、後半になると事前学習にて調べていた島や橋を見つけて伝え合う姿が見られました。  2日目はシードーナツに行きました。珍しい魚、泳いでいる姿は初めて見る魚などを見て、様々な水辺の生き物に目を輝かせる姿が印象的でした。また、イルカふれあい体験では、最初は恐る恐るイルカに触っていた生徒もいましたが、体験が終わる頃にはみんなイルカのとりこに・・・!口々に「かわいい!」、「もっとイルカを見ていたい!」と話してくれました。  見学地での活動や宿泊時のマナー、集団行動など様々なことを学びました。修学旅行を通して友達との絆もより一層深まり、何物に...
 10月29日(土)に本校の学校祭である「かもと稲田まつり」を開催しました。児童生徒実行委員を中心に考えた「笑顔で 楽しむ かもと稲田まつり  やるぞ おー!」のスローガンの下、一丸となって活動に取り組みました。各学部によるステージ発表においては、「かもいな音楽会」(小学部)ではボディパーカッションと合奏を、「かもいなテレビ」(中学部)では社会科と職業・家庭科で学んだことの報告を、「ダンスカリグラフィー」(高等部)ではダンスと書道パフォーマンスを披露しました。また、中学部と高等部は作業製品の販売やボッチャやeスポーツの体験活動の運営も行い、丁寧な製品づくりから梱包、製品や活動内容の説明など工夫を凝らしました。  児童生徒はステージ上でのパフォーマンスや接客など、普段の学習活動では味わうことのできない緊張感や高揚感、達成感など様々な気持ちを実感することができたようでした。児童生徒の笑顔と楽しむ姿に溢れたかもと稲田まつり、大成功でした。    フォトアルバムにも掲載しています
 11月5日(土)に、来民商店街で開催された「来民門前市」に参加しました。近隣の小中高校も出店したりステージイベントに出場したりするなど盛り上がる中、本校は「的当てボッチャ」ブースを出店しました。的とボッチャの球を使って行う、小さなスペースでも楽しめるゲームです。午前10時の開始とともに、地域住民の方や小学生、小さなお子さんも列を作って下さり、午後4時の終了までたくさんのお客様で賑わいました。本校職員、保護者の他、遊びに来た生徒も運営の手伝いをしてくれました。地域のイベントにこれからも参加し、一緒に盛り上げて行ければと思います。
 私から、全知P連(全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会)DVDの紹介をさせていただきます。 テーマは、「子どもの行動の受け止め方(大人の心構え編)(約48分)」「子どものつまずきの背景理解(約42分)」の2本で、講師は、「特別支援教育のエキスパート」川上康則先生です。 「複製禁止」となっていますので、実際のパワーポイントの画面等の掲載ができないため、DVDの主な内容のみを紹介します。    「子どもの行動の受け止め方(大人の心構え編)」では、主に「関わりの糸口を見出すときのポイント」「関わりのコツ」「子どもが不穏・興奮した場面での対応方法」などの内容でした。  私が特に印象に残ったのは、「安心感のある手のつなぎ方」「子どもが興奮したときの子どもも大人も傷つかない対応」についてでした。とても具体的に、文章とイラストで示してありました。    「子どものつまずきの背景理解」では、子どものつまずきへの支援のポイントや感覚過敏(鈍麻)による行動(反応)特徴とその対応についてのお話がありました。動画の中には、「心理的疑似体験」の紹介もありました。 行動(反応)の特徴についての説明が、とても具体...
 10月16日(日)に鹿本町で新嘗祭の一環である抜穂祭がありました。6月に行われた御田植祭同様、本校からも中学部生徒2人、高等部生徒2人が田男として参加しました。生徒達は緊張した面持ちで鎌を使って稲を刈り取っていました。台風にも負けず、見事に実った稲穂の立派なこと!本校の校章にも稲穂があしらわれており、本校の子どもたちもこの稲穂のように育てていきたいと思いました。  献穀田栽培者で本校学校評議員でもある星子様や来賓の方々の御挨拶の中で、本校が地域にできた喜び等を語ってくださる場面がありました。地域に愛され誇りある稲田小学校の跡地にできた意味をかみしめ、「この子らを世の光に」できるよう、今後も地域の方と共に生きる学校を目指した教育活動を進めたいと思います。  最後になりますが、本校の教育理念を理解し、地域の一員として、このような貴重な経験ができるよう、本校に呼びかけていただいた関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。 文責 教頭(荒木)  
 職業・家庭「職場見学に行こう」の学習で、高等部の作業学習と、山鹿市にある事業所「もくせい学園」の見学をしました。仕事の内容や休憩の仕方、工賃等について、ていねいに教えていただきました。事後学習では、学んだ内容を一人一人まとめ、ポスターセッション形式で発表しました。高等部では終日作業学習の日があること、ミシンなどの機械を1人でも安全に使用していること。もくせい学園ではメリハリをつけて仕事をしていること、菓子箱や割り箸など身近なものに取り組まれていることなど、様々な気付きがあったようです。真剣に、かつ生き生きと働かれている姿をみて「やってみたい」「はたらいてみたい」「たのしみ」という感想が多くありました。はたらく生活をイメージしながら、10月末の販売会に向けて、更に学習を積み重ねていきます。
 生活科の学習で、学校近くの商店へ買い物に行きました。今回の目的は2つ。ひとつは自動販売機で好きな飲み物を買うこと、もうひとつはお店で買い物をすることでした。模擬自販機や模擬商店を使った事前学習の成果があり、買い物の手順を思い出しながらスムーズに希望した商品を買うことができました。また、購入後はお店の人に「ありがとうございます」とお礼を伝える様子も見られました。  11月には、高学年は修学旅行、低学年は道の駅への校外学習を予定しています。今回の学習の学びを次につなげていきたいと思います。  商店の方には、一人一人に温かく対応してくださり感謝申し上げます。
 10月6日(木)に、鹿本給食センター学校栄養職員の川井先生と「将来も健康でいるために食と運動について考えよう」という学習をしました。「健康は食事・運動・睡眠の3つのバランスが必要であること」や「朝食を食べたくなるポイント」など、具体的な例を踏まえながら学びました。また、美しく食べるための合い言葉「良い姿勢で・よく噛んで食べる」ことの重要さを確認し、改めて、食の大切さについて考えることができました。川井先生、ありがとうございました。 生徒の感想の一部を紹介します。 ・最近になってから肌のことを気にするようになり、家に野菜がある時は、サラダにして食べるようにしています。これからも、バランスの良い食事をとれるように心がけていきたいです。 ・健康に大事なのは、食事+運動+睡眠に気をつけながら、特に運動はお風呂上がりにストレッチをしたり、休みの日にはウォーキングしたりして、健康な体を作りたいです。 ・同じ時間に食べることで体を整えてくれることや、美しい姿勢でよく噛むことで虫歯を防いでくれることを知りました。これからは食べる時間やよく噛むことを意識して食べようと思います。
 高等部3年生が9月27日(火)に「障害者就業・生活支援センターがまだす」へ校外学習に行きました。障害者就業・生活支援センターは県内に6カ所あり、「がまだす」では県北地域を担当されています。障害者就業・生活支援センターは卒業後に雇用及び福祉関係機関と連携のもと就業面・生活面への一体的支援を行ったり、企業への雇用管理等の相談や助言、障害についての説明を行ったりされているところです。  障害者就業・生活支援センターの機能だけではなく、仕事に就いたときに起こりうる困り事やその対処についても、とても分かりやすく話をしていただきました。生徒たちは、自分の周りには自分を応援してくれる人たちがいるということが分かり、自立に向けて考えるいい機会になりました。
 9月8日(木)より22日(木)までの日程で、高等部3年生の第2回現場実習を実施しました。この実習が求人票をもらえるかどうかの判断となる生徒もおり、前回より更に真剣味が増した実習となりました。暑い中、汗を拭いながら工作機械に向き合う生徒、埃ひとつ舞っていないクリーンルームで機械を操作する生徒、スーパーのバックヤードで他の店員さんに混じってテキパキと商品の陳列準備をする生徒と仕事の場所は様々でしたが、全員の頑張りが輝いていました。
 10月8日(土)に鹿本町来民で「かもと招魂祭」が3年ぶりに開催されました。(本来は8月15日に行われる予定だったのですが、新型コロナ感染症が拡大したため、この時期に延期されました。) 夏休み前に保護者様や子どもたちに折っていただいた紙花を職員で組み立てて、3基の「七夕飾り(ぼんぼり)」を仕上げました。みんなで協力して作り上げた「七夕飾り(ぼんぼり)」が風にそよぐ姿の見事なこと!地域の保育園等諸団体で作られた色とりどりの「七夕飾り(ぼんぼり)」。道行く人々の目を楽しませていました。  100年以上の歴史を持つ「かもと招魂祭」。次年度は、保護者の方々と歓談しながら「七夕飾り(ぼんぼり)」を作り、花を添えられたらと思います。    連絡帳には「かもと招魂祭」に出かけ、ヨーヨー釣りをしたり、ポテトを食べたりと久々の祭りを楽しんだ様子が綴られていました。  いつも住んでいる町に出店が立ち並んでいく様・・・  出店から漂うやきそばやわたがしのおいしそうな香り・・・  にぎやかな音楽や行き交う人々の笑い声・・・いつもと違う同級生の姿・・・ 祭りの後の寂しさ・・・ 彩りにあふれた経験は私たちの心の糧になっ...
 9月27日(火)に山鹿市スポーツ推進委員鹿本支部6人の方と本校小学部児童がボッチャを通した交流を行いました。  本校では、「障がいのある我が子が就労してからも楽しめることを見つけてやりたい」という保護者の方の思いを受け、障害の有無や年齢等に関係なく楽しみを分かち合えるスポーツである「ボッチャ」を通した交流に取り組んでいます。このような場・機会が地域に広がると、子どもたちの世界が広がっていき、豊かな充実した生活を送ることができます。今回の交流は、この主旨に御理解いただき、山鹿市スポーツ推進委員の方から交流をしたいという申し出があって実現したものです。  ボッチャをしている最中、そして終えた後に、「狙ったところに球を投げるのが難しいね」「私より上手!」「ついつい、熱くなってしまいました!」「いや~楽しかった!」と、口々にスポーツ推進委員の方々がおっしゃっていました。みなさん、ボッチャの魅力にとりつかれたようです。本校だけでなく、スポーツ推進委員会の方々からもボッチャの輪が地域に広がっていくのではないかと楽しみにしています。  スポーツ推進委員会の方々のあたたかで優しさあふれるお人柄に触れ...
 一般社団法人Arts and Sports for Everyoneの主催する、「楽球甲子園」が9月25日(日)にグランメッセ熊本で開催され、本校高等部の生徒3人と職員でチームを編成して出場しました。「楽球」とは、同法人の呼び名で、レクレーションボッチャのことを言います。  生徒のみの「チャレンジドの部」、職員も混じえた「ユニファイドの部」の2部門にエントリーし、競技をしました。  多くの参加者に見つめられる“緊張”の舞台の中、生徒は集中した表情で狙いを定め、会場の雰囲気に動じることなく一球一球を投じていました。ミラクルプレーが見られると、会場からたくさんの歓声と拍手をもらい、生徒も嬉しそうでした。  本校で学校を挙げて取り組んでいる「ボッチャ」。児童、生徒の皆さんはもちろん、保護者の皆様も一緒に、生涯スポーツとして続けてほしいと感じました。来年も多くのメンバーで出場したいと思います。
 9月16日(金)の午後、鹿本高等学校スポーツ健康科学コースの2年生のみなさんと本校高等部生徒とのスポーツ交流会を本校体育館で開催しました。両校の生徒が一緒のチームになるよう組み分けをして、前半はボッチャ、後半は鹿本高等学校の生徒が考案したユニバーサルデザインなスポーツを一緒に楽しみました。最初こそ、お互いの距離感に戸惑う様子があったものの、ボッチャを一緒にする中で賞賛の声や歓声が徐々に大きくなり、スポーツを通した交流の盛り上がりを感じることができました。地域の学校として今後も交流を深めていきたいです。鹿本高等学校の皆さん、ありがとうございました。
 9月22日(木)に、「ペップトーク」について、PTA保護者研修会を行いました。最初に動画(職員研修と同じ内容)を視聴した後、グループで体験(グループでの話し合い)をしました。  話し合いの順序は以下のとおりです。 ①テーマ発表(最初のテーマは「今までの人生の中で、私が一番頑張った話」でした。)②グループ内で、話す順番を決める。(4人グループであれば、1~4番)③1番の人が、テーマについて、自分の話をする。(「私は、今までの人生の中で、○○をこんなふうに頑張ってきた。)④2番の人が、1番の人の良いところを伝える。(「○○さんの○○なところがとても良いと私は思います」)⑤みんなで拍手をする(3番が伝える→拍手→4番が伝える→拍手)⑥2番の人が、テーマについて、自分の話をする。⑦(3番が伝える→拍手→4番が伝える→拍手・・・・・)  この流れで全員が自分の話をして、全員が相手の良いところを伝えました。テーマについて話をした人は、グループの他の方々からたくさんの賞賛や励ましの言葉をいただき、元気づけられ、嬉しい気持ちになっていました。  同様に、「私の子供が頑張っていること」「私が子育てで一番頑張っていること」...
 本校の登下校では、約4割の児童生徒が通学バスを利用しています。 安心安全に運行していただくため、添乗員の方から日誌や降車時に車内での様子を報告していただいています。 ~ある日の日誌から~ 「今日も皆さん変わりなく元気でした」   「今日、ステップを座席の足の所に置くと喜んでいました(○○君が使っていたのを僕も~と言っていたので。)」   「乗車するとすぐに本日の学校での様子を話し始め、納得いかないことがあったようで、少し感情的な様子が見られました。思っていることが言えたのか、後半は落ち着かれました」   日誌から、添乗員さんが暖かく子どもたちの心身の様子を観察したり、やりとりをして安定を図られたりしていることが分かり、子どもたちの応援団のお一人なのだなとありがたく感じています。    先日、女児が通園バスに取り残されて死亡するという大変痛ましい事故がありました。そのニュースの翌日、登校後のバス会社朝礼で「取り残すなんて、絶対あり得ない!」と運転手さんが話題に挙げられました。即、運転手さん、添乗員さん、学校職員とで、改めて必ず人数確認・報告を互いに行うことを確認し、念入りに乗車・下車確認・報告を双方で...
 一人一人の職員が安心して過ごせるよう、あたたかで風通しのよい職場づくりをめざし、夏季休業中に不祥事防止・ハラスメント防止研修に2回取り組みました。 1回目は、すみれ助産院の赤木夏代様を招聘し、アサーションやバウンダリー(距離感)の問題について学びました。職員からは「私が傷ついているのはこれが原因だったのかとストンと自分の中に落ちる感覚だった」「自分の思考パターンを知ることができた」「自分のバウンダリーを大切にすることから始めたい」等の声が挙がっていました。  2回目は、熊本健康・体力づくりセンター健康科学トレーナー主任高野聡 様を招聘し、ペップトークについて学びました。職員からは、「ペップトークをとおしてポジティブ思考の大切さを身にしみて感じた」「ペップトークは自分も相手も気持ちがよくなれる方法だと思った」「自分もしっかり応援したい」「子どもたちに活用していきたい」等の声が挙がっていました。  どちらの研修にも共通していたのは、「自分を理解し、大切にすること」でした。研修をとおして、自分の思考を振り返ったり、最適な伝え方を考えたりすることができ、多くの学びを得ることができました。また...
 9月14日(水)に高等部1・2年生で第2回地域クリーンタイムを行いました。1年生は学校~米嶋八幡宮方面の清掃を、2年生は学校~石渕河川公園方面の清掃をしました。生徒たちは、地域の清掃活動を通して、地域社会の一員としての自覚を深めることを目標に取り組みました。普段、見慣れた道路や通学路にしている生徒にとって、「きれい見えていたけれど、タバコやペットボトルのゴミがあるのは悲しい」などの感想を言いながら、活動していました。持ち帰ったゴミは少なかったですが、自分たちでゴミの分別をすることもできました。  今後も機会をつくって地域の清掃作業をを行い、地域社会の一員として活動したいと思います。
 9月1日に2学期の始業式を行い、42日間の夏休みが終わりました。「先生!夏休みにこんなことをしました!」と楽しい思い出話をたくさん聞かせてくれています。思い切り遊んだりスポーツをしたり、宿題や手伝いを丁寧に取り組んだりと充実した夏休みを過ごしたようです。  2学期は、学校生活の中でも一番期間が長く、かもと稲田まつりをはじめ、各学部で様々な学習に取り組みます。また、高等部拡充工事に伴い、2学期から高等部が小・中学部校舎へ一時的に移転してきており、より一層賑やかな稲田校舎となっています。全校児童生徒が同じ校舎で学ぶという今年度しかできない経験の中で、たくさんのことを学び合ってほしく思います。
 8月27日(土)のPTA合同美化作業では、多くの方にご協力いただき、誠にありがとうございました。普段、関係職員で懸命に除草作業に努めてきましたが、広大な敷地で行き届かないところもあり、苦慮していたところでした。  今回の美化作業を通して、校内及び学校周辺が、見違えるようにきれいになりました。おかげさまで、9月1日(木)から始まる2学期をきれいな環境で迎えることができます。  今回の美化作業の目的の1つに、PTA会員同士の交流も含まれていました。美化作業の前に、各学部で自己紹介をし合ったことで、お互いの顔と名前を覚える良い機会になったのではないかと思いました。  今後とも、本校PTA活動へのご理解とご協力をよろしくお願いします。
 うれしいお知らせをさせていただきます。    高等部校舎前の横断歩道についてです。  以前から、「横断しようとしてもなかなか渡れない」「渡ろうとしても、車が減速せずに通行することがある」という声が聞かれていました。 三叉路で、運転手が横断歩道に気付きにくいという理由もあったと思います。  そのような懸念もあったので、カラー横断歩道に変えていただけないか、山鹿市に陳情をしましたところ、早急に対応していただきました。 鮮やかな、グリーンとホワイトのストライプですよね。 運転手から見ても、このように違います。  生徒たちも、以前よりも安心して横断することができるようになると思います。  カラー横断歩道にしていただき、ありがとうございました。