平成30年度カリキュラム
絵画(油絵)
1年時に油絵の基礎を丁寧に学びます。油絵具の特性から用具の使い方まで基本的な実技力を身につけ、絵を描く楽しさを学びます。静物や人物、風景、心象風景など、さまざまな課題に対応する力を身につけるため、個別の徹底した指導をもとに、「絵が好きでたまらない人」になれるような指導を基本としています。過去の先輩方のたくさんの参考作品もあり、ひとりひとりの良さをのばすことができるような、個性を大切にした雰囲気が第二高校美術科には存在しています。
絵画(日本画)
本物の素材を使い、本物の良さを大切に、「視ること」を基本にした制作を大切にしています。四季折々に感じる植物が見せる表情や、風景の移ろいを感じる感性を持ち、表現者としての根幹を成す「ものを視る眼」を養うことを第一にします。現在日本中で多くの美術科出身の日本画家が活躍しています。
ビジュアルデザイン
グラフィックやプロダクト、映像など、幅広いジャンルのデザイン。そのもととなる力である「提案力」を大切に、「デザインのもと」になるものを見失わないような制作を大切にしています。美術科出身のデザイナーは今日、メディアの至る所で見つけることができますが、デッサンや絵画を同時に学び、技術力だけではないこの「提案力」を育み育てきた結果、数多くのデザイナーが生まれました。また、デザインの基礎となる色彩論の講義や、幾何構成やモチーフ構成などの基本的な演習も行います。
彫刻
「手仕事のよさ」を体中で感じる彫刻。粘土や木を使って思い思いの「カタチ」を作品にしていきます。彫刻には、粘土などの可塑性のある素材でゼロから作り上げるモデリングと、木や石など、元からある形を削りながら作るカービングがあります。授業では、そのどちらも体験します。長い時間をかけて制作された作品は、観る者に感動を与えます。
版画
3年生は選択で版画を履修することができます。エッチング、アクアチント、ドライポイント等の技法を習得し、木版画では多色刷りを用いて下絵から刷ろまでの工程を学びます。選択した全員が2つの版種を経験することにより表現の幅を広げていきます。
素描(デッサン)
1年から3年まで、3年間を通してすべての生徒がデッサンの課題に取り組みます。デッサンは美術での制作活動の基礎であり、今後美術に携わる人になるうえで最も大切な力であると言えます。「ものを視る力」「本質を見極める力」「心の姿勢」「造形的な考え方」など、数えたらきりがないほど、さまざまな力を養う事ができます。
鑑賞研究
鑑賞研究では美術を理論的に学び、自然や社会、生活との関係を理解するとともに、広く芸術全般に目を向け、新たなアートの方向性を探っていきます。授業の中ではテキストを用いた文章読解や要約をしたり、芸術家やデザイナーについて知るための鑑賞等を多く取り入れています。
構成
構成とは「全ての造形的要素(色や形、素材、技法など)をテーマに沿って操作する」ことを指します。授業では絵画やヴィジュアルデザインによる平面構成、彫刻や立体による立体構成など、全ての科目を踏まえながら作品づくりにおけるテーマと個性的な表現を追求していきます。