2015年11月の記事一覧

会議・研修 情報科目 タイピング小テスト報告4

 先週と比較すると、青数字が減ってきました。「見ながら」から「タッチ」へと移行して記録が下がった生徒たちが、早くも慣れてきたというところでしょうか。目立ったところでは、1-8と2-2がグンっと上げてきました。
 ちなみに、金曜日に授業があるクラスは、強歩会のため記録更新はありません。

情報科目のタイピング小テスト「今週の結果」(2015/11/19現在)

会議・研修 情報科目 タイピング小テスト報告3

 これまで、毎回のタイピング小テストにおいて、「タッチタイピングで打つ」のか「キーボードを見ながら打つ」のかは生徒の自由にさせていました。しかし、タッチタイピングで打っている生徒が回を重ねるごとに記録を伸ばしているのに対し、キーボードを見ながら打っている生徒には記録の頭打ち傾向が多くみられます。そこで、今週はほとんどのクラスに対して、「これまで見て打っていた者がタッチタイピングに変えれば、慣れていないため当然記録は一旦下がるだろうが、今後の伸びが大きく期待出来る。大きく前進するための一時的な後退は有りだ。チャレンジしてみないか」と話してみました。結果としては・・・

情報科目のタイピング小テスト「今週の結果」(2015/11/13現在)
 

このように記録が前回よりも下がったことを表す青数字が一気に増えました。さすが二高、即実践のチャレンジャーが多いですね。苦手意識を克服するためには「開き直ってやるしかない」のです。
今週の結果で特筆すべきは、1-3が1年生ながら「300超え+全体のトップ」を果たした点です。金曜日の3限目に1-3、4限目に2-3の授業があるのですが、2-3の生徒に言わせれば「今回は1-3に花をもたせてやった。次はそうはいかない」ということでした。デッドヒートは今後も続きそうですね。

会議・研修 情報科目 タイピング小テスト報告2

 タッチタイピングをマスターするための練習方法として、
(1)区切れ
(2)繋げろ
(3)繰り返せ
と指導しています。
 (1)については、基本的にキーボード上のすべてのキーを記憶する必要がありますが(ほぼ使わないものもあるものの・・・)、それらを一気に覚えようとするのではなく、グループに区切って覚えなさいということです。英単語を100語覚えるのに1つ目から順にインプットしていき、100語終わる頃には初めの方の単語を忘れてしまっている、というのはよくあるパターンです。これは、勉強時間をそれなりにとっているのに成績が上がらない、インプットとアウトプットのバランスが崩れている典型的なパターンと言えるでしょう。そこで、短時間で確実に記憶できる無理を感じない量に区切って、一つのグループを確実にアウトプットできるようになったら次のグループへ移行する。次のグループをマスターしたら、前のグループもアウトプットできるか再確認することを繰り返します。トータルでの時間はかかりますが、「急がば回れ」です。
 (2)については、新しい記憶は古い記憶と結びつくほど定着しやすいということです。一つの工夫として、「あいうえお」のキーを先に覚えてしまい、次に「か行」を覚えていく。「かきくけこ」は既に覚えている「あいうえお」と共通する部分があるので定着しやすいというわけです。
 (3)については、記憶する際にも必要ですが、指に動きを覚えさせるのに絶対必要です。スポーツにおいて正しいフォームを繰り返し練習するのと同じですね。体が覚えたことは、ある程度間が空いても忘れにくいものです。しばらく自転車に乗らなかったからといって、乗れなくなることはありませんよね。
 タッチタイピングなんで、一度覚えてしまえば一生ものの技能です。あとは、スポーツほどシビアではないタイピングの練習を「やるか、やらないか」です。

情報科目のタイピング小テスト「今週の結果」(2015/11/6現在)