普通科ブログ(~平成30年度)

会議・研修 情報科目 タイピング小テスト報告2

 タッチタイピングをマスターするための練習方法として、
(1)区切れ
(2)繋げろ
(3)繰り返せ
と指導しています。
 (1)については、基本的にキーボード上のすべてのキーを記憶する必要がありますが(ほぼ使わないものもあるものの・・・)、それらを一気に覚えようとするのではなく、グループに区切って覚えなさいということです。英単語を100語覚えるのに1つ目から順にインプットしていき、100語終わる頃には初めの方の単語を忘れてしまっている、というのはよくあるパターンです。これは、勉強時間をそれなりにとっているのに成績が上がらない、インプットとアウトプットのバランスが崩れている典型的なパターンと言えるでしょう。そこで、短時間で確実に記憶できる無理を感じない量に区切って、一つのグループを確実にアウトプットできるようになったら次のグループへ移行する。次のグループをマスターしたら、前のグループもアウトプットできるか再確認することを繰り返します。トータルでの時間はかかりますが、「急がば回れ」です。
 (2)については、新しい記憶は古い記憶と結びつくほど定着しやすいということです。一つの工夫として、「あいうえお」のキーを先に覚えてしまい、次に「か行」を覚えていく。「かきくけこ」は既に覚えている「あいうえお」と共通する部分があるので定着しやすいというわけです。
 (3)については、記憶する際にも必要ですが、指に動きを覚えさせるのに絶対必要です。スポーツにおいて正しいフォームを繰り返し練習するのと同じですね。体が覚えたことは、ある程度間が空いても忘れにくいものです。しばらく自転車に乗らなかったからといって、乗れなくなることはありませんよね。
 タッチタイピングなんで、一度覚えてしまえば一生ものの技能です。あとは、スポーツほどシビアではないタイピングの練習を「やるか、やらないか」です。

情報科目のタイピング小テスト「今週の結果」(2015/11/6現在)

会議・研修 情報科目 タイピング小テスト報告1

 情報科目(社会と情報1年、社会と情報2年、科学情報)では、毎時間、「タイピング小テスト」を行っています。これは、プリントされた文章をワープロソフトに5分間でどれだけ入力できるかを競うものです。大学においては論文やレポートはデータで提出し、最近ではe-Learningも当たり前の状況にあり、タッチタイピングは高校卒業までに身につけてほしい技能です。「タイピング小テスト」を練習成果の確認の場とし、諦めずに練習を続けましょう。
 10月29日の時点では、各クラスの平均値は次のようになっています。

1番上の数値は各学年のハイスコアです。入力には漢字変換も伴いますので、5分間で700文字オーバーというのは驚異的な数値ですね。今年度の1年生はよく頑張っており、特に3組は2年生の上位クラスと肩を並べる程です。2年生もうかうかしていられませんよ。
※「A」は美術科、「S」は理数科です。