カテゴリ:今日の出来事

会議・研修 情報科目 タイピング小テスト報告5

 生徒の皆さん、期末考査お疲れ様でした。「情報科目」の試験はいかがでしたでしょうか?1年生の平均点が70点あたり、2年生の平均点が60点あたりとなりました。1年生は上位と下位の幅が狭く、正規分布の形を成していました。これに対して、2年生は上位と下位の幅が広く、ばらつきが目立つ点が気になります。2年生になると、好き嫌いがはっきりしてくるといったところでしょうか。
 卒業後、ICTに触れずに過ごすことはほぼ皆無です。分からないし、苦手だから誰かにやってもらうという態度に陥らないように、「なぜ、ICTを学ぶ必要があるのか」という問いに対する答えを、今のうちに自分なりに出しておく必要があります。もちろん、学問は「将来、その科目で学習したことがそのまま役に立つ(実際に使う)かどうか」だけで判断すべきものではありません。短期的に「大学入試科目を頑張る」のは仕方がないところもありますが、学問全体を俯瞰する態度こそ、高校時代に身に付けておくべき最重要事項ではないでしょうか。

情報科目のタイピング小テスト「今週の結果」(2015/12/4現在)


平均300点オーバーのクラスがなくなったのは考査の影響でしょうか。ところが、1年生のハイスコアが更新されました。漢字かな混じり文を5分間で790文字とは・・・もうお手上げです。

会議・研修 情報科目 タイピング小テスト報告4

 先週と比較すると、青数字が減ってきました。「見ながら」から「タッチ」へと移行して記録が下がった生徒たちが、早くも慣れてきたというところでしょうか。目立ったところでは、1-8と2-2がグンっと上げてきました。
 ちなみに、金曜日に授業があるクラスは、強歩会のため記録更新はありません。

情報科目のタイピング小テスト「今週の結果」(2015/11/19現在)

会議・研修 情報科目 タイピング小テスト報告3

 これまで、毎回のタイピング小テストにおいて、「タッチタイピングで打つ」のか「キーボードを見ながら打つ」のかは生徒の自由にさせていました。しかし、タッチタイピングで打っている生徒が回を重ねるごとに記録を伸ばしているのに対し、キーボードを見ながら打っている生徒には記録の頭打ち傾向が多くみられます。そこで、今週はほとんどのクラスに対して、「これまで見て打っていた者がタッチタイピングに変えれば、慣れていないため当然記録は一旦下がるだろうが、今後の伸びが大きく期待出来る。大きく前進するための一時的な後退は有りだ。チャレンジしてみないか」と話してみました。結果としては・・・

情報科目のタイピング小テスト「今週の結果」(2015/11/13現在)
 

このように記録が前回よりも下がったことを表す青数字が一気に増えました。さすが二高、即実践のチャレンジャーが多いですね。苦手意識を克服するためには「開き直ってやるしかない」のです。
今週の結果で特筆すべきは、1-3が1年生ながら「300超え+全体のトップ」を果たした点です。金曜日の3限目に1-3、4限目に2-3の授業があるのですが、2-3の生徒に言わせれば「今回は1-3に花をもたせてやった。次はそうはいかない」ということでした。デッドヒートは今後も続きそうですね。

会議・研修 情報科目 タイピング小テスト報告2

 タッチタイピングをマスターするための練習方法として、
(1)区切れ
(2)繋げろ
(3)繰り返せ
と指導しています。
 (1)については、基本的にキーボード上のすべてのキーを記憶する必要がありますが(ほぼ使わないものもあるものの・・・)、それらを一気に覚えようとするのではなく、グループに区切って覚えなさいということです。英単語を100語覚えるのに1つ目から順にインプットしていき、100語終わる頃には初めの方の単語を忘れてしまっている、というのはよくあるパターンです。これは、勉強時間をそれなりにとっているのに成績が上がらない、インプットとアウトプットのバランスが崩れている典型的なパターンと言えるでしょう。そこで、短時間で確実に記憶できる無理を感じない量に区切って、一つのグループを確実にアウトプットできるようになったら次のグループへ移行する。次のグループをマスターしたら、前のグループもアウトプットできるか再確認することを繰り返します。トータルでの時間はかかりますが、「急がば回れ」です。
 (2)については、新しい記憶は古い記憶と結びつくほど定着しやすいということです。一つの工夫として、「あいうえお」のキーを先に覚えてしまい、次に「か行」を覚えていく。「かきくけこ」は既に覚えている「あいうえお」と共通する部分があるので定着しやすいというわけです。
 (3)については、記憶する際にも必要ですが、指に動きを覚えさせるのに絶対必要です。スポーツにおいて正しいフォームを繰り返し練習するのと同じですね。体が覚えたことは、ある程度間が空いても忘れにくいものです。しばらく自転車に乗らなかったからといって、乗れなくなることはありませんよね。
 タッチタイピングなんで、一度覚えてしまえば一生ものの技能です。あとは、スポーツほどシビアではないタイピングの練習を「やるか、やらないか」です。

情報科目のタイピング小テスト「今週の結果」(2015/11/6現在)

会議・研修 情報科目 タイピング小テスト報告1

 情報科目(社会と情報1年、社会と情報2年、科学情報)では、毎時間、「タイピング小テスト」を行っています。これは、プリントされた文章をワープロソフトに5分間でどれだけ入力できるかを競うものです。大学においては論文やレポートはデータで提出し、最近ではe-Learningも当たり前の状況にあり、タッチタイピングは高校卒業までに身につけてほしい技能です。「タイピング小テスト」を練習成果の確認の場とし、諦めずに練習を続けましょう。
 10月29日の時点では、各クラスの平均値は次のようになっています。

1番上の数値は各学年のハイスコアです。入力には漢字変換も伴いますので、5分間で700文字オーバーというのは驚異的な数値ですね。今年度の1年生はよく頑張っており、特に3組は2年生の上位クラスと肩を並べる程です。2年生もうかうかしていられませんよ。
※「A」は美術科、「S」は理数科です。