GCP活動報告

第4回世界一周異文化理解の旅

10月19日(金)に第4回世界一周異文化理解の旅が開催されました。
今回のゲストはインドネシアご出身のアービ先生でした。先生は現在、工学部の大学院生で建築を研究されています
。講座ではインドネシアの民族、文化について写真や映像を交えて説明されました。
インドネシアには約300種の民族があり、お互いの方言が通じないことがあるそうです。
また、インドネシアでは地域によって異なる伝統的な建築様式があり、家の外観から裕福さがわかるようになっています。
たとえば、ある地域では家が船の形になっており、軒先にはバッファローの角が吊り下がっています。
角がたくさんあるほど裕福な家庭の証だそうです。講座の最後ではインドネシア式のじゃんけん大会をしました。
優勝者はアービ先生からインドネシア製のキーホルダーをいただきました。

 

<受講生の感想>

・インドネシアの建築技法はその地域の文化や伝統を合わせたのもが多くあった。
日本のように最先端の技術を追求しての建築技術も重要だと思っていたが、伝統や文化に合わせた建築技術もしっかり後世に伝え守っていく必要があると感じた。

・インドネシアは海や島などが多く、少し日本と似ていると思った。
日本と比べ物にならないくらい方言など言語が豊かで同じ国の人同士でも話していることが分からないそうで驚いた。
また、宗教も様々で、地域ごとにそれぞれの宗教の建物など、特徴的できれいなものが多い。
家の造りも様々で、その地域の長を示すものや天候などに合わせてあった。食べ物などは特にココナッツを取り入れたものが多く見受けられ、安くておいしそうだった。

・動画で見た様子でも、明るそうな文化が多く、行ってみたいと思った。
亡くなったご先祖様に似た人形に3年おきにお祝いする文化があり、宗教が盛んなこともあるのか人を大切にするような国民性があるように思った。
豊かな自然も都市もある国で、私が好きな感じの国だと興味を持った。