ご挨拶

 

校長 平田 浩一

 本日は、本校ホームページをご覧いただきありがとうございます。本校は、明治29年に創設され、今年で124年を迎える歴史と伝統を有する学校です。卒業生は3万2千人を超え、これまでに政界、経済界、教育界をはじめとする各界に多くの人材を輩出しています。また、文武両道の学校として、進路指導や部活動においても優れた実績を残しています。

 さらに、一昨年度から文部科学省スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、「サイエンスの宝島『天草』から世界へ」を合い言葉に、世界に飛躍する科学技術人材の育成に取り組んでいます。研究テーマは天草にこだわりながらも、活動フィールドは国内外の大学・企業と連携しており、学校全体として探究活動が充実し研究に広がりと深まりが出てきました。昨年度からは新たに海外研修の実施など、グローバル社会で活躍する人材の育成にも取り組んでいます。生徒たちは、研究発表会にも意欲的に参加し、プレゼンテーション能力が向上するなど、SSHは本校の新たな魅力となっています。

 また、定時制においても、大学進学や定通大会等において顕著な実績を残しており、天草地域における学びと成長の場として躍進しているところです。

 令和の新しい時代を担う雛鵬が、この天草高校で翼を鍛え、日々成長できるよう取り組んでまいりますので、今後ともご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

校長室より

校長室よりブログ

知事表敬

7月5日(金)に科学部のグローバル・リンク・シンガポール2019出場についての知事表敬を行いました。知事からいただいた激励の言葉を紹介します。

 

つくばScience Edge 2019での探究指向賞の受賞、誠におめでとうございます。天草高校のスーパーサイエンスハイスクールには、大きな期待を寄せています。

今回、科学部の研究発表が、権威ある大会で認められ見事な賞を手にされたことを、大変うれしく誇りに思います。

日本代表として、7月26日からシンガポールで行われる「Global Link Singapore2019」に参加されることは、県内初の快挙であり、胸を張って大会に臨んでください。

また、テーマも50年後の熊本の海水準を予測する研究であり、環境問題の解決に向けても大変有意義な研究だと思います。

1、2年生のみなさんも、ぜひ先輩方の研究を引継ぎ、天草高校に新たな伝統を築いてください。

皆さんの活躍は、県内の高校生の自信と誇りにつながります。シンガポールでの素晴らしい発表と今後のさらなる活躍を期待しています。

 

期待値を超える

これは、今年度の進路指導部のスローガンです。既成概念にとらわれず、積極的で前向きな姿勢で挑戦することを目指しています。

生徒にとって進路希望の実現は、最大の目標です。本校では、進路指導部を中心に全職員で進路指導に力を入れています。

その一つが、進路カレンダー「雛鵬プラン」です。進路指導の具体的目標や取組の意味を各学年や職員間で共有しています。さらに、新大学入試に対応できるように1・2年生用は改良しています。

次に、教科指導力の向上にも取り組んでいます。各教科・科目において入試問題や模試の分析を行い、生徒へのフィードバックに反映させています。

また、情報満載の進路資料「求学志成」の作成・配付、進路ニュースの発刊、進路検討会・学力検討会の開催、生徒・保護者対象の進路講演会の開催なども行っています。

生徒の皆さんには、保護者・先生方の期待値を超えて欲しいと思っています。そうすれば次の舞台が用意されています。そしてそれを超えていくとまた次の舞台が用意されています。一つ一つを実現していくことが飛躍のチャンスです。天高で、人生の種を播き、しっかり根を張り、葉を茂らせることができるよう取り組んでいきます。

 

天高の伝統・生徒会【校長室より】

先日、生徒会選挙があり、新生徒会長・副会長が決まりました。

天高の伝統の一つにこの生徒会の活動があります。諸行事での生徒会の主体性とリーダーシップを発揮した言動は正に本校の伝統です。

最近では、生徒会が主体となって開催した体育大会がありました。種目の変更や応援合戦、事故防止対策の実施など、大会を盛り上げてくれました。また、新たな取組みとして目安箱の設置など、学校を良くしていこうとする活動を行いました。さらに、学校を代表して南部九州インターハイの会議に出席し、大会推進の一役を担ってくれました。自分のことだけでも大変ですが、他人のため学校のためにと頑張ってくれたことに敬意を表したいと思います。

しかしながら、生徒会役員は重責です。取り組む程、課題が出てきます。しかし、人は常に心に課題を持ちながら、その解決を図ることで成長もします。この経験は、何物にも代え難い経験となることでしょう。世の中が求めているのは、変化が激しい中で、受け身となるのではなく、積極的に行動する人であり、協働できる人です。生徒会の経験が感性を一層豊かにしてくれたことでしょう。

生徒会が活躍する学校は活性化します。高校生のパワーはすごいです。生徒が主体となってつくりあげる学校、これが天草高校の伝統であり魅力です。

「何かできることはないか」と立候補してくれた新生徒会役員には、本校の伝統である生徒会がますます活性化することを期待したいと思います。今後、グローバルな視点での活動があるかもしれません。

 

教育実習を終えて【校長室より】

先日、本校での教育実習を終えた大学生から、お礼の手紙をいただきました。その手紙には、次のようなことが書いてありました。「思うような授業が出来ずに悩んだ」、「生徒とのコミュニケーションを取る大切さを学んだ」、「生徒が自力で答えを出せるよう生徒主体の授業づくりを工夫されていた」、「教師という仕事の責任や大変さを学んだ」などです。高校生の頃にはわからなかった先生方の仕事ぶりを感じたようです。

また、「生徒の笑顔と声から教員の仕事のやりがいを感じた」、「いつの日か教員として母校天草高校に恩返しができるよう頑張ります」などもありました。忙しい中にも充実した日々を過ごし、教師になりたいという思いがさらに強くなった教育実習だったようです。

この手紙を読みながら、教師も生徒も常に学び続ける学習者という立場では同じであることを改めて感じました。学び続けると常に新たな課題に直面しますが、成長もしていくことでしょう。

フランスの詩人ルイ・アラゴンはこう書いています。

“教えるとは希望を語ること 学ぶとは誠実を胸に刻むこと”

同窓会中京支部に感謝【校長室より】

先日、同窓会中京支部総会・懇親会に出席させていただきました。遠い地にあっても同窓生が集い、毎年開催されていることに感激しました。中京支部の皆様には、母校の学習面・部活動面等での活躍ぶりを大変喜んでいただきました。また、科学部の世界大会出場に対して寄付金をいただきました。さらに、寄せ書きもいただき、「世界へ羽ばたけ」「母校の誇り」「歴史をつくろう」「応援しています」「後輩の活躍がうれしい」「ノーベル賞めざせ」「グローバルな天草高校」など、心温まる激励の言葉が書かれていました。今後も「天高で学んでよかった」と言っていただけるよう取り組んでいきたいと思います。中京支部の皆様ありがとうございました。

 

 

 

 

 

チームワークの勝利【校長室より】

6月9日(日)に開催された熊本県定時制通信制総合体育大会において、本校生が上位入賞を果たし、女子剣道競技2人、男子バドミントン1人、女子バドミントン2人の計5人が県代表として全国大会に出場する快挙を成し遂げました。

また、女子バドミントン競技においては、シングルス・ダブルスのポイント制で争う団体の部で優勝し、優勝旗をいただきました。

体育の授業等で切磋琢磨し、熱心に練習に取り組んだ成果が出ました。

素晴らしい活躍です。

また、ともに練習で汗を流し、大会会場で生徒に声援を送る先生方の姿にも感動しました。

生徒の皆さんの活躍にエールを送りたいと思います。

高校総体・総文祭を終えて【校長室より】

先日、高校総体・総文祭が開催されました。

各会場を回らせていただきましたが、どの競技においても一生懸命の姿があり、よく頑張っていました。

文武両道をモットーにする天高生は、限られた時間の中、学習との両立を図り、これまで一生懸命に練習に取り組んできました。

勝負の世界ですから、勝ち負けはありますが、強豪に怯むことなく、自分を信じ仲間を信じ、挑む姿に感動しました。

校歌にある「沸きて流るる剛健の生命の潮の高鳴り」を感じました。

本大会を目標に日々練習に打ち込んできた天高生を誇りに思います。

もう一つ感動したのが、応援です。

部員の応援はもちろんですが、多くの保護者の皆様に応援いただきました。

各会場で天高を応援する声が響いていました。

また、多くの卒業生が応援に来てくれていたのもうれしく思いました。

忙しい中にあっても、後輩を思う気持ちを強く感じました。

天高の伝統はこうやってつながっていくのでしょう。

この応援に選手も感謝の心を一層強くしたことと思います。

校長室へようこそ!

校長室へようこそ!

天草更紗

 

 

これは、中村いすず様に染めていただいた天草更紗です。更紗は、南蛮船に乗って渡来したもので、キリシタンロマンの島、天草の異国情緒を味わうことが出来るものです。昨年は、食物被服部の生徒が中村様の指導のもと天草更紗づくりに挑戦しました。 

書「玉成」【校長室より】

校長室に掲げてあるこの書は、天草(大矢野町出身)が生んだ巨星、竹添進一郎(号 井々)先生の『 玉 成 』です。竹添先生は、明治初期の激動時代に不世出の外交官・漢学者として、日本はもとより中国等においても活躍され偉大な功績を残されています。また、帝国大学(東京)教授もつとめられ、熊本県近代文化功労者としても顕彰されている方です。なお、二女は講道館柔道の始祖、嘉納治五郎に嫁いでいらっしゃいます。

この書は、竹添先生が父の墓碑を天草本渡から玉名伊倉に移すとき、高台の墓所より船積場までの石碑運搬を天草中学校の生徒達が手伝ったことに感激して、贈られたものです。

玉成とは玉の如く立派に磨き上げるの意味であり、中国、宋代の儒者、張横渠の著書「西銘」にある「貧賤憂戚、庸玉女於成也」から取ったと伝えられています。