熊本城マラソンを走られた先生にインタビューしてきました

記者:熊本城マラソン、走るって噂でしたが、走ったんですか。

先生:もちろん、走りましたよ。

記者:それにしては、足が痛そうに見えませんが…。

先生:やせがまんですよ。や・せ・が・ま・ん!

記者:それにしても、よく走りますね。

先生:実は第1回目から走っています。第1回目は初めてだからと友達に誘われて、完全にお祭り気分で参加を決めました。

記者:以前から走る経験はあったのですか。

先生:フルマラソンなんていうのは全く初めてでした。お楽しみのイベントで、2Km、駅伝などに参加したことはありますが、せいぜい5Kmが最長でした。

記者:学生時代は、陸上部だったとか?

先生:いえいえ、中学校時代は弓道部(珍しいですけど)、高校時代は茶道部でした。

記者:いやぁ、よく走ろうと思ったな、走ろうと思えるなというのが正直なところですが…。

先生:最初は、本当に誘われてお祭り気分。1回目は6時間弱、2回目は5時間弱、3回目は抽選漏れでボランティア活動に参加、4回目、今回ですけど4時間半弱。だんだんとタイムが更新されていくと欲が出てきて、何か、やめ際が不明になってきたなという感じです。

   

 

記者:トレーニングはどんなふうにしていますか。

先生:1回目は初めてということもあって、20Kmを走るなど無理な練習をして足を痛めて困りました。その経験から、短い時間でいいから、毎日コツコツと積み重ねるのが大事かなと思ってやっています。時間的には普段は20~30分、時間が取れる時には夜1時間ほど走ることもあります。

記者:お金まで出して、苦しい思いをして、走ろうとするのは、それだけ熊本城マラソンに魅力があるってことですかね。

先生:色んなことに首を突っ込み、積極的に活動してきたので、周りから「走るのが好きな人」と見られていたり、「走るんでしょ?」といわれたりしてます。でも、そのことで、人の輪が広がるという一面はあります。熊本城マラソンは応援もすごくて、励まされる、力をもらえます。今年は暖かかったので、早い段階できつくなって、もう歩こうか、リタイヤしようかと思うことが何度もあったのですが、28Km地点で知り合いの応援があり、37.5Km地点でも生徒が応援してくれたりして、もう少し頑張らなくっちゃと、応援が力になりました。魅力といえば応援と景色ですかね。

記者:今年の順位は教えていただけますか。

先生:女子の登録者約2400人中240位そこそこでした。

記者:前10%ですね。すごいですね。今日は貴重な時間を割いていただき大変ありがとうございました。

話をうかがっていると、積極的に活動する気持ちで普段からいろんなことに取り組んでおられることが、走る環境を普通に作っているんだなと感じました。でも、やっぱり、走るのが好きなんですね。記者には絶対できないなと思いながら失礼しました。

      ※イラストは先生本人が描かれたものを使わせていただきました。
      ※途中の写真は、これまで先生が獲得された完走の記念品です。