【園芸科学科の紹介】
1 学科の目標
1「農業関連産業に携わる産業人の育成」
①あいさつや言葉遣いがきちんと出来る生徒
②幅広い知識と技術を高める向上心の育成
2「命の尊さや自然を敬う心を培う」
①何事にも感謝する心
②命の尊さや他を思いやる優しい心
3「農場実習をとおして勤労精神を養う」
①自己確立・目標達成に向けての努力を惜しまない人物の育成
②各種活動(農業クラブ活動)へ自主的に取り組む人物の育成
2 学科の学習内容
1年次:稲、ミニトマト、花苗の栽培、豚、牛の飼育を中心に、農業につ いての基礎を学習する。
2年次:1年次を受けて、園芸科学科の農業関連科目(「野菜」「草花」「果樹」「畜産」)を学習し、専門的知識と技術を身に付けつつ、3年次の専攻学習の分野を模索する。また、早期に進路指導に取り組むことで充実を図り、資格取得にも積極的に取り組んでいる。
3年次:「野菜」「草花」「果樹」「畜産」の分野に分かれ、専攻学習をとおして専門的な学習を行い、知識と技術の習得と問題解決能力を身に付ける。
野菜…アールス系メロン、トマト、キュウリを中心に、野菜栽培について学習。
果樹…ポンカン、温州ミカン等の柑橘類について学習。
草花…シクラメン、観葉植物などの鉢花の栽培を中心に学習。また花植え交流を通して個の成長を高める。
畜産…養豚と黒毛和種について学習。それぞれの家畜の成長段階に合わせ、総合的な飼育に関する研究。
3 在校生の声
夢は農業系を志望していた。農業をしている祖父の手伝い等でこの学校に入学することにした。最初は、この学校にいいイメージは持っていなかった。しかし、実習や学校生活を通して、この学校を好きになりました。とても、みんなが生き生きしており、みんな一生懸命夢のために勉強や実習に汗を流していたりしているところが好きになりました。それに、クラスのみんなと実習で協力できており、仲間と協力する大切さが心に染みつきました。
自分たちで花や野菜を育てているので、食べ物の大切さも学んでいます。今まで私は嫌いな食べ物は残し、好きな物だけしか食べていませんでした。けれど実習をしているうちに苦労して育てられたものを残し、私たちが食べるために殺されたものを残すのはダメだと思うようになりました。