本校の教育

     「地域に根ざし 夢に挑戦する学校づくり」
          ~天草の宝、子どもたちの健全育成~
              

(1)どんな学校づくりをするか(高校再編整備)                   
     
① 生徒が行って良かった学校

   ② 保護者が子どもをやって良かった学校

   ③ 教職員が勤めて良かった学校

   ④ 自分の子どもをやりたくなるような学校

(2)教育は人なり(3つの火を燃やそう)

   ① 一隅を照らす灯 
        ◆教職員ひとり一人が個性と専門性を発揮しさらに人間力を磨く

   ② 石中の火     
        ◆火打ち石から火花が散るように前例踏襲でなく果敢にチャレンジする

   ③ 燎原の火     
        ◆教職員が仲良くスクラムを組んで野焼きの火のように協働する

(3)目指す生徒像・目指す教師像(5つの誓い)

   ① 口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう

   ② 耳は人の言葉を最後まで聞いてあげるために使おう

   ③ 目は人の良いところを見つけるために使おう

   ④ 手足は人を助けるために使おう

   ⑤ 心は人の痛みがわかるために使おう

         「場を清める」「時を守る」「礼を正す」

 
「天草の宝・子どもたちの健全育成を目指して」
                                                          熊本県立苓明高等学校長 森山 大介
 苓明高校のホームページをご覧の皆さんいつもご愛顧いただきありがとうございます。
 本校は天草農業高等学校から平成5年に苓明高等学校に校名変更し94年目を迎えます。生徒達は「英知の岸」という安永蕗子先生作詞、岩代浩一先生作曲の校歌を大きな声で自信を持って歌ってくれています。英知の岸の3番に「♪真理の森にオリーブの玉の実ひしと培えば♪創造無限苓明高」とあります。平成23年より天草市は「オリーブの島づくり」に取り組んでおり、天草市と本校が協定を締結し、共同研究に取り組んでいます。平成5年に作られた校歌にある「真理の森にオリーブ」のフレーズに予言めいた縁を感じます。
 特に本校郷土芸能部の「天草ハイヤ踊り」は、昨年長崎県島原で行われた全国総合文化祭に熊本県代表として出場し、天草市の元気を全国に発信しました。
 昨年度から本校では「いいとこ発見伝」で毎日生徒のいいところを発見し、生徒を「認め、ほめ、励まし、伸ばす」取り組みを行っています。そして、たくさんの生徒とそれを見つけた職員の「いいとこ表彰」をしました。また、ボランティア活動は毎月多くの生徒が休日に参加し、地域の清掃活動をして頑張っています。その他、42㎞・30㎞のウォークマラソン大会は伝統行事に育っています。
 昨年度から本校、河浦高等学校(園芸科学科)及び苓洋高等学校を新しい学校として発展的に再編・統合するための天草地区新設専門高校開設準備室が開設されました。各校舎間の距離は24㎞あります。校名決定や綱領・校訓・校歌・校章等地元検討委員会、各種小委員会をとおして慎重に進めています。
 第18代校長林田司先生から、激励のお電話をいただきました。そして、北海道の谷昌恒校長の『ひとむれ』にある「過去に対しては帽子を取ろう。未来に向かっては上着を脱ごう。」という一節をご紹介下さいました。本校は天草農業高校から苓明高校へと学科改編・校名変更と幾多の苦難を乗り越えて本校を築いてこられた方々に対して帽子を取り、深く敬意を払わなければならない。しかし、これからはそれらを土台に、また上着を脱いで一汗掻くべきではないのか、と・・
 「教育は人なり。」といいます。本校の74名の教職員、何れもしっかりした信念を持ち、真摯に前向きな姿勢で努力しております。今後も先生方とがっちりスクラムを組んで教育成果をあげていく覚悟です。
 皆様方の御指導御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。


               
                苓明高校校長 森山大介

 

 
 

苓明高等学校

熊本県立苓明高等学校における「学校いじめ防止基本方針」
H26「学校いじめ防止基本方針」.pdf