進路指導部の重点目標

令和5年度(2023年度) 進路指導部の重点目標

 

  進路指導部を中心に、全職員がキャリア教育と人権尊重の視点に立って、幼小中高一貫した指導を実践し、幼児児童生徒、個々の希望・能力・適性に応じた進路を実現する。

進路便り

<令和5年度(2023年度)> PDF版とテキスト版を公開します

・11月17日発行

   R5 進路便り.pdf

   R5 進路便り.txt

・12月22日発行

   R5 進路便り第2号.pdf

   R5進路便り第2号.txt

 

<令和4年度(2022年度)> PDF版とテキスト版を公開します

・11月11日発行

   R4進路便り1号.pdf

   R4進路便り1号.txt

・1月20日発行

   R4進路便り2号.pdf

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・1月27日発行

   R4進路便り3号.pdf

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・2月24日発行

   R4進路便り4号.pdf

   R4進路便り4号.txt

 

<令和3年度(2021年度)> PDF版とテキスト版を公開します

・6月4日発行 

        R3進路便り1号 .pdf

              R3進路便り1号 .txt

 ・11月26日発行

            R3進路便り2号 .pdf

    R3進路便り2号 .txt

    ★ニポラチャンネル案内.pdf

・1月26日発行

               R3進路便り3号.pdf

               R3進路便り3号 .txt 

・2月22日発行

           R3進路便り4号.pdf

                R3進路便り4号.txt

 

<令和2年度(2020年度)> PDF版とテキスト版を公開します

・6月5日発行

 進路便り1号.pdf

 進路便り1号.txt

・12月18日発行

 進路便り2号.doc

 進路便り2号.txt

・令和3年1月15日発行

 進路便り3号.doc

 進路便り3号.txt

 

<平成31年度(2019年度)PDF版とテキスト版を公開します

・5月10日発行

 H31進路便り1号.pdf

 H31進路便り1号.txt

・11月29日発行

 進路便り第2号.pdf

 進路便り第2号.txt

 

 

<平成30年度> PDF版とテキスト版を公開します
・5月11日発行
     進路便り1号 
(PDF版)        
   進路便り1号 (テキスト版)

・7月13日発行

 H30進路便り2号.pdf

 H30進路便り2号.txt

・2月15日発行

 H30進路便り4号.pdf

 進路便り第4号.txt

・3月8日発行

 H30進路便り5号.pdf

 H30進路便り5号.txt

  



<平成29年度> PDF版とテキスト版を公開します
・5月12日発行

  進路便り1号(PDF版) 
  進路便り1号(テキスト版)
・12月15日発行
  進路便り2号(PDF版)
  進路便り2号(テキスト版)
・2月16日発行
  進路便り3号(PDF版)
       進路便り3号(テキスト版)

 
<平成28年度>
進路便り1号

進路便り2号

進路便り3号
進路便り4号
進路部からのお知らせ

進路部からのお知らせ

「くまもとお仕事探検フェア2023」に参加しました!

 くまもとお仕事探検フェアは、公益財団法人熊本県雇用環境整備協会が平成23年度から実施しているイベントです。県内の企業や団体、大学、専門学校などが県内の高校生(1・2年生)に対し、仕事や学びの体験を通し、企業・業界・学校の魅力や仕事のやりがいを伝え、より良い進路選択や職業理解につなげる等の目的があります。

 今回は、高等部普通科1・2年生8人と職員8人が参加し、多くの職業や学びに触れました。また、今年は午前中の参加だったため、オープニングのテープカットを見ることができ、サプライズゲストのくまモンとも会えました。様々な「体験あり!発見あり!」の充実した約2時間となりました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高等部理療科進路学習会「先輩を囲む会」

 11月24日(金)6校時に5校時に、高等部理療科進路学習会「先輩を囲む会」を実施しました。今回は県内唯一のヘルスキーパー(企業内理療師)として株式会社TMJに勤務しておられる樋口智子先生〔平成26年度(2014年度)本校専攻科理療科卒業生〕にお越しいただきました

 具体的な仕事内容、普段心がけていること、患者本意のコミュニケーションの重要性などをお話いただきましたが、中でも、「国家試験合格を目標にするより、卒業後どうなりたいかを考えて行動することで、意欲的に学習に取り組めるようになる」というお話が、多くの生徒の印象に残ったようでした。

高等部普通科進路学習会「先輩を囲む会」

 10月13日(金)5校時に、高等部普通科進路学習会「先輩を囲む会」が実施されました。今回は、2015年度卒業生で現在品川区役所に勤務しておられる稲岡様から「進路選択に向けて」と題して、高校時代の活動や進路選択・決定までの過程を、オンラインで伺いました。ユーモアあり、真剣さありの御講話に熱心に聞き入り、メモを取る生徒たちの姿がとても印象的でした。部活動・大学受験への積極的な取り組みの姿勢や、自身の見え方を周囲に的確に伝達しつつ学び働く姿勢は、生徒たちにとってよい見本となり、大変参考になったようでした。また、講話を通じて、生徒たちは自身に適した働き方を模索することの重要性、やりがいを感じつつ豊かな人生を描くことの重要性を強く実感するなど、多くの学びを得たようです。

 今回、勤務の合間を縫って生徒たちのために講師をお引き受けくださった稲岡様、貴重なお話をいただき、ありがとうございました。

 また、お子様の進路への理解を深めるために、本学習会にご参加いただきました保護者の皆様にも、心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「就職ガイダンス」が実施されました

 6月30日(金)の3、4校時に、厚生労働省委託事業で「( キャリア形成支援期コース)就職ガイダンス」が実施されました。

 今回、中学部2年生と高等部1、 2年生が各学部に分かれて参加しました。

 当日は、中学部に福崎かおり先生、 高等部に杉山友香先生を外部からの講師としてお迎えし、 熱心にご指導いただきました。

 中学部の授業内容は、聞き方(聞く姿勢)や、 さまざまな仕事について等でした。

 高等部は、座り方・立ち方・お辞儀の仕方などの基本のマナーや、 自己PRの作成の仕方と自己紹介の練習、 さまざまな職業の検索方法(job tag)の学習でした。

 講師の先生の質問に答えたり、 実際にその場で練習や体験をしたりと活動的な授業で1時間半があ っという間に過ぎました。

 今回の就職ガイダンスを通して、 働くことの意義や企業が求める人材について、 多様な職業を知ることの重要性について等も考えることができ、 将来の進路について思い描く時間となったようでした。

 講師の先生方、大雨の中大変ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高等部理療科進路学習会「先輩を囲む会」

 令和4年10月28日(金)、本校会議室にて、今年度2回目となる高等部理療科進路学習会(先輩を囲む会)を開催しました。今回は、平成26年度に本校専攻科を卒業され、現在株式会社キュアに勤めておられる黒川和彦先生を講師としてお招きしました。

 黒川先生は、先天性の弱視でしたが目が悪い自覚はあまりなく、体を動かすことが得意だったため、トランポリン競技コーチ及び普及指導員資格を取得され、特撮のスタントマン等の体を使う仕事をしておられました。現役引退後はスーパーの精肉加工の仕事をしておられましたが年齢を重ね視力が低下してきたため、60歳で盲学校の専攻科に入学。資格取得後しばらくは、阿蘇マッサージ療院にて勤務されましたが、熊本地震の影響により、訪問医療マッサージを行う株式会社キュアに転職されました。現在の職場では患者対応や治療技術が高く評価され、後輩施術者への指導を任され活躍しておられます。

 「得意なことを伸ばして障害をもろともせずに楽しく前向きに生きてこられたこと」、「スタントマンをしているときの体調管理、肉をさばく仕事などの過去の様々な経験が専攻科でのあん摩の技術習得や解剖学の学習に役立ったこと」、「高齢患者さんへの対応や治療上の工夫といった訪問マッサージの仕事に関すること」など、幅広いお話を聴くことができ、大変有意義な時間となりました。仕事の合間を縫って、貴重なお話をいただいた黒川さんに、心より感謝申し上げます。

保護者施設見学会その3

 進路指導部で毎年夏休みに計画している保護者対象の施設見学会、今回は「障がい福祉サービス事業所ケア・ハピネスCARE HAPINESS」の報告です。
 「ケア・ハピネス」は、熊本市北区梶尾町にあり本校から車で約30分ほどです。障がい者支援施設「チャレンジめいとくの里」系列の事業所で、近辺には「めいとくの里」関係の施設もいくつかあります。定員40名のうち、現在37名の利用者さんが当施設で活動されています。ケア・ハピネスは生活介護事業所ですが、大きく3つの活動に分かれており、それぞれの名称を「らふ」、「そよかぜ」、「ログカフェ」といいます。
 「らふ」は、英語のlaugh(ラフ、笑うという意味)からつけた名称で、名前の通りみんなが生き生きと楽しく笑って活動しているグループで、「五感」で感じる活動を提供され、創作活動、外出等に取り組まれていました。
 「そよかぜ」では、利用者さんがそよかぜにあたるような心地よさを感じながら個別に活動に取り組む所です。ウオーキング、個別の身体活動を行い体力を維持し、また各利用者様の得意な動きを活かして香り玉を制作したりしているとのことでした。
 「ログカフェ」で働く利用者さんは、利用者さんのおやつ、カフェに来られるお客様へのお菓子を作ったり、カフェ接客業務を行っているそうです。外観のみの見学でしたが、とても居心地の良さそうなカフェでした。
 「ケア・ハピネス」では、希望者の方は入浴もでき、実際に見学させていただいた入浴の場所はとても清潔で広く、利用者さんが使用しやすいように工夫されていました。

 また、地域の人達とより積極的に交流を行うことを目的に、近年、ケア・ハピネスのすぐ隣に『かじおハピロバ』という広場ができ、クリスマス、成人、還暦のお祝い等、様々なイベントを催しておられるとのことでした。施設の利用者さんと地域の人達が楽しく交流されておられる写真を見せていただきました。
 ケア・ハピネスは通所の生活介護の福祉施設ですが、グループホームもあり、グループホームを利用される方への食事も出しておられます。
 各利用者さんたちに対しても、医療的ケアが必要な人のため、医師が常駐しておられ、施設で出す食事もそれぞれの利用者さんに対応した食事を作っておられます。
 ケア・ハピネスを見学させていただき、施設の支援員さんからお話を伺って感じたことは、「1人1人の利用者さんを大切に対応されておられる。」、「利用者さんが楽しく交流できるように配慮しておられる。」、そして積極的に地域の人達と交流を行う「開かれた障がい者の施設」を目指して取り組んでおられるということでした。

 


 

 

 

 

 

3枚の写真説明:左からケア・ハピネス外観の写真、らふの活動場所の写真、そよかぜの入り口の写真。


 

 

 

 

 

2枚の写真説明:左からログカフェの写真、広々としたトイレの写真。

*なお、「ケア・ハピネス」の詳しい事業内容やパンフレット等は進路指導部がまとめて保管しておりますので、保護者の皆様は各学部の進路指導部までお尋ねください。 

 

 

高等部普通科進路学習会「先輩を囲む会」

 7月1日に行われた高等部普通科進路学習会「先輩を囲む会」について報告したいと思います。

写真説明:藤岡さんを囲んで話を聞く様子。

写真説明:藤岡さんに生徒が質問をする様子。

 今年は、講師として令和元年度本校卒業の藤岡まいさんをお迎えし、高等部普通科8人、中学部2人、保護者3人、関係教員が参加しました。

 前半は、藤岡さんの盲学校での生活の様子や、進路決定までの経緯等をお話いただき、後半は、質問にお答えいただく対話形式で進行しました。生徒からも積極的な質問があり、あっという間に50分間が過ぎました。終始笑い声の絶えない和やかな雰囲気の中、学校生活や進路選択・進路決定、障害理解、働くということに関する貴重なお話を伺うことができ、生徒たちにとって今後の道しるべになったことと思います。会終了後も、藤岡さんを囲んで、質問や思い出話、近況報告が絶えませんでした。

 藤岡さん、お忙しい中、長い時間にわたり本当にありがとうございました。

※生徒が書いた感想の一部を紹介します

●私は話を聞くまでは、「今は受験生じゃないから、今はそんなに勉強しなくても大丈夫だろう」と思っていたが、藤岡さんは2年生の後半から必死で勉強していたと聞き、自分もこのままではいけないという危機感を持つことができた。

●「高校生は楽しい時期」と話があったので、学校生活を楽しめるよう、勉強や部活動などしっかり取り組み、充実した学校生活が送れるようにしていきたい。

●コミュニケーションについては、まずは周りの人の様子を見ながら、難しいことを話そうとせずに、まずは簡単なことから話してみて、徐々に中身を深めていければいいということも学んだ。進路は変わることもあるが、「自分がやりたくないなと思うことがあっても、最後にはやって良かったと思えるようになるといい」ということを聞いた時、私は嫌なことがあると、「嫌」で全てを片付けてしまうので、少しやってみて、まずは続けられそうなところから少しずつ挑戦してみたいと思った。

●自分の障害について、もっと学生時代にかみ砕いて理解しておけばよかったという話があった。私は、今、自分の障害についてある程度理解できていると思っている。自分の障害について自分では分かっているつもりだけど、藤岡さんの話を聞いて、もっと自分の障害のことについて理解しておかなければいけないなと思った。

●講話の最後に自分の目の見え方について説明してくださり、非常にわかりやすかったので、私も自分の障害についてわかりやすく説明できるように、これから自分について理解し、練習していきたいと思う。

●自分の目や自分のことについて理解していると思っていても、それを相手にわかりやすく言葉で伝えることの難しさを感じています。また、自分が伝えることに躊躇することもあります。これから、少しずつ自分のこと、自分の目のことと向き合っていけたらと思いました。

●印象に残ったことは、「社会に出て自分から周りの人に支援をお願いするときに言い出しにくいとは思うが見えないことは見えない、分からないことはわからないと伝えられるようになることが大事」という話です。また、自分から支援のお願いをするのがあまりできていないので、しっかりお願いができるようにコミュニケーション能力などを身につけていきたいです。

●自分のできないこと、もっとしてほしいことは、遠慮せずに伝えた方がいいということも学んだ。私は、分からないことがあっても、そのままやり過ごしてしまったり、言おうと思っているのになかなか前に踏み出せなかったりするので、自分ができないことは先に言っておくということを心がけたいと思った。先に自分ができないことを伝えておくと、相手側からしてもらえることがあるということも学んだ。

保護者施設見学会 その2

 進路指導部で毎年夏休みに計画している保護者対象の施設見学会、今回は「社会就労センター ライン工房」の報告です。

 「ライン工房」は、熊本市東区戸島にあります。本校から車で約20分ほどです。第一空港線沿いの「らくのうマザーズ」工場の近くになります。

写真説明: ライン工房の外観

 

 障がいの重さに関係なく、地域の中に通う場所があり、そこに協力し合える仲間がいて、自分自身の役割がある、そんな空間を利用者に提供したいとの思いでスタートされた事業所です。就労継続支援B型事業・生活介護事業、就労移行支援事業、就労定着支援事業が展開されています。また、社会福祉法人ライン工房として、障がい者相談支援センター青空(委託相談支援事業所)、しょうがい者生活支援センター青空、グループホームゆうゆう館も展開されています。

  就労継続支援B型事業・生活介護事業では、利用される方それぞれのしょうがいに応じて、クッキーやパン、焼き菓子、自家焙煎コーヒーの製造、販売を中心に、注文を受けて行う軽作業の仕事が行われています。

 当日は、クッキーの製造・梱包、シール貼り、フルーツキャップの箱詰め、洋服につけるタグへの糸通し、珈琲の梱包作業を見学させていただきました。皆さんそれぞれのペースで、和やかに仕事をされていました。

 また、本校卒業生がお菓子の袋にシールを貼る仕事を間近で見学させていただきました。取り組みやすいように工夫した道具を用いて、生き生きと笑顔で仕事をされていらっしゃいました。この姿を、本校生徒たちにもぜひ伝えたいと感じました。

 2枚の写真説明:上から、 補助具を使ってクッキーのラベル貼りをしている写真、使用している補助具の写真

 就労移行支援事業では、仕事のマナーや心構えを学習されていました。就職に向けて学ぶ積極的な雰囲気を感じました。帰り際に、クッキーや焼き菓子を購入させていただきました。たくさん種類があり、どれもおいしくいただきました。

 利用者の皆様の一生懸命な姿に、心を打たれた見学会でした。ひとつひとつ丁寧に説明してくださったスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

 

※「ライン工房」の詳しい事業内容やパンフレット等は、進路指導部がまとめて保管しております。保護者の皆様は各学部の進路指導部までお尋ねください。